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2018/06/24(日)
わからん。。(笑)
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日本語を忘れぬように、と思って、「日曜討論」を見る。与党側が「繰り返しになりますが」と言えば、同じことしゃべるな、とわめく自分がいる。どうせ議論はかみあってないんだから。(笑)高度なんとか制度がどうのこうの、参議院の定数がどうのこうの、といろいろ言っていたが、一番さっぱりわからん、とわからんことが明白になったのがカジノ議論である。いったい誰を対象にして、議論しているのか、さえわからぬ。(笑)与党側は、日本を観光立国にする成長戦略お一端だという。ほう、では、カジノへ行くのは外国人観光客だと期待しているのだろうか。私の疑問ー入場料6000円だそうだが、それは外国人観光客も払うの? 60ドルだよ。誰が払うか。(笑)まあ、アメリカ人で日本でも行こうか、という人は60ドルも払ってカジノには行かないと思う。ラスベガスのカジノは、確か、ただだよ。入場料をとるという感覚がさっぱりわからん。ラスベガスのカジノで見たのは、下層階級のアメリカ人だった。あの人たちは日本まで行かない、行けないなあ。日本政府がモデルにしているのはシンガポールやらマカオだと知った。どちらも若いときに行ったが、あそこは都市国家でしょう。ほかに何もないでしょう。ああいう都市国家をモデルに、日本の観光政策を考えてもなあ。それに、シンガポールもマニラも、アジアの真ん中である。日本は極東ーつまりアジアの端っこ。。地政的な条件がぜんぜん違うと思う。国際会議を呼び込むといってもなあ、どっかピンボケだなあ。もう一つ議論で不思議だったのは、依存症対策うんぬん。。パチンコでも依存症の人がいっぱいいるそうな。外国人観光客を対象に議論しているなら、外国人の依存症なんて心配しなくていいわけだから、なんでここに依存症うんぬんが出てくるのかさっぱりわからん。とにもかくにも、日本人なら入場料6000円も払っていくのだろうか。面白かったのなら、週3回まで、という規制。ある党の人がいった、競輪競馬でも週末だけなのに、週3回はすでに依存症だ、という意見。週3回いけば入場料だけで18000円。誰が払うか。ギャンブルで18000円稼ぐのは大変である(笑)あ、そうそうクーポン発行で入場料をチャラにするという方策もあるそうな。なるほど。それなら日本人もじゃんじゃん行けそうだなあ。。がんばってちょ。(笑)カジノが好きな人がいるのは、クルーズ船で経験済である。あれは、種子島行の船の中だっただろうか。夜になると、船客がいそいそして、ルーレットの回りに集まっていた。ふ〜〜〜ん、と思った。クルーズ船でのそういう人たちのもう一つの楽しみは社交ダンスだった。ドレス持参で、踊っている人たちがいた。まあ、日本政府は、社交ダンスにルーレットが楽しみ、といった階層の人たちをターゲットにしているのかもなあ。じゃあ依存症なんて心配しなくてもいいではないか。あの人たちは、パチンコをやって依存症になっている人たちとは交差しないと思うけれど。。でもまあ、私はカジノの、あの落ちぶれたような、ネオンちゃらちゃら、騒音がしゃがしゃの裏町っぽい雰囲気が好きなときもあるけれど、まあ、長居したいとは思わない。 人間の性に哀しくなっていくからである。性ー満足することを教えようとはしない性。一日座りこんでるらしい人もいる。ああなると、勝ちたいと思って座っているのではない。あのネオンっぽいちかちかの光と、ガラガラの機械音の刺激から離れられなくなっているのである。そして、次の瞬間、何が起きるかわからない、というその刺激と興奮にすべてを吸い取られてしまっているのである。精神的廃人かも。。今日のテレビ討論では誰も口にしなかったが、クーポン券発行禁止を法律として明確に打ち出すべきだろう。 道のゴミ拾いで、長年土に埋っていたらしい、さびきった25セント硬貨を拾って喜ぶほうがどんなに健康的だろうか。(笑)
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