〜ing〜アメリカつれづれ日記
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2018/06/22(金) 雑念2
久しぶりに、シカゴへリサーチに出かけようと思ったが、ここ3日ほど雨が降り続いている。イリノイの梅雨かあ。。(笑)雨降りのなかをドライブするのは、いくら昼間でも疲れるから、今日もやめることにした。で、書き忘れていた雑念を書いておこう。(笑)ごみ拾いエピソードーこのあいだ、道で、まだ小学校にもあがっていないような、あがっていても1年生か2年生ぐらいの小さな子供たちに、ごみ拾いしてくれてありがとう、すごく助かってます、みたいなことを言われた。どういたしまして、と答えておいたが、あれだけ小さな子供に褒められたら、大の大人というか、もうくたびれてきた高齢者が喜んでいいものやら、ちょっとのあいだ悩んでしまった。(笑)まあ、小さな子供は純粋無垢ということを信じて、私がやってることは絶対善だと考えることにした。サッカーの試合でも、日本人のサポーターがごみを片づけたことが世界的ニュースになってるそうな。そうだ、そうやって、ほかの人がしないことをして、存在感を発揮していくのである。日本人が世界に誇れるのはごみ処理と環境問題への意識だと思う。狭い国土に生きることで培った細やかさを、どう世界的問題への解決につながえていくかである。中国といい、ロシア、アメリカといい、人が住めないところがわんさかあるどでかい国のやることのあとを追っかけても、まったく意味がない。 きのうだったかのごみ拾いでは、私がごみ拾い器をもってやってくるのを見て、足元のごみーあほが車の窓から投げ捨てた、マクドナルドかの袋やらカップが散乱していたのであるーを、わざわざしゃがんで、手で拾ってくれる黒人男性がいた。あああああ、いいですよ、私、道具もってますから、と声をかけたが、拾って渡してくれた。あああああ、すみません。。やっぱり気を使ってしまうんだ、かわいそう。。いい人だった。(笑)サッカーといえば、日本のメディアの騒ぎ方がようわからん。なんであんなに喜んでるの。相手チームは人数が一人足らずに、かつエースはいなかったんでしょ。勝ったといってもなああ。。なんであんなに喜べるのか。。一つ思うこと。日本人は相手を見ない。何が何でも自画自賛で終わる。 真珠湾攻撃と同じだ。真珠湾のときは、やっつけたら、アメリカが頭を下げてくるだろう、と思ったそうな。あっほ。。ようし、やりやがったな、覚えとけ、と相手が考えるだろう、とは考えなかったらしいところが、今のサッカーの熱狂と同じである。沖縄戦も同じ。日本側からすれば、本土攻撃を遅らせるための持久戦だった、というが、アメリカ側からすれば、日本人は沖縄人を差別するから、沖縄に侵攻しても、日本は沖縄を切り捨てるだろう、そこから本土攻撃にもっていくと計算したのである。相手の計算を読まずして、自分の都合やら思い込みだけを信じてやり過ごそうとするメンタリティ。相手を読み、現実を直視し、自らを俯瞰する意識に欠けるのは、学者も同じである。このごろ、日本人の学者もしくは研究者は、自分たちの思い込みで論文を書くのだ、ということを実感しはじめた。手っ取り早くいえば、嘘を平気で書いているのである。なんとかいうアメリカの新聞に死亡記事が出ていた、だれそれー日本人はアメリカで評価されていたと、研究者が書いていた。だから、その新聞で死亡記事を探したが、見つからなかった。記事の日付を教えてくれ、と頼んでも、教えてくれない。そうでしょ、自分で思いこんで勝手に書いてるだけだからである。むずかしくいえば捏造である。自分が研究していることはすごい人のことなんだ、という自分のエゴを満足させるためだけの捏造。。これが学者の研究? 情けないことだ。まあアメリカのことを日本語で何を書いても、何のインパクトもないけどね。(笑)しかし、研究は成長するという学問の普遍性を考えると、こういう日本人の学者世界のあり方は不毛の限り。(悲) というわけで、自分の思いこみだけで世界を見て、自分だけが満足するメンタリティは、あの島国に昔から充満している。まあ、何の役にも立たない日本語の本の世界だけならいいけれど、戦争とかに巻き込まれたらどうするのか。(悲)というわけで、次のサッカーの試合、がんばってください。ゴミ拾いもがんばってください。私もがんばります。(笑)


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