〜ing〜アメリカつれづれ日記
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2018/08/16(木) ノモンハン
昨夜、NHKスペシャルの「ノモンハン」を見た。びっくりした。ノモンハンとは、モンゴルの大草原のど真ん中のことだったのだ。てっきり満州とソ連の国境ぐらいに想像していた。で、その内容である。腹が立って腹がたって、もうここには書けない。司馬遼太郎も書けなくなった、と聞いた。そりゃそうだろう。私ですらきのうは寝られなかった。日本って、日本人って、しょせんこれだけのものなんだ、とようく覚悟しておかねばならぬ。バカな人間どものために、なぜあれだけの兵士が死なねばならなかったのか。腹立たしいのは、人間を人間とも思ってない人間が上に立つとどうなるか、の典型的見本である。日本という国は、日本そのものが腐った組織である。海に囲まれているから、発想が内にしか向かない。日本という国は、big fish in small pondを体現する国である。 自国民を大量に殺すことに何も感じなかった張本人たちは、戦後ものうのうと生き延び、そして遺族からの問い合わせに、「私が知るかぎり、知りません」とのうのうと言ってのけているのである。あれっ、これってつい最近聞いた言葉ではないか。公文書改ざんで、官僚たちが言った言葉と態度である。戦後73年が何やねん、お前らの根性はいっこうに変わっていない。日本人がアメリカに原爆投下を問うと、アメリカは自国民を犠牲にしないため、と答えるが、こっちのほうがよっぽどまともである。自国民を平気で殺せる指導者がわんさかいたクレージーな日本を降伏させるために、手段を選べなかっただけではないのか。日本人全員死ぬまで戦うといっていたのは日本のバカな指導者である。生きて虜囚のはずかしめを受けるな、だと。おい、東条、お前ではないか、自殺できなかったのは。極東裁判で、一回の首つりで死んだのか。遺体でも、100回ぐらい吊ってやればよかったんだ。特攻隊員、人間魚雷、インパール、ノモンハン。そして南洋諸島、沖縄。親たちが経験した本土空襲。ほんとにかわいそうで、腹が立って仕方がない。で、ノモンハンでは、生き残った兵士のことを考えて撤退した部隊長に自決を促しているのである。何これ。よくぞ撤退した、とほめるのが筋ではないか。で、促した上司は、わたしゃ知らんだと。で、その上司の息子が言った、私の父親は少佐だったんですよ、大佐は何をしてんたんですか、大将はどこにいたんですかと。ふん、そうやって責任のがれしか考えられない人間ども。人間としてまともなことをした人を殺したのは、しゃべられては困るからだ。で、その少佐は、日記に書いてたそうな。参謀本部は、ノモンハンは負けた、と言っているが、現地軍は勝った、と考えていた、と。あっほ。お前だけや、勝ったと考えていたのは。日本軍2万人、ソ連軍5万人で、なんで勝てる。。勝ったと思いたがっていた少佐とやら、big fish in small pondの典型である。官僚も、日大も東京医科大も、ボクシングなんとかも、どこもかしこもbig fish in small pondがうじゃうじゃ、それが現代日本である。戦前からなあんにも変わっていない。で、番組は何も言わなかったが、怖いのは、2万人の兵士を平気で殺した肩書だけ立派な、あほな人間どもの証言記録をもっているのがアメリカだ、という現実である。日本人研究のために、証言をとったのだろう。やっぱりアメリカは怖い国である。現実を直視する。敵を知りつくして、己の道を切り開いていく。。敵を知り尽くす。。「思い」という言葉を連発している日本人にはそれができない。番組で情実という言葉を学んだ。参謀本部やら関東軍を動かしてたのは情実だったそうで。。あほ、情実で、殺されてなるもんか。お〜〜〜い、「思い」を連発している日本社会へ。「思い」なんて言葉で、ふわあああといい気持ちになってたら、憲法が勝手に改正されて、どっかアフリカの戦場送りに加担することになるぞ。戦争はだめ、平和がどうのこうの、とこれまた浮ついた言葉だけで満足していても同じだよ。めざめよ。ノモンハンを忘れるな。原爆を2度も落とされても、まだ降伏するのに1週間もかかったbig fish in small pondの人間どもを忘れるな。現代とどれだけ違うというのか。(怒)わたしは、あ、これはだめだ、と思ったら、すぐに白旗あげて出ていくぞ。。戦うというのは、引き際を知っていなければならぬ。自分の引き際は、自分を知っていなければならぬ。「思い」も「戦争はだめ」「平和は大事」といった言葉は、自分を知ることとはつながらない。むしろ、総論にからめとられた、中身からっぽの脳を作るだけだ。気をつけろ(怒)


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