〜ing〜アメリカつれづれ日記
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2019/01/31(木) 北極圏2
続報。今日も学校は休みである。ということは、図書館も閉まってる。はあ。きのうは、郵便屋さんもゴミ収集車もこなかった。台所の窓の前の温度計も、これぐらい寒くなると、だめになるらしい。温度計の中の銅線が、なにやらだめになって、正しい気温を示さなくなるらしい。水銀柱だけが正しく測れるそうな。というわけで、きのうのデカブは、シカゴより冷たくて、北イリノイで一番冷たい場所ということで、華氏マイナス25度、風による体感温度がマイナス50度ぐらいになったとか。今日はどうなるか。きのう、ゴミ捨てにガレージに普通の恰好で出てみると、さむ〜〜〜。死ぬ、を一瞬で感じた。昼間、ドアの外に顔を出したときもそう。一瞬で鼻が詰まって、窒息しそうな感じになる。というわけで、今日も一日家でごそごそ。水道のパイプが破裂するのが怖くて、水をポトンポトンと出しっぱなしにするとか、家のヒーターの設定温度をあげるとか、なにかと大変だあ。。今日が限度かなあ。明日はシカゴでの仕事があるなあ。。行かせてくれえ。。(笑)ハナといえば、書いておきたかったこと。気候が崩れる前日、スーパーで、なんと日本の菊を見つけたのである。菊人形とか、いろいろ形を作って、展示会をする大きくて、花びら?が細かく線状になってるやつ。アメリカの菊は、なにやら雛菊のような小さいものしかなく、墓参りにもっていくやつだ、と一度も買ったことがなかった。それが何と、大きく繊細で、これでリンカーンの顔でも作ってやれば、とか思わせるような(笑)のが売られているのである。迷わず買った。が、その名前である。マムフットボール。なんでフットボールやねん。そのへんの感覚がようわからん。(笑)名前はともかくも、今までなかったものが登場してうれしい。願わくば、黄色だけじゃなくて、白やら赤やら?紫やら?も作ってほしい。。去年、明石城のお堀のところで大菊?展示会をやっていたのを見たが、あれは春だったのか秋だったのか。気温零下30度じゃなかったよなああ。(笑)日本のテレビを見ると、相変らず腹がたつことばかり。言葉である。車を運転しながら、スマホで漫画本を長時間読んでいた男に追突されて、嫁さんを殺された旦那の、裁判での言葉ー被告の方を拝見しましたが。。。あっほ。嫁さん殺した男を方(かた)と呼び、拝見とは、どういうこと? 拝見のはいは、拝むだぞ。。お前、嫁さん殺した男を拝むのか。。こういう言葉遣いをしなかったら、やいのやいのと批判でも来るというなら、批判するほうがおかしいのである。お前に、妻を殺された気持ちがわかるのか、うるさい、と言い返す根性で、裁判所で被告の顔を見ました、憎くて、つかみかかって殺してやりたかった、と言えばいいのである。それをまあ、「被告の方を拝見しました」だと。。情けない。そういう情けない言葉づかいしかできない人間を大量生産して、平気な社会は地獄だ。と考えれば、父親に暴行されている、と告白した紙を、父親に直接渡され、殺されてしまった少女の無念はうかばれぬ。渡した市の教育委員会の委員長だか次官の顔が流れていた。。組織の中で、保身だけを考えて長年勤めあげた退職まじかのおっさんの顔。訴えると言われて、保身しか考えられなかったのだろう。訴える、と言われて、そうですか、訴えられるものなら訴えてみろ、と逆にすごんでやればよかったんだ。そのすごみを守ってくれるのが仕事をしている組織でなければならぬ。そういう上司はいないのか。ああ、そのおっさんが上司なんだ。こりゃだめだ。組織そのものが腐り、死んでいる。(怒悲)つかまった少女の父親の顔はきれいに隠されてしまって、これまた情けないこと。まだ、コンピュータの世界で知り合った19歳の女の子を殺した30代の男のほうがましかも。(笑怒)顔を全部出しきっていたぞ。やっぱりおなじ殺人とっても、無力な少女に手をかける男と普通の殺人とは、殺人者に違いがあるような気がする。保身といえば、国家公務員だって同じだ。政治の世界ではいろいろ騒いでいるようだけど。。。日本のテレビを見ても腹が立つし、アメリカのテレビはドアホの顔が出てきたら、脳血管が切れそうになるし。。。はい。今日も、零下30度の世界で洞窟暮らし。。それが健康で長生きの秘訣だ。洞窟の外ではろくなことがない。郵便やさん、今日も来なくていいよ。(笑)

2019/01/30(水) 北極圏
より冷たくなるそうで、今日は学校は休みと先週から決まっていた。きのう図書館へ行っても、明日は休みだから、と言われた。北極圏より冷たい、ってどのくらいになるのだろう、とわくわくしながら今朝を待った。台所の窓の外の温度計は、華氏マイナス20度。なあんだ、摂氏に直せば、零下30度ぐらいである。この程度なら、サウスダコタでも一度くらい経験したことがある。イリノイでもあるかも。。。先週から、休みと決め込むぐらいだから、摂氏零下50度ぐらい落ちるのかなあ、と思ってたのに。(笑)とにもかくにも、家の暖房装置が無事に動いているから、特に問題なし。よかった。。(笑)冷え切ってはいるけれど、きれいな青空だから、冬の自然美であることは確か。窓から「きれいなあ」と白い雪と青い空のコントラストを楽しむのは至福の喜びである。そういえば、このあいだ、日本のテレビで、自然が好きなのは、死が近づいている証拠だ、とか言っていた。はい。その通り。昔、シティガールで、夜の飲み屋街を歩くのが好きだった自分は、もうどこにもいない。(笑)このあいだ読んだニュースでは、妻がお気に入りだった長野?の山の中で、自転車に乗って、ごみ拾いをしているおじいさんの話が紹介されていた。気温が零下に下がることもあるので、重ね着をして、自転車のカゴに火入れをのせて走り、見つけたゴミは”宝物”だそうだ。う〜〜〜ん、ごみ拾いがニュースになるのはうれしいけれど、零下30度では、いくら重ね着をしても、自転車は走らせられないなあ。ごみも凍ってるなああ。。宝物と呼べるまでは人間できてないなあ(笑)今日は、これからもっと温度が下がるのかどうか見張っていよう。アラスカのほうがシカゴよりあったかいんだって。こういう日は、ごみの回収車や郵便屋さんが来るのかどうかもみものだあ。。わくわく。(笑)

2019/01/25(金) うれしいニュース
1 ドアホが譲歩して、何やら2月15日まで政府機関が再開されるそうな。よかった。。ドアホを見ていてつくづく思う、リーダーたるもの、やっぱり譲歩の仕方を知っている人間ということだなあ。欲しいものが手に入らないから、と脅しをわめくだけは、生まれたばかりの赤ん坊と同じである。ドアホ、お前のことだ。。でも2月15日が心配である。ドアホ、またアホなことをやりそうで。。(怒悲)そういえば、昔、お前は我が強いから、人に嫌われる、とよく言われたものだ。でも今になって思う、我が強くても人への譲歩の仕方を知っていれば、それでいいのでは。。親はそんなこと、ひとことも教えてくれなかった。ただただ、お前はダメ人間、と私に刷り込んだだけだった。(悲)我が強いぐらいが、この社会で生きていくのにちょうどいいのである。ただ、人に譲歩しなければならなくなったときは、適度の距離と時間をおいて、お互いの顔をたてながら、上手に譲歩するーなんていいながら、洞窟暮らしなんだから、実は何の意味もなし。。(笑)日本からのニュースでうれしいニュース。インドで、プラスチックごみを細かく刻んで、アスファルトに10パーセント混ぜるだけで、コストは3分の1で、道路は丈夫になるんだって。。一生懸命プラスチック袋を拾っている人たちの絵が流れた。すごくうれしかった。(笑)1キロもちこんだら10円で買い取ってくれるそうで、一日3回もちこむ人もいるそうで、お金ができたから、これで子供を学校へやれると女の人が喜んでいた。ごみを拾って、町はきれいになるわ、道もよくなるわ、で、一石三鳥ではないか。私ももう一度インドへ行きたい。3度目のインドはごみ拾い。。ごみだらけだから、やりがいあるぞお。。(笑)ヨーロッパではアスファルトにプラスチックをまぜる工法を使いはじめたそうな。アメリカでもやればいいのに。。あのドアホではなあ、気候変動はうそ、としか言えない情けない男だからなあ。はよ、ひっこめ、邪魔だ!!!(笑怒)

2019/01/22(火) あああああ(悲)
また年をとる。。いやだあ。。本気で。。あと1週間たらずである。たとえプレゼントをもらうことがあっても、あけてみたいとも思わないだろう。プレゼントより、時間を1年分巻き戻してもらいたい。。(悲)年をとった、をますます実感している。先週の金曜の夜、雪が降って、頼んでいるプロの雪かきやさんがなかなか来ないから、つい面白がって、ちょうど自分の車の1台分だけ、ドライブウェーの雪かきをしたのである。あっほ。。(悲)あれからずっと腰がわるい。ぎっくり腰になったわけではないけれど、よく似た感じで、ちょうどぎっくり腰の直りかけの状態である。だから、きのうじっちゃんばっちゃんのボランティアに行っても、じっちゃんばっちゃんが勢いよく投げたボールを床から拾うのに、腰がかがめなかった。あああああ。(悲)もう金輪際、ドライブウェーの雪かきはしないと決めた。デッキの上が限度である。何のために雪かきやを頼んでいるのかわかったもんじゃない。でもまあ、ちょっとやってみたかっただけ。。もう若くはないのだあ。。(悲)でも、雪かきのあとで行った水泳は楽しかった。閉経期の身体が変わるときは、体全体がアレルギーだろうか、まっかっかになったり鼻血が出たりと、体の変調があって、なかなかうまく泳げなかったが、だいぶ体が若いときに戻ったかのように、けっこうすいすい泳げるようになった。感謝、である。というものの、このごろは旅行に出ると、そこから通常の生活リズムに戻るのにも、時間がかかることを実感している。12月の初めにニューヨーク、終わりにサンフランシスコ、1月の初めにアリゾナとばたばたしたが、アリゾナがあまりにもよかったというか、西部劇に出てくる、腕やら顔があるような奇妙な形の大きなサボテンを、生まれて初めて見て感動した、その感激がなにやらなかなか抜けなくて、帰ってきて2週間近く経って、やっと日常に戻ったような気がする。もう旅行にはしばらく行きたくない。。(笑)昔は、1ケ月に1度はうろうろしたかったことを思いおこせば、これも老化現象にほかならない。85を過ぎても、まだ高い山に登りたいという冒険家の挑戦なんて、さっぱり理解できず(笑)冬に行くアリゾナはよかったが、夜ホテルで見ていたテレビは最悪だった。ちょうど連邦政府の一部機関の閉鎖が最長になりそう、という時だったので、そりゃもう、テレビはどあほの話ばっかり。どあほのあほさ加減は腹が立つばかり。金持ちのどあほは、対費用効果の観念一切なし。金さえ出せば、自分の思い通りのものが手に入ることしかしらない人間に、公的な地位、公職の意味は理解できないのである。なんで効果の低い壁に、税金をつぎ込まねばならぬ。そういえば、アリゾナでメキシコとの国境の町を見てきた。大きな壁に有刺鉄線がぐるぐる巻きにしてあった。壁があっても、悪いことをする人間は悪いことをする。その証拠に、車体の下部を点検している移民官の姿を見た。今まで通りやってたらそれでいいのある。あっほ。そういえば、その国境の町を、どあほがアメリカをグレートにする、と書いたピンクの旗をたてて走っているピックアップトラックを見た。こいつらもあほ。。アメリカが、どあほのせいで、どのくらい力を失っているのか、こいつらはさっぱりわからんわけだ。ええのう、のんきなアホは気楽に生きられて。。知らぬが仏、とはこのことだ。(笑怒)テロの危機は今である。ドアホが危機をあおっているのだ。帰りの飛行機に乗るのに、空港で思わず、荷物検査の係員たちに、私たちのために仕事をしてくれてありがとう、と言ってしまった。笑って喜んでくれた。(笑)給料の支払いが滞っているのに、仕事をせねばならないというのは、それはそれで大変なことである。ドアホ、お前にはわからんやろ。。(怒)ドアホが、なぜあそこまで壁にこだわるか。答えは一つ。おおっぴらには言えぬ理由がある。メキシコのブラウンマンが増えるのがいやなのである。ただそれだけ。人種差別者め。しょせん心の中は、白人優位主義者である。ほぼ宗教心に近いような確信がなければ、あそこまで壁にこだわるはずがない。人種差別者よ、お前の嫁さんの国からは悪い人間はこないのか??(怒)そういえば、きのうだったか、アム*という歌手の番組を見た。名前は聞いたことがあっても、どんな歌を歌っていたのかまったく知らなかったが、番組を見終わった感想ー賢い人だったんだ、だった。なぜか。引き際がきれいからである。山口もも*といい、きれいな引退ができる美学を知っていることが、その人の人生観と賢さを決定づけると思う。人間、やっぱり最後は美学と、美学を支える自分の思想である。身体はもうがたがきてしまったが、心だけはきれいに???(笑)そういえば、ボランティアに行ってるところで、骨と皮になってた人が、アリゾナから戻ると、消えてしまっていた。代わりに、元気のいい、体の大きい、でも頭は完全にだめになって、徘徊する白人女性が入っていた。スタッフたちはみんな苦労している。引き際の美学って何。。いつ。。。改めて自分に問う。。むずかしいなあ、生きるって。誕生日があろうとなかろうと、ただ生きるのがむずかしい。。(悲)

2019/01/02(水) 新年雑念
新年なんて、何もめでたくないよ、とひねくれたことを考えていたら、新年にわざわざ「めでたい、めでたい」と言うことで、今年1年をめでたいものにするのだそうな、と教えてもらった。要するに、言霊の力というか、自分に暗示をかけるというか。そうか、じゃあ、あああああ、新しい年になって、めでたい、めでたいなああ。。(もう、言霊の神様はそっぽを向いてる感じ。。笑)書き残しておきたいことーこのあいだ、テレビを見ていてびっくりした、歌手の石川さゆ*がはっきり言ったのである、このごろ、ちょっと当たっただけでも、ちぇっって舌打ちする人がいるでしょう、もっとみなさんに優しくなってもらいたい。すると、共演者の若い子もうなづいた、前はそんなことなかった。。おおおおおお、私が国会図書館で経験した、あの不寛容の心があっちこっちで顔を出しているらしいのである。そうか、私だけじゃなかったんだ。そうだよ、もっと寛容にならねば。。関西弁のおばさんが、サンドウィッチの袋があけられんでぶつぶつ言うことが、なんでそんなに怒るに値するのか今だにさっぱりわからん。石川さゆ*でも舌うちされるの???やっぱり東京はかなりひずんでるねえ。(悲笑)オンラインのニュースで、日本は近代化に失敗した、感情化しすぎている、という批評家の言葉を読んだ。感情化か。なるほど。私が嫌いな「思い」「夢」「希望」の氾濫も、この感情化の一端だろう。「思い」を聞かせてください、とはばかの一つ覚えみたいに、どのアナウンサーも言うが、考えを聞かせてください、はもうまったく聞かれなくなった。近代化とは、他者への恐れや不安を、他者と言葉を交わすことで乗り越えていく作業だという。そうだ、私が国会図書館で経験したことは、この感情化以外の何ものでもない。椅子やらテーブルをがたがたいわせて、自分が怒っていることを相手に見せつけ、自分がその場を離れるという不全な行動しかとれない若い女の子。。情けないねえ。かわいそうだねえ。それで生きていけるのか???これから外国人労働者が増えていくというのに、あの調子じゃ、人殺しも増えそうだねえ。。(悲)今、読み終えようとしている小熊英二の「日本人の境界」という本のなかに、次のような言葉があった。朝鮮や台湾といった日本の植民地における日本の同化政策についてである、「同化政策は現地住民の苦痛と反発をもたらすことは、明治期から外国人顧問のアドバイスをはじめとしたルートで伝わっていたが、日本側の自信不足がそれを無視させたのである。不安と自信不足を解消させるために、相手に犠牲を払わせることによって愛情と献身的忠誠を証明させすにはいられないという心理は、まさにサディズムと称してよい」(630ページ)自分が不安だからこそ、相手に犠牲を払わせることで、忠誠を証明させるー学者はサディズムと呼ぶけれど、手っ取り早くいえば「いじめ」やん。日本人のいじめは学校やら職場だけではない。日本民族そのものが「いじめ民族」だという私の仮説が証明されたようなものだ。(笑怒)自分が不安だから、他者をいじめ、いじめることで自分の力を確認し、悦に入るー「セゴドン」はどこへ行った??? 大きくなりたいなあ。。今年はもっと、もっと。。(笑 「大きい女の存在証明」を書いた女の言葉とは思えない。。笑)


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