〜ing〜アメリカつれづれ日記
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2019/10/31(木) 初雪
日本から帰ってきて、時差ぼけと戦っている。これがつらい。普通に生活ができるようになるまで、最低1週間はかかる。それでも帰ってきてよかったなあ、と思ったのは、庭でもみじ狩りができたからだ。もみじたちが大好きな深紅の色に染まっていた。やったああ。。うれしかった。それから2日ほどして、今は銀世界である。真っ赤な葉っぱに雪がどたりとのっかかっていて、もうもみじ狩りは終わってしまった。(悲)雪は明日には溶けるだろうけれど、もうちょっと楽しみたかったなあ。。(悲)もみじ狩り以外に、帰ってきてすぐ始めたこと。足の調子が悪いので、ヨガの無料クラスに行き始めた。近所のおばちゃんに、はよ、直しよ、と言われ、10年も痛みに我慢している自分に、ようやく真剣に嫌気がさしてきて、時差ぼけが治ったら、カイロみたいなところへ相談に行くことにした。日本のテレビを見ていると、あらためてあの国はダメになったなあ、と思う。江戸時代の番組で、若い男のアナウンサーが「江戸のみなさまたち」と言った。過去の時代の話をしていて、なんで「みなさま」やねん。みなさま、というのは、現実に自分の目の前にいる人間によびかける言葉と違うのか。江戸のみなさま、だって。気色悪う〜〜〜。そうかと思うと、歌番組に出ている朝ドラの女の子は、自分の母親が毎日おにぎりを作ってくれることを、「母に作っていただいて」と言った。あっほ。。。自分の家族のことを話すときに、いただいて、といった尊敬語は絶対に言えぬ。そういう言葉が表す社会の規範が完全に崩れて、ただただ、自分の親だろうが江戸の人間であろうが、何が何でもばかていねいに言うか、それとも、させていただく、式の、慇懃無礼とも思える言葉使いしかできなくなっている人間たちへ。社会の規範は、自分の思考の一端として自分の背骨も形成するものである。自分の中から社会の規範が消えると、その人間はもうぐちゃぐちゃふにゃふにゃになる。それが、母にお結びを作っていただいて、である。あっほ。あほな人間がやってるドラマはもう見ない。(笑)

2019/10/26(土) ごみ拾いやら何やら。。。(笑)
無事にアメリカ人夫婦が去って二日ほどが経った。30年来のつきあいだったけれど、それほどお互いを理解していたとは思えない。彼女が私が一番嫌いアメリカ白人女の典型と知ってー確かに知性があるから自分の弱さを隠すことはできるし、また自分は何でも知っているみたいな態度をうまくカムフラージュすることはできるが、人格の核は普通の人、というのがわかってちょっとがっかり。日本の公衆トイレは世界で一番きれいとか言うから、どこと比べているの、と聞くと、チベット、ラオス、タイと、自分が行った国をあげた。チベットと比べるなんて。。。(怒)アジア旅行が好きな夫婦だが、しょせん醜いアメリカ人で、パターナリスティックな態度でアジア人を見ているんだろうな、とはっきりと感じた。私のことも、しょせん世界物品展「ワールドフェア」の展示品の一つだったようなものだ。まあ、いいや。いっしょに行った九州旅行はよかったから。わがツアープラン計画作成能力に大満足!!!(笑)一番感動的だったのは、神戸から大分へのクルーズが終わって、港から大分駅までのバスの中で聞いた、おばちゃんの会話である。旅行の最初、神戸で港へのバスを待っているとき、いっしょに待っている人のなかに、車椅子にのっている奥さんを連れている老夫がいた。おばちゃんたち曰くーあの人ら、すごいなあ、車椅子に乗った奥さんまで連れてきて。よっぽど若いとき、悪いことしたんやろなあ。罪ほろぼしで、年とってから奥さんに尽くす人、けっこういるけどなあ、奥さん、全然喜んでないでえ。いやがってるわ。まあ、男は、めんどうみてもらおうと思ってるやろうけどなあ、離婚してる人も多いでえ、離婚させられたんやろけど。。私は、げらげら笑い、私の前にいたどこかのおっさんは、顔を横にして、後ろからの声に聞き耳をたてながら、にやにやしていた。どこも同じ!!!(笑) 何が何でも謝ろうとしないアメリカ人(もっといやなのは、自分たちのembarrassmentを隠すために笑うのである。これが一番腹が立つ。彼らが弱い証拠である。そのくせ、自分たちはえらいと思っている。傲慢の典型。極言したらドアホといっしょ)にいらいらしていたら、アメリカからニュースが飛び込んできた。道のごみ拾いが認められて、何やら賞をもらうことが決まったんだって。あああああ、変にニュースになったら、もうホームレスの恰好をして歩けなくなるやん。ごみ拾いで歩いていたら、何やら挨拶が増えるかも知れぬ??(笑)ああ、めんどくさい、で返事は保留である。 日本の個人情報がどうのこうの、には疑問がある。確かに個人情報は守らねばならないけれど、金融機関でお金を引き出すと、何に使うんですか、と聞くのである。それこそ個人情報ではないか。何でお前らに話さなあかんねん、と返事はしなかったけれど。これって、特殊詐欺対策の一環? 何かがおかしい。(怒)ある店に買い物に行くと、研修中と書かれた名札をつけた若い、かわいい高校出たばっかりみたいな女の子がとろとろと、ていねいに包装してくれた。隣に、こわあいベテランっぽい30代のスタッフがいて、こいつ、何とろとろやってるんねん、あんた、邪魔、とぶつぶつ言ってる声が、そのベテランねえさんのレジの扱いから聞こえてきた。おお、女のこわあい世界で、この女の子、かなりいじめられてるなあ、と思ったから、声をかけてあげた。がんばってね、研修中なんでしょ。がんばって、また来るね。すると、そのおぼこい女の子、満面の笑みを浮かべて喜んだ。こわあいねえさんも、なにやら恐縮したような笑いを浮かべた。おお、あの調子なら、あのあと、ジェラシーからまたいじめられたかも。(笑)旅行がはいったから、神戸の滞在もあとわずかになってしまった。(悲)そうそううれしいニュース。ドアホが金を出さなくとも、国連の気候変動対策に、日本もヨーロッパ同様に増額した?とか。ヨーロッパは倍増させたとか。すごいなあ。ドアホには骨のある人間、国のことはわからん。あのあほな国にまた戻らねばならぬのか。。ちょっとなあ(悲)

2019/10/18(金) 神戸から
今日は、アメリカ人夫婦がやってくる日。雨だ。(悲)なにごともなく無事に終わりますように。日本は、オリンピック開催が決まったとき、えらく喜び、「お・も・て・な・し」といった言葉が流行語になったりしたが、最初からけちが付き続けた開催である。今でもはっきり覚えている、開催のニュースを聞いたころ、友達の家でパーティがあって私は、みんなに、8月にマラソンなんて、誰か必ず死にますよ、と言ってのけた。私にあきれたのか、誰も反応してくれなかったのを覚えている。(笑)で、今ごろになって、マラソンが札幌で開かれることになったことが公表された。きのうは、このニュースに反応があった。テレビで、ある人が、これって、敗戦した戦争と同じ構図なんですよね。日本人っていったん決めたら、それに固執したがる、と言った。見ていた私は、おおおおっ、と珍しく感激した。東京から札幌への変更で、もうすでに切符を購入した人とか、ボランティアのこととか、なにやらいっぱい問題が生じるらしい。きのうは、問題提起があったのに、今日からのニュースではまったく消えてしまった。おお、もめてるな、と思ってしまう、静かな水は深い、である。(笑)それにしても、建築費用のことでもめた中東の女性建築家の死とか、ロゴが模倣だとクレームがはいったこととか、今度のオリンピックはいったい誰のエゴが大きく働いたのか。誰が、ウソとついてまでも開催したかったのか。8月の誘致に、気候は温暖と宣伝したんだってさ。ウソである。うそをついてまで誘致しても、このざまである。加えてもっとびっくりしたのは、すでにマラソン選手を選出しているけれど、なんと暑さに強い選手を選んでいるんだって。笑ってしまった。札幌で開催となると、選手を変える? なにそれ、ただただ勝つためのカンニング? そんなことまでして、金メタルをとって、誰に何の得がある??金メダルがどれほどのものか。情けない、そんなことしか考えられないなんて。ウソをついてまで誘致したオリンピックに金を使うよりも、台風が来ても氾濫しないような河川工事をするほうがよっぽど大切である。そんなことを考える人がいるのかいないのか、電車の中で見る日本人の顔は表情もなく、くたびれきっている。ただただ若い女の子の顔が真っ白でいやにつるつるしているだけ。。(笑)終わってるようなあ、この国。それはそうと、うち水、ミストとやらでマラソンを強行しようとしたことを敗戦の理由と類似していると、ものごとの本質を喝破した人は、その後、番組の中で、ほとんど発言の機会を与えられなかったような気がする。そして、今、オリンピックの話はニュースではタブーのようだ。きのうの夜、よぼよぼした森というじいさんと、怒っているような東京都知事の顔をちらりと見ただけ。。日本人よ、本質を議論せよ。お。も。て。な。し。なんてセンチメンタルな言葉でごまかすな。今、特攻の本を読んでいる。ほんとにびっくりして、悲しくて簡単には読みすすめない。あの時代の軍人は、勝つことを考えていなかったのである。大局を見ない。フィリピンでのなんとか作戦を成功させるために、特攻をはじめた。そうやって若者を殺して、どんな勝算があったというのか。何もなし。戦争に勝てるかどうか、大局を見ていたら、真珠湾なんてできなかったはずなのである。何のために数百万もの若い人たちが死なねばならなかったのか。ほんとにかわいそう。今回のオリンピックのマラソンも同じである。暑さに強いから、と選ばれたマラソン選手さん、かわいそう。ウソをついてまでオリンピックを招致したどっかのおっさんに殺されたようなものだ。勝算もなく、敗戦が決まっていたときに特攻で殺された若者と同じだ。あああああああ、やっぱりこの国、おかしい。日本人が今もまだどこかに抱えている「誇り」はかなりおかしい。(悲)

2019/10/12(土) めんどくさいということ
いよいよ明日、家を出る。明日の晩はオヘアの近くに泊まって、朝7時前の飛行機に乗って、長い長い旅が始まる。考えたたけで気分が悪い。一応準備は終わって、あとは服を着変えて、歯ブラシとマウスガードを入れて、家を出るのみ。わくわく感はまったくなし。(悲)勝手知ったる自分の家に戻るわけで、植木のことで隣のおばちゃんが怒ってるだろうなあ、とか、今回の台風で窓ガラスは大丈夫だったかなあ、とか、30年の付き合いのアメリカ人夫婦との旅行が入っているから、無事に何事もなく終わるだろうか、とか心配ばっかり重なる。さっき、心の中で呟いている自分に愕然となった、お母ちゃん、もういいかなあ、もう楽したいわあ、と亡き母に許しを乞うているのである。そのくらい、あの家は母そのものである。楽しい家族団欒などなかったあの子供時代からもういい加減解放されたいという気持ちを抱きながら、あの家に戻る自分に、改めて思う、人生って何、生きるって何、と。親がいなくなってからこそが、自分の人生だけれど、自分の来た道はもう変えられない。自分がどう育てられたかはもう変えられない。過去からは絶対に逃げられない。あああああ。何とかしてほしい。と思いながら、戦前一世のように、この国に骨を埋めたいという覚悟もできておらず、宙ぶらりんの自分がほんとにいやになる。まあ、飛行機の中にいるときだけが自由な人間かも。。(笑)また、クレジットカードを変えねばならなくなった。どっかのワルが、どこかでカード情報を手に入れて、オンラインで10ドルの買い物をしやがった。請求書が来て、これ何よ、わたしとちゃうで、で、発覚。カード会社に電話すると、また新しいカードを発行すると。確かに1日で新しいカードは来たけれど、毎月の自動支払いになってるところにカードの情報を変えねばならぬ。一体どこで情報を盗んで使っているのか。それを知らねば、毎年のようにカードを変更せねばならないではないか。うんざりである。去年は、どっかのアホが、ー計算を間違えて900ドルもの請求書を送ってきた病院の会計担当者だと私は勝手に考えているがー私が、アンタらアホか、と病院に文句を言いに行ったから(笑)−やけくそでオンラインで600ドルもの買い物をしようとしたから、カード会社からすぐに、あんたですか、と連絡が来て、ストップとなったが、今回は、たぶん試しでやったんだろう、10ドルだったからカード会社からのストップはなし。それでも、600ドルでも10ドルでも悪用は悪用だから、もうこのカードは使えませんで、何かと大変になるのである。ああ、めんどくさい。もういい加減にしてくれよ。便利、便利を人間は追いかけてるかもしれないけれど、オンラインの買い物なんて、やっぱりろくなことはないのでは。。オンラインにカード情報なんて入れたくもないのに。あああああ。うんざりだあ。。何もかもうんざり。。で、思うのである、年をとるということは、何もかもがめんどくさくなっていく、ということなのかも、と。そのうち生きることすらめんどくさくなるのかもしれぬ。(悲)あああ、飛行機に乗るということが、あんなにわくわくしていた、あの若い時代に戻れるものなら。。。わくわく感ーこれだあ。。老化を防ぐものは。。(笑)何が65歳のばあさんをわくわくさせるのか?? おしえて〜〜〜(笑)

2019/10/07(月) 秋想
朝方はけっこう冷えるようになった。秋が深まっている。あああ、早いなあ。秋は美しい。今日はものすごくきれいな一日だった。秋晴れの空に、色が変わりつつある木々。気持ちのいい、ぱりっとした風の渡り。。あああ、こんなにも美しい、と思うと、涙が出そうになった。美しいものは強い。でも悲しい。美しさは一瞬だから。一瞬の美の強さと悲しさ。そのオーラを胸いっぱいに吸い込んで、自らがその美にのみこまれることを願う。。願いとは裏腹に、世の中のなんと汚いことか。神戸の小学校の教師たちの新人教師へのいじめ。いじめって子供の世界だけのことではない。何度も書いているように、日本社会そのものがいじめ社会なのである。基本的にいじめ社会。突き抜けていない。くらああい、じめじめした社会。。で、いじめられて悩む人間を、さらに追い打ちをかけるかのように責める人間たちのなんと多いことか。大きい女の本を書いたときによく経験したことだ。ええ加減、なんとかしいいな、いじめることでしか自分の力を確認できない小さな輩たちを。。そういう人間がけっこういい教師に見られるんだよな。教師という権威に依存する輩たちだから。ああ、私もその手の教師にいじめられたんだった。。は、は、は、もう20年近く前の話、でもあのいい教師面しているばばあの小ささは忘れない。(笑)もう一つ、地元の話は関西電*のスキャンダル。あああ、ここも金と力の話。。いやだ、いやだ。。公務員の父親は、この部分でものすごく厳しく律していたのを覚えている。まあ、スーツお仕立て券を70枚ももらうチャンスがあったとは思えないけれど。(笑)でも、ハムのお歳暮一つでも、ごちゃごちゃ、これはもうてもいいんや、みたいなことを言っていたのを覚えている。きれいに生きた人だった。だからきれいに消えた。ちょうど25年だ。(悲)そしてこの国のドアホ。どないもこないも。。腐りきったゾンビめ。来年、大衆の深層心理がほんとに試される。ぎゃあぎゃあドアホを支持する人間どもは、しょせんマイノリティだと信じたい。ほんとの力は隠れているものではないのか。来年の今ごろはどうなっていることやら。。ああ、考えたくない。今年の秋をいとおしもう。美しい、二度と戻ってこない時間を。


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