〜ing〜アメリカつれづれ日記
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2019/04/12(金) 櫻の季節
まだまだ寒い。助けて〜〜〜(笑) 日本を離れてから初めて櫻満開の季節に日本にいたような気がする。櫻の開花状況が、毎日のニュースで流れ、お花見うんぬんのニュースが流れしたが、実際に満開になると、特に感慨なし???(笑)確かに美しかった。友達によると、空の青さを背景にした櫻よりも、ちょっと暗くなりかけぐらいのときに、櫻の美しさが際立つという。そうかもしれぬ、あのピンクがかった白さの繊細な美は、薄い夜のとばりが落ちかけたような膜が空気にはりついたときに、はっきりと感じられるのかもしれぬ。そう想像すると、電気に照らされた夜桜なんて、人工の骨頂???この寒さでは、夜桜なんて見たいとも思わないぞ。。(笑)櫻の名所になぞ行かぬとも、家の近所には学校やら幼稚園があるから、櫻がきれいに咲き誇り、目を楽しませてくれた。そして、何よりも、いったい何十年ぶりだろうか、その櫻の満開の下で、まっさらのランドセルを背負った小学生とその親たちが、小学校の正門のところで記念撮影をしているのである。おおおお。。。いいなあ。。。人生これからだなあ。。若い親ごさんもぴかぴかの小学生もうらやましかった。若いっていいなあ。。そう思いながら、歩いていると、近所のおばあさんといっしょになった。おばあさんが言った、私の時代はこんなことなかったですからねえ。。戦争のど真ん中で。。。聞くと母より6つほど若い。敗戦時は11歳ごろである。国民学校入学時は、真珠湾を攻撃した日本がまだ威勢のよかったころか。おばあさんは鹿児島の特攻が海軍の基地近くにいたそうで、空からいっぱい爆弾が落ちてきて。。。と言った。敗戦前の鹿児島は父がいたところである。B29が焼夷弾をどんどんどんと落としていった恐怖は、母親からよく聞いた。そう言うと、おばあさんが、神戸の空襲で亡くなった女学生の碑が隣の区にあるという。一度行ってみよう。次の日だったか、下校時にその小学校の前を通ると、教師が門のところに立ち、下校する小学生たちと親しげに挨拶を交わしていた。教師がSee you tomorrowと、子供に声をかけた。See you tomorrow? いったいここはどこの国や、と思った次の瞬間、おおお、確か小学校でも英語教育が始まったのだったっけ。。See you tomorrow...また明日、でいい、と思うけれど。。どうでもいいや。。(笑)それよりも、テレビドラマを見ていて、いやに目につき、居心地が悪いもの。。ハグである。日本人はハグなどしなかった。それがこのごろは、ハグだらけである。時代劇でもやってたような。。(笑)日本が経済力をつけて、みんなが海外旅行をするようになって、買い物以外に日本人が身につけたものはハグ? (笑)See you tomorrowもハグもどうでもいい。。もっと大事なことは、怒り、戦うことを恐れないこと。。それがなかったらねえ。。日本の外では生きていけないねえ。(笑)藤原しんやが書いている、負けるが勝ち、の思想・美学は日本の外では通用しないと。。日本の外では、自己防衛のための怒りの眼が光っているのである。櫻の花がはらはらと散っていく情景は、まさに負けるが勝ち、の美だろう。お〜〜〜い、ワシントンのポトマック河の櫻はどんな感じ??? 散ってたまるかあ、と怒りの色でがんばってる?(笑)


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