〜ing〜アメリカつれづれ日記
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2019/06/06(木) 年をとっている。。。悲
デニスバンクスが死んだ、と聞いた。不思議な気がした。サウスダコタ時代、あちらこちらで出会った人だ。読xアメリカにはインタビュー記事を書いた。あれは今から27年前の、クレージーホースで、だった。享年80歳とのことだから、あの時、バンクスは53歳ぐらいだったのだ。今の私より若かかったのだ。 それ以後、日本人がサウスダコタのインディアン居留地に来たときは、よくバンクスが車を運転しているのをちょこちょこ見た。沖縄出身の歌手で、花がどうのこうの、という歌をヒットさせた人が来たときもバンクスがついていた。ベトナム戦争時代だろうか、日本に駐留していたとかで、日本人女性と結婚したように聞いたような、聞かなかったような。。 日本人とは縁の深かった人だ。そうか、あの人も消えたか。。。時間は確実に流れ、残っているのは頭の中の記憶だけ。(悲)
日本からのテレビは、相変らず高齢者の交通事故の絵が多い。初めて100キロで走る車の絵を見た。すごい。回りがゆっくりだから、恐ろしい速さだ。で、運転していたじいさんは死んだ。よかったね、と本気で言いたい。けがをした人はいるようだけど、あんな走りをして、死者は自分と嫁さんだけ、というのはなんとラッキーなことか。子供たちはたぶんけがをした人のところへ日参して、謝っているだろうけれど、ああ、これでよかった、と胸をなでおろしていることだろう。100キロで暴走しても、自分と妻だけが死んで、ほかの人の命を守れることができた人の人生と、若いとき勲章までもらってちやほやされたのち、100キロで暴走して、若い人を二人も殺しても自分は死ねなかった人の人生を比べると。。。人生とは、どんな人にとっても、プラスマイナスゼロになるようになっているのではなかろうか。息子を殺さなければならなかった高級官僚の父親の人生も、父親に殺されねばならなかった息子の人生も、それぞれ納得すべきものではなかろうか。それにしても、なぜあの勲章じじいのドライブレコーダーの写真は公開しないのだろうか、といら立っていたが、想像するに、100キロとはあんなスピードなんだと知ると、たぶん自転車の母娘を吹っ飛ばす映像になっているのではなかろうか。それは見せるべきではないなあ。(悲)亡くなったからこそ、他人は、いい人だったのに、とか、安全運転する人だったとか、慰めの言葉をメディアに流している。が、事故とは、普段の状況とは関係なく起きるものだ。それが事故であるゆえんである。で、高齢者はもう突発的なことに精神的にも肉体的にもついていけなくなっているのである。階段から落ちた私の足みたいに。。(笑)もう判断力が落ちてしまっている。どうも直り具合から判断して、医者へ行ってレントゲンをとってもらうどころか、もしかしたらねんざでもなく、ただの打ち身だったのかもしれぬ。なにこれ〜〜〜(笑)若かったら、ああ、医者なんて行かなくても大丈夫、で押していたと思う。まあ、明日まで待とうとか、その判断ができなくなっているのである(悲)今はもう、ただただ病院からの請求書が怖い。 と、このくらいの心配で終わってほんとによかったと考えるしかないなあ。(笑) 


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