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2020/04/12(日)
サムライの身体とわが身
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このごろ大河ドラマを見ていて、がっかりすることがある。男優たちの身体である。ドラマの最初、テーマ音楽とともに主演男優の顔が流れるが、その最後、男優の全身が黒いシルエットになって出る。一番最初から思った、何、あの細い腰。あれでサムライ、かかしじゃん。(笑)今朝、見たドラマでも、別の男優がふんどし姿になった。細い上半身。。きしょくわる〜〜〜。と思った。(笑)昔見た時代劇の男優たちの着物姿は、あんなに腰のところでくびれていただろうか。男たちはもっとずんどうだったのでは。その方がかっこいいなあ。。身体は正直なものである。女の着物姿も美しいと思えない。痩せこけていて、帯の回りが実に不自然である。あの身体ではなあ、日本の未来はなあ、少なくとも着物の未来は。。。(笑)と思うのは、老女だけだろう(笑)でかすぎて反物がなく、またお金もなく、着物とは縁がなかった老女のほうは、このごろ右足の痛みで、夜寝られないのでつらい。いよいよ身体の奴隷になりつつある。これが年をとる、ということなのだろう。で、カイロの先生がぽろっと漏らした言葉が座骨神経痛。ネットで見たら、筋力の低下が痛みにつながる、とあった。股関節変形症やら座骨神経痛やら、そりゃもう直る可能性が低そうな病名ばかりだが、筋力なら何とかなるかもしれないと、自分で編み出したのが、忍者スタイル歩行法。(笑)右足が痛みのせいで上がらなくなっているため、足のつめは切れぬ、靴下ははけぬという状況だが、なんとか歩行のときに膝をあげるようにするために、腰を少し下ろし、それで、両足のひざを上げるようにして動き、つまさきから床につくようにすると、何やらバレーリーナがステップを踏んでるような、いやいや忍びの者が、悪玉代官の庭を駆け抜けるときのような恰好だな、と思ったわけである。(笑)とか何とか、いろいろ言い訳を作って、わが身に新しい実験を行っているーが、コロナ禍の日々。。1日でも長く自分の足で歩きたいなあ。今は、ただただそれだけがわが身を突き動かす。。かかしでもいいか、自由に歩ける人がうらやましい。。。(悲)
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