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2020/05/07(木)
出口戦略
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このごろ、むやみやたらと出口戦略という言葉が聞かれるようになった。国の玉虫色のぐだぐだに愛想をつかした大阪府が始めて、じゃあ私も私も、あとに続く県が出始めたからだ。結局みんな、営業を続けたパチンコ屋を尊敬していたと思う。(笑)で、毎日足の痛みのせいで、夜はよく寝られないし、コロナでどこへも行けずに家でくさっていて、ほっとするのは毎日のように買ってくる、一年草の花の色を見ているときだけ、という生活の中で、出口戦略って人生そのものだな、という気がしてきた。足が痛いのは生きてる証拠と思うようにして、なんとかこの生活に耐えていかねばならないが、やはり出口戦略が必要である。この身体の状況で、どう生きることで幸せと考え、自分が納得するのか、を考えておかねばならぬ。今、朝ドラを見ているが、主人公の若い才能あふれる男性が、自分の人生を生きるか、家族の幸せか、というジレンマに陥っているのを見て、びっくりした。母親が言うのである、もうあの子が苦しんでいるのを見たくありません、と。何という母親の大きなエゴだろうか、げっ、げっ、げっ。こんな母親は息子をつぶす。。大の男が才能ゆえに苦しんでいても、それをじっと見守るのがほんとの親の愛情というものである。見たくないかどうか、なんてどうでもいいのである。それなのに。。70歳の女が子供を産むという訳のわからぬドラマといい、朝ドラもおかしな人間が作っているようだ。(怒笑)若いときから出口戦略を考えても、戦略どおりにはいかないのが人生だろうけれど、この年になればねえ。。。この先、それほど変わるとも思えない。(悲)人生をどう終わらせるのか、どういう形を望める限り望むのか。出口戦略ー具体的にリストにはせずとも、自分の一挙手一投足が出口戦略の一部なのかどうか確認していれば、自然に戦略が形としてたちあらわれてくるのではないだろうか。出口戦略ーなかなかいい言葉ではないか。(笑)
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