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2021/10/05(火)
娘の日本語
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何を考えたのか、娘がビジネス日本語というのを習いはじめた。ズームでのレッスンで、同級生は5人ほどいるらしい。先週末は何をしましたか、という問いに、娘は、ようけ宿題があったので、家にいました、と答えたらしい。問題は、この「ようけ」である。なぜだか先生は、「ようけ」がわからず、「よけいに」と理解して、たくさん、もしくはいっぱい、と教えたという。で、娘にとっては、先生が「ようけ」を理解できなかったことがかなりショックだったらしい。えんえんと電話でぶつぶつ言い、笑うのも疲れてきたので、もうええやん、私には”ようけ」と言い、外では「たくさん」を使えばいいじゃん、と言ったが、どうしても納得できずに、ぶつぶつ。で、よく聞くと、ようけ、をローマ字書きするのに、Yokeiと書いてたらしい。で、先生はよけいに、と読んだらしい。ああ、ややこしい。で、娘がいろいろ調べると、なんと「ようけ」というのにも漢字があって、「ようさん」と読む仰山だという。えええ、それって、ぎょうさん、でしょ、と私。ぎょうさん、は使ってると思うけれどねえ。でもまあ、「ようけ」で、これだけ笑えたら十分と思っていたら、「出ていきました」でまたひと悶着。娘は、どうやら、買い物に出ていきました、と言ったらしい。で、先生は、出かけました、と直したらしい。出かけました、って何よ、と娘。私、出ていけ、しか聞いてないよ、と言う。小さいときから、親の言うことをまったく聞かないから、出ていけ、と怒鳴ってきたのである。出かけましたとの違いわですねえ、出ていけ、というのは、Get out of here だと言うと素直に納得。また笑いころげて電話を終えた。先生もかわいそう。(笑) 今なら、笑い話で終えられる。感謝。ようけ、も、出ていけ、も思い出である。思い出があることに、思い出をまだこの手の上で楽しめることに感謝。
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