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2021/02/17(水)
国の品位
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今日は、戦いが二つ待ち受けている。一つは郵便局、もう一つは歯医者である。郵便局は最初から局長に言いにいくつもりだ。もう我慢ができぬ。(怒笑)歯医者のほうは、配偶者も加わって電話会議?になるそうで。私がオフィスに行くと、居留守をつかい、オフィスから逃げ出すアホで小さな器のビジネスマネージャーとやらと話をすることになりそうで、向こうとしては、配偶者がいて言葉と文化を共有する分、自分たちの勝ちと思ってるかもしれないけれどそうはさせぬ。(配偶者は自分の家族側に必ずつくものと期待するのは甘いのがアメリカである。例のスーパースターK君を見よ、家族から非難排除されたことが全米ニュースになっている。テレビのアンカーは、今年のサンクスギビングはK君の家にカメラをもっていきたい、と冗談を言った、家族なんて何のその、がアメリカである。笑)きのうも、もう一件裏どりと思って、日系の歯医者に電話、ナイトガードをしていた友達にも電話して、ある程度の情報は得ているから、どこをつっこむか、考えはまとまっている。例の下院議員のかっこいい黒人弁護士たちのスピーチを思いだせ。。(笑)それにしても、コロナのおかげで図書館でリサーチできず、新しい情報が入ってこない分、シカゴ本の概略がまとまってきた。やっと大きなトピック、コロンビア博覧会とシカゴ博覧会とも向き合う心の余裕ができた。資料読みを初めてびっくりーああ、19世紀の日本は、いかに国の品位を保つことに腐心していたことか。品位である。多額の費用をつぎこんで、高級な出品物を陳列したのも、日本という国の品位を知ってもらうため。。皇后陛下自筆の和歌まで展示して、これがどんなに貴重なものかを知ってもらわねばならぬ、とある。あああああ、誰も貴重とは思わなかっただろうなあ。貴重なのは日本人にとって、だけだ。(悲笑)貿易振興のために、立派な精巧な西陣織の絹織物をいっぱい出品したけれど、じぇんじぇん売れなかったんだって。だって、服地にするには重たかったから、だって。(笑)あああああ、こういうすれ違いは、あれから130年近く経っても、えんえんと続いているのでは。(悲)そう、日本は品位のある国だとつくづく思う、コロナ禍で自粛生活が続いているときに、夜中に銀座のクラブへ出かけた議員たちがあっさりと議員辞職する国なんだから。。品位あるよなあ。アメリカを見よ、白人至上主義者をあおって数百人?が議会乱入、警官を殺しても、扇動したヤクザの親分は無罪放免になる国、品位なんてあったもんじゃない。 もっと言えば、国の品位なんてさっぱり考えてない。あるのは、ただ自分が勝つこと。自分の居場所を確保すること。日本の森友問題も、桜の会どうのこうのも、品位ある戦いだった。(笑)親分は、自分が吉田茂?を抜いて、在籍期間史上最長となった翌日、もう、誰も俺を抜けんやろ、といわんばかりに首相を辞めた。品位ある辞め方だあ。(笑)それに比べてアメリカは、自分から辞める人間なんていない。どこまでも、どこまでも自分の無罪を主張する。ああ、品位ある国で生まれ育った品位ある人間(?笑)が、品位ない国の品位ない人間とどう戦うか。まず相手を絶対に責めないこと。責めることなく、それでも自分の置かれた状況を説明し、むしろ相手の同情を誘いこむようにして、それでも自分の欲しいものを手に入れる。相手のペースには絶対にひきこまれないようにすること。午前9時10分、さあ、出陣だあ。。郵便局はあいているぞ。(笑)
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