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2021/03/27(土)
いい言葉
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を日本からのニュースで聞いたので(ああ、珍し。。笑)、書きとめておこう。「恩返し」ではなく、「恩送り」というそうだ。末広がりのいい言葉だ。「返す」といえば、恩のある人だけを対象にしているように響くが、「恩送り」といえば、自分を助けてくれた人の気持ちを自分ももって、次に自分がほかの人を助けていくというエネルギーの動きが感じられる。確かに、感謝の気持ちとともに「恩返し」は大事だけれど、それ以上に、もらった恩のエネルギーをより大きな力に変えて、次の人を助けられたら、最初に自分を助けてくれた人はどんなに喜んでくれるだろう。と考えるのを前提としている、が、「自分に恩を返さなかった」と怒る人がいるかもしれぬ。「恩をあだで返した」ともっと怒っている人もいるかもしれぬ。ああ、むずかし、人の世は。(笑)恩送りー恩返ししたいときにはもう親はいない。親は子供に恩返しなぞしてほしがっていただろうか。たぶんノーである。それよりも恩送りー自分をより大きな世界において、自分が親から受けた恩ーつまり親からもらった命を世界に返すこと、生きている証に。
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