〜ｉｎｇ〜アメリカつれづれ日記

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2021/04/29(木) 生き延びた！！ 無事に手術が終わった。足は今のところ２本だから、これで終わり。（笑）歯医者のことといい、何か予期せぬことが起きるのでは、とずっと心配していたが、案の定である。なぜか、麻酔クスリを前回より減らした模様。背骨注射のために下半身を麻痺させる薬を入れるタイミングも前回とは違った。おかげで、背骨に注射する針を３回感じた。手術後猛烈な痛みとともに目がさめた。前は一度目がさめても、そのあとすぐに寝てしまって、回復室でしばらく寝ていたのに。今回は手術室から回復室に向かうことも全部覚えていた。で、痛みでうなっていた。そしたら麻酔医が来て、回復室の看護師に、前回のクスリは２だったけど、今回は１．５だから、早くクスリが終わったとか何とか言っている。アホ。前回２の量でうまくいったなら、今回も２にしてくれたらいいのに。。（怒）なんとか無事に家に戻ってきて、翌日の朝は、再び痛みに襲われる。処方された痛み止めを２個飲んで、そのあとは、痛みは落ち着いて、今日はやっと食欲も出てきて、なんとか生きている。まだ左足の太ももはぱんぱんに膨れ切って、痛いけれど、この痛みは痛み止めを飲むような痛みではない。この痛みが楽になったら、ほんとに普通に歩けるようになっているのだろうか。両足の長さは同じだろうか。ほんとに１３年前の歩行に戻れるのだろうか。今は、それだけを楽しみに毎日を生きる。。無事に生き延びられて、感謝。

2021/04/23(金) 腹をくくる。。 きのうは、気持ちのいい美しい日だった。手術前の最後と思って、シカゴまで車を走らせた。歯医者に行ってから、予期せぬことが続いてきたので、手術について懐疑的だった。手術でも予期せぬことが起こるのではないか、と。２１日午前の外科医との手術前最後のアポもキャンセルになった。緊急手術が入ったから、らしい。次から次へと予期せぬことが続いた。で、２１日午後の歯医者のクラウンも、今度も様子がおかしかったら、もう手術は絶対にキャンセルと思っていた。するとなんと、なんと、クラウンが初めからばっちりだった。歯医者は、クラウンも私の歯も、もう削る必要はまったくなかった。看護師が試しに入れたその瞬間から、ああ、パーフェクトの感じ。で、歯医者に、今度は私の歯じゃなくて、クラウンを削ってくださいよ、と言うのを忘れた。（笑）よかったあ。。つくれるなら、初めからまともなもの作れよ（笑）でも、このクラウンのおかげで、ちょっとは気が晴れた。手術もうまくいくかもしれないと。キャンセルになった外科医とのアポのあとは、ズームのプレゼンだった。これまた、なんとかしのげた感じ。でもやっぱり、私はみっともなかった。画面の色といい、顔と目の位置といい。。（悲）　娘によると、人はズーム会議のために照明ライトを買い、自分の音と顔を消しているあいだに見せるためのかわいい写真を作ったりするんだって。ふ〜〜〜ん。（笑）借り物のコンピュータだから、カメラがどこにあるのかもわからず、どうやら次回があるなら、コンピュータを箱の上にでも乗せれば、もうちょっと映りがよくなるかも。。とかなんとか。。元は変えようがないのにさ（笑）それにしても便利だなあ、とちょっと技術に感心。（笑）集まったパネリストは、ハワイとニューヨークとノースカロライナとイリノイである。離れていても顔が見えて、話せるというのはけっこう面白かった。しかも３００人近い人が見ていてくれたらしい。それって、どういうこと？　その仕組みはようわからんなあ。（笑）　今日の午後、最後の最後の検査ーコロナと血液とレントゲンと医者である。いい加減、腹をくくって、がんばろう。あと１０年ほどしかないのに、そのあいだ自由に歩けるのを夢見るのも、そんなに悪くないかも、である。照明ライトでも買ってきて、いろいろ研究する？？（笑）

2021/04/18(日) 楽しみにする？ 手術まで、いよいよあと１週間となった。胸に心臓モニターをつけているけど、これ、何かの役にたっているの？　そういえば、明日はまた病院で心臓エコーの検査だ。好きにしてくれ。（怒）このあいだ、病院コーディネーターから電話があったとき、まだ迷っていた。足が調子よかったからである。やっぱり手術せなあかんの、という気持ちがどうしてもよぎる。で、今日、娘がツアー旅行の情報を送ってきた。いきませんか、だって。あっほ。。頭の中は手術のことでいっぱいなのに、なんで旅行やねん。と思って、ふと気づいた。なぜ手術をためらっているか。先に楽しみにするものが何もなかったからである。コロナのせいで、一日家にとじこもる生活が続き、外に出かけることを楽しみにすることを完全に忘れてしまっている。今年の春は、庭にすら出ようとしない。しゃがめないからである。マグノリアが満開の美しい季節になって、上を見上げはするけれど、下を見て、庭そうじをしようとは思わない。思えない。（悲）それが、前から行きたいと思っていたスペイン旅行のパンフレットを見せられて、急に気づいた。足を手術をせねばならないのは、残されている時間を楽しむためだ、と。今の左足の状態では、１時間かけて、ぼちぼち２ブロックの道のごみ拾いをするのがやっとで、とうてい旅行になど行けそうにない。それでいいのか。そう自問した。すると、急に、そうだ、手術せねばならぬ、とやっと決心がついた、ような気がする（笑）家の中で生活しているだけでは、なんとか歩けているのなら、手術する必要を感じなかった。多少の痛みと不便さえ我慢すれば。。でも、病院のコーディネイターも言った、最後に決めるのは患者だけど、どうせいつか手術せねばならなくなりますよ。それなら、体が若いときにやっておいたほうがいいよなあ。。子供のときからあぐらがかけない身体だった。先天性かもしれぬ。それなら仕方ない、とあきらめるしかないか。（悲）コロナ後の生活を夢見よう。。楽しい時間が待っているかも。。痛みなしで、いっぱい歩けるかも。いつかスペインへ行けますように。好きだった堀田善衛さんが住んだ国だ。いろんなバカなことを考えていた若いころに戻れるのかなあ。。気持ちだけでも戻れたらいいなあ。。よし、手術だ！！！（笑）このごろ、町からえらくごみが減ったなあ、と思っていたら、新聞に大きな記事が出ていた。若者の男女数人んのグループがごみ拾いをしているようだ。よかった。記事によると、１００ドル札を拾ったんだって。負けたあ。。（笑）私が拾ったなら、自分のポケットへ、だけど、グループでやると、やっぱり自分のポケットに入れるわけにもいかず、ゴミピック道具を買ったんだって。写真によると、私が使っているのと同じ、高齢者用だだあ。。５本は買えただろう。（笑）これでよし。自分を信じよう。自分の力を信じよう。かならずエネルギーはいい方向に回ると。あと１週間、心穏やかに過ごせますように。（祈）

2021/04/15(木) あああああ 今日もだめだった。（悲）今朝起きたら、キチンから見える庭の木の枝に、大きな白いプラスチックがひっかかっていて、風に揺れていた。それも、私の目の高さである。といって、とれる高さではない。ええ、これから毎日、キチンに立つたびに、このプラスチックをみなあかんのか。これを見たとき、ああ、今日はろくなことがないな、と思ったら、案の定だった。朝１０時に、歯医者へ行った。新しいクラウンを入れてもらうためである。それで終わり、と思っていた。そしたら、新しいクラウンが歯に合わないのである。ぴったりこない。それで歯医者は何をしたか。私の歯を削りはじめたのである。何これ。。ええ、何してるのよ。言いたかったけれど、すでに歯茎に注射されてて、思うように口が動かない。（麻酔を入れられたのは下の虫歯をなおすため）一度歯を削って、クラウンを入れる、合わない、また削る、入れる、合わない、また削る、入れる、合わない、で、やっと歯医者があきらめた。自分の歯を３回削られた。それも３回目はかなり長かった。腹が立ったのは、６６年生きてきて、いろんな歯医者に行ったけれど、クラウンが歯に合わないと、クラウンではなく歯を削る歯医者なんてはじめてなことだ。普通はクラウンを削るだろ。一体この歯医者は何してるねん、で頭がいっぱいになって、下の虫歯をほじくられたのはよくわからなかった。どうせ麻酔を思いっきり打たれてたのだろう。で、結局どうなったか。またやり直しである。だって、私の歯を削ってるんだからさ、歯の形が変わってるのである。クラウンを入れにいって、また型を取り直すなんて、人生で初めてである。（怒）しかも時間がない。２６日の手術までにすませなければ、４ケ月歯医者には行けない。言ってやった、２週間かかっても、まともなものが作れなかったラボに、急ぎ仕事でまともなものができるのか、と。ついでに、ラボは、マウスガードを作ったところと同じか、とも聞いてやった。二度作りなおして、費用をこっちに回してきたところである。（怒）一応答えは、違います、だって。嘘つけ、同じところだろ、型からまともなものが作れない、へたくそラボなのである。もうええ加減にしてくれええええええ。（怒）一応、受付のおばちゃんには、二つ目のクラウンには金は払わんからね、ビジネスマネージャーに言っといて、と釘をしておいた。（笑）マウスガードですったもんだしたんだから、今度はこっちからはっきり宣言である。（笑）それでもインプラントのほうは順調とのことで、抜糸された。といっても、これから３ケ月、相変らず穴あきのままである。口の片側でしか食べられず、どうもインプラントが片付くまでプールにも行けない。明日は心臓モニターとりつけにまた病院。あああ、うんざりである。今度の左足の手術は、なにやら悪い予感がする。なにか予期しないことがおこるのではなかろうか。歯医者からのエネルギーの流れからいけば、何かあってもおかしくはない。麻酔薬の量を間違えられて、全身麻酔から目がさめないとか。急に心臓がぱくぱくして、止まってしまうとか。。。そのつもりでいなければならぬ。あと１０日しか生きられないのなら何をするか。ただひたすら身の回りを片づけよう。そうだ、自分が死んだら、日本で処理せねばならないことをリストアップし、その仕事を頼むプロの連絡先と、そのプロに連絡できる在米のプロの連絡先も書き出しておかねばならぬ。アホ歯医者に、大事な歯を削られたことを怒り、悩み、悲しんでいる暇なし！！！　ああ、忙し！！（怒笑怒）

2021/04/13(火) 年、とったなあ。。（悲笑） コロナワクチンの接種が終わると、娘が、西海岸まで遊びに来いとかまびすしい。昔なら、すぐに飛行機に乗ってたかも、だけど、今はもう、それよりは家のリビングにぼおおっと座って、窓の外の餌箱に集まってくる鳥の様子を見、鳴き声を聞いているほうが幸せ感がある。ああ、年、とったなあ。娘の言葉である。はい、言われなくともそう思います。（笑）このあいだ、イギリスの女王さんのご主人が亡くなったというニュースで、チャールズ皇太子の写真が出ていてびっくりした。年、とったなあ。。（笑）私の頭の中にある皇太子のイメージは、ダイアナさんと結婚した時の顔である。あの時で時間が止まっているのだけど、今回見てびっくり。ええ、おじいさんやあ。女王さんの意地悪ぶりがわかるというものだ。あんなおじいさんになってしもて、はよ王様にしてあげたらいいのに。。。女王さんの前に逝っちゃうのでは？？？（笑）　ひとのこと、それもヨーロッパの王室の話などどうでもいいや。それよりもわが身ー今日、手術前の検査に行ったら、なんと行かねばならぬ医者の数が増えた。今度は心臓医に行けだってさ。なにやら心臓の波形？が弱いらしい。。病気を見つけるのが仕事の医者め、ちょっと変わったことがあったら、喜んで次はこっち、次はあっち、とうるさいからいやになる。でもまあ、来年はいよいよ父親が亡くなった年である。急性心筋梗塞だったから、まあ、心臓うんぬん、というのも何か関係があるかも。。でも高血圧だった父親に比べて、私の血圧は１００と６０である。これって、この年齢では低すぎないのか。。それはそれで気色が悪い。。というわけで、医者通いがいやなときが花かも。そのうち、医者へ行って、その待ち時間に友達と話すのが楽しみ、となり、毎日医者へ行くようになると、いよいよである。あああああ、年、とったなああ。。何の楽しみもないけど、医者やら病院がいやな時代を大事にせねば。。（悲笑）

2021/04/09(金) 無事 に、コロナワクチンの副作用も乗り切った。接種をしたのがおとといの午後３時半だったのだが、それからちょうど２４時間が経とうとする、きのうの２時すぎぐらいから、ちょっとした悪寒が始まった。寒い、というわけではないけれど、それでも体全体がおかしい、という感じである。結局５時すぎぐらいまで、ソファに横になっていた。６時をすぎたあたりから、悪寒は消え始めて、８時には普通になって、コンピュータの前に座っていた。（笑）腕はまだはれているけれど、痛みが出ることは一度もなかった。というわけで、３時間ほど悪寒が出ただけで、コロナワクチン騒ぎも終了。ほっとである。次は仕事が二つ。一つはズームによる発表。私があまりにも何も知らないので、ズーム使用法学習時間みたいなのを主催者が設けてくれることになった。どうなってるのかさっぱりだけど、パワーポイントも主催者側がコントロールしてくれるそうな。大きな仕事だから、ただただがんばるのみ。もう一つは、ノースウェスタン大学での展示。以前発表した、１９世紀にイリノイの医師免許をとった日本女性の話を展示してくれるそうな。記事には書かなかった情報を渡したいので、どこかにしまいこんだ古いファイルをひっくり返さねばならぬ。それらが片付けば、断食してからの血液検査、また歯医者。それから股関節手術医とのミーティング、手術の準備、手術ーと目白押しである。喜べ〜〜〜。（笑）そういえば、きのうも歯医者に行ったんだったけ。クラウンをはずした歯のあたりの歯茎が、ずっとこの１週間ちょっと痛む感じになっていた。問題なしを確認してからじゃないと、新しいクラウンやらインプラントをいれられるのはいやだ、と思って、出かけていった。すぐに、看護師が仮のクラウンを入れたときにセメントをいれすぎたためと発覚。歯医者がやり直しましょうか、と言ったが、いやいや結構です、そういうことなら喜んであと１週間、我慢しますと言って、逃げ帰ってきた。（笑）でも不思議ー歯医者がちょろちょろとセメントをいじくっただけで、歯茎が軽くなったような気がする。さすがプロ、とたまには歯医者をほめておこう。（笑）あと半月のばたばた後、足の痛みが消えて、人生変わるかなあ。。お蔵入りになっている、大昔、靴屋の友達から安くで買った、イタリア製の靴がはけるかなあ。。はいて、第４？の人生の門出だああ。。（笑）

2021/04/07(水) ああ、やっと 一つ片付いた。コロナワクチンである。今日、無事に２回目を打ってきた。これで悩みが一つ消えた。どんなに効果的なのか知らないけれど、打たなければ、打たなければ、と思いながら日々を過ごすのはうっとうしい。無事に一つ解決。針を入れられたときですら、ほとんど何も感じず、何これって感じ。ほんとに薬が入ったのだろうか、と思うぐらいだ。明日あたりから腕がひきつるのか、もっと副作用が出るのか、どうなることやら。ワクチンを２度打てば、ワクチンを打っている人とはもうマスクをせずに会えるとか何とか、楽観論が広がりはじめている。大丈夫かなあ。。当分マスクは続けるぞ。（笑）それにしても大変な１週間だった。薬漬けである。前回はいらなかったのに、今回から、股関節の手術の前に、歯医者から証明書をもらってくれ、と言われて、歯医者にクリーニングへ行ったのが運の尽き。クラウンが二個壊れているとか何とか、クラウンをはずすと歯医者が喜び、時間がないからと、クリーニングが午前なら、同日の午後にクラウンを２個はずすことになった。大嫌いな歯医者で３時間もかかって、クラウンをはずしたら、ありゃりゃ、と歯医者もびっくりしたに違いない。１個は新しいクラウンを作って対処できるけど、もう１個はインプラントしか方法がない、と言うではないか。なんやねん。別に痛みがあったわけでもないのに、勝手なことして、あげくにインプラントとは。で、次の日、やっつけ仕事のインプラントをされて、その場で２５００ドル払わされて、それからクスリ漬けである。足の手術の前に歯の手術となって、行きたいと思ってたプールにも行けなくなり、なんやねん、これ、と怒り心頭もいいところである。で、やっときのうぐらいから、クスリの量が減ってきた。ほっとである。で、思ったことは二つ。一つは、ステロイドのおかげで、左足の痛みが消えたこと。わああ、痛みなしで歩けるなんて、こんな感じ？と１３年ぶりぐらいに、痛みのない歩行を経験したこと。今度左足を手術したら、こういう感じになるのだろうか、とちょっと希望を持てたこと。もう一つは、クスリの管理である。その種類と量と飲む時間がいろいろ違うから、ああ、これ以上年をとったら、これ以上のことは自分でできないなあ、とつくづく思ったのである。ああああああ。退職生活は医者通いが苦痛なくできるところでなければならぬ。となると、あの神戸の家はだめだなあ。。電車に乗らねば、医者がいないところなのである。ああああ。それでも、このあいだ池江選手の快挙を見たとき、涙が出た。あのときの選手の表情と言葉は本物だった。ガンで１０ケ月も入院して、体を作りなおして、再び五輪の代表選手に選ばれるなんて、その精神力と努力を想像するとークスリでふがふが言っている自分の何とふがいないことか。。といっても、みんながみんな天才運動選手になれるわけでもなく、なる必要もないけれど、でもやっぱり勇気をもらった。がんばるしかないなあ。。なんとかというばい菌が鼻に巣くっているそうで、結局この１週間、一日に１５回、クスリを飲んでいたのである。あああ、うんざり。。（悲）来週は血液検査やら尿検査である。またクスリを飲まされるのだろうなあ。。ああああ。。泳ぎたいなあ。コロナも終わったから、どっか旅行にも行きたいなあ。。（笑）杖なしで、すたすたいっぱい歩きたいなああ。。思いっきり道のごみ拾いにも行きたいなああ。。。（笑）

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