〜ing〜アメリカつれづれ日記
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2021/08/15(日) 敗戦の日
さすがだあ、と思ったのは、今の日本のコロナ状況を「インパール2020」と呼ぶこと。ばっちりのネーミングではないか。さすがゲームといったソフトパワーで世界を席巻するだけのことはあるなあ。さすが日本人(笑)私が大好きな加藤陽子先生の言葉がオンラインで流れていた。対英米戦争を決めた東条英樹は、なんと第一次大戦時にドイツが失った船舶の数字を御前会議にあげたんだって。そんなアホな。そんなアホな数字で、多くの若者たちが戦場に送りだされ、殺された。情けない話だ。でも、今の日本のコロナ状況はそれと同じである。自分が聞きたい数字だけ聞いてオリンピックを決行、で、感染者急上昇。。オリンピック中止の署名活動に参加した者としては、ざまあみろ、わかってたことだ、と思わないでもないが、東条英樹同様のPettyなリーダーのせいで、病気になっても入院できず、で命を落としていく人も増えるだろうと考えると、ぞっとする。で、思う、戦争が始まるときとはそんなもんなんだ、と。8月15日が近づくと、戦争は絶対にだめ、みたいな言葉が氾濫する。いくら戦争はだめ、と言ったところで、気づいたときに戦争は始まり、国民は死に追いやられるのである。コロナ状況と同じである。いくら「安全、安心なオリンピック」といった言葉を振り回しても、気づいたら、コロナ蔓延である。「戦争はだめだ」なんて言葉はくだらない。戦争を決めるのは国のトップである。オリンピックを決行したのは国のトップである。国民は国のトップの言動を見張らねばならぬ。「安心安全のオリンピック」といった中身空洞の言葉を振り回すだけで、何をもって、安心安全を定義づけるか、という発想ができないリーダーの、権力に固執する小ささを糾弾し、即刻首にするべきなのである。それができなかったら、国に、コロナに殺されるだけなのである。 その意味で、昨晩見た、大日本国防婦人会のドキュメンタリーは面白かった。なぜ女たちは、一生懸命婦人会の活動に参加し、戦争賛美・遂行を手伝ったか。家の中で、姑にいびられるだけの自分の人生がいやだったから。外で活動して、国に褒められるのがうれしかったから。そんなものなのである、戦争なんて。番組の最後、90歳を越えたおばあさんが、一生懸命新聞を読んでいる絵が流れた。毎日、こうやって世の中の動きを見張ってなかったら、お上に言いなりになったら、殺されるだけだから。その通りである、さすが。。「戦争はだめだ」のセンチメンタルな言葉の氾濫ではなく、このおばあさんの姿を繰り返し見せるべきである。歴史の時間は、東条英樹の「生きて、虜囚の辱めを受けるな」の言葉と、日本刀をもって自殺しようとしたらしいところを、MPに取り押さえられている写真を並べて見せることで、始めるべきである。国のトップは、国民には平気で死ねと言っておいて、自分は自殺する勇気すらなかった、銃で一発脳天を撃ち抜く勇気すらなかったーそんな国ーお上ーのためになぜ日本人は死なねばならなかったのか、を考えさせることこそが、主権者教育である。このごろ、災害のニュースばっかりで、忖度と脅しで這い上がったのだろうPettyなリーダーの顔はほとんど見ない。誰があのおっさんを絞首刑にするか、できるかできないのか、見ものなのかどうかもわからんけど、とにかく早く神戸に帰りたい〜〜〜。(笑)改めて、インパールやらガダルカナルやら硫黄島やら満州やら、その他多くの激戦地で、今でいうところの「思い」といった、センチメンタルなだけで中身空洞のスローガンで殺されてしまった、すべての若者たちの霊に黙とう。あのくやしさ、悲しさから、必死でなにくそ、英米に今度こそ勝つぞと頑張った親の世代のがんばりが、1964年の東京オリンピックの感動だった。今回のは何。福島の復興を証明するだの、コロナ禍に打ち勝った証だの、航空機による被害を除外した、第一次大戦のドイツの被害の数字をもちだしてきた、嘘八百で始まった太平洋戦争とまったく同じ構図である。情けない国やのうと、懲りない面々に怒りを新たにする「敗戦の日」(笑)


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