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2022/01/17(月)
相変らず
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世間は何かと騒がしい。トンガの海底火山の大爆発から津波、津波が日本のニュースを覆っていた。あのときは、コロナのニュースはどこかにふっとんでいた。(笑)津波ニュースの前にびっくりしたのが、成績が落ちてきて、東大医学部に入れそうにない、と思い込んだ高校生が、東大の前で受験生をナイフで切りつけたという話。こんな人に医者になってもらいたくないなあ、と思った。途端、高校時代、クラスメートによってたかって、あいつに医者になられたら困るなあ、と言われてた男の子がいたことを思い出した。(笑)2浪だか3浪だかして、どこかの医学部に入ったと聞いたような気がする。今も元気に医者をしているのだろうか。確か、親が医者と聞いたことがある。犯罪を犯した高校生の親も、たぶん医者だろう。それにしても思うことーこのごろ日本のドラマを見ていても、いやに、「こんな私でも東大に入れる」を謳う高校生ドラマの多いこと。これもアメリカ式発想の影響だろうか。夢やら希望やら、調子のいいきれいごとを並べ、本人をおだてあげる教育である。あんたじゃ無理、なんて言えば、虐待扱いされかねない。(怒)そうやっておだてあげるから、自分の思うようにならないと、銃をぶっぱなしかねない人間ができあがる。「東大がなんぼのものやねん」と大声で叫ぶドラマがなぜできない? それが現実でもある。東大がなんぼのものやねん。東大を出た人間がみんな尊敬に足る人間になるわけでなし。。へたに横道それたら、あれで東大出てるんやて、と、これみよがしにバカにされるだけではないか。(笑)犯罪者となった高校生のことを考えていたら、アメリカのテレビは、アホテキサスで、アルカイダとつながっているMITから博士号をとった超エリートのパキスタン人の女を刑務所から釈放せよ、と、ユダヤ教のシナゴーグで人質をとって立てこもったアホのニュースばっかりやっていた。世間はなんとアホの多いことか。。人質とって立てこもっても、過激派の女が釈放されるわけでなし、受験生を切りつけても自分の成績があがるわけでなし。ただただ自分と家族のすべてを破壊するだけ。。こういう発想に欠けているものー自分は、誰の、何のために役に立てるのか。自分をより大きな宇宙のエネルギーの中におき、自分の小ささを自覚しながら、それでも自分に何ができるのか、を考えること。自分の小ささを自覚するー小さくて何が悪い。東大がなんぼのものやねん。(笑)政治家たちのドキュメンタリーを見た。権力と政権交代をめぐる駆け引きー要するに選挙で勝たねばならない、勝つには数を集めねばならないー政治家が考えるのはただそれだけ。民主主義がなんぼのものやねん。(笑)この国の半分がアホということがようくわかって、アホをおだてて、数を集めるだけの民主主義にもまったく興味なし。アメリカがなんぼのものやねん。(笑)津波のあとは、神戸の震災の話がよく流れていた。あれから27年。早いものだ。ということは、父が亡くなって28年ということだ。夜11時、日本から電話があって、7時間後の朝6時、その日一番の飛行機でデンバーに向かった、あの朝の朝焼けは絶対に忘れない。さえぎるものが何一つない、大きな天空が真っ赤に、燃えるような色だった。そうそう、石川さゆ*が天城越えを歌うときの画面のような。(笑)あの色だけは絶対に忘れない。忘れられない。神戸の震災のニュースでも、忘れられません、と言ってる人が出ていた。当たり前でしょ、肉親を失って、忘れられるわけがない。でもそれでも、いつかみんな消えていくー東大がなんぼのものやねん。(笑)
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