〜ing〜アメリカつれづれ日記
ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2022年8月
前の月 次の月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
最新の絵日記ダイジェスト
2024/05/08 目の
2024/04/30 秒読み
2024/04/23 エネルギー
2024/04/14 4ケ月
2024/04/12 雑感

直接移動: 20245 4 3 2 1 月  202312 11 10 9 8 7 6 5 4 3 1 月  202212 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  202112 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  202012 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201912 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201812 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201712 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201612 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201512 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201412 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201312 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201212 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201112 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201012 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200912 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200812 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200712 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200612 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200512 11 10 9 8 7 月 

2022/08/31(水) 終わりの始まり2
水とはすごいものだ。部屋が臭いだした。これではもう、プロに来てもらって査定してもらって、プロにきれいにしてもらうしかない、ということとなった。今日さっそく来てくれた。明日からカーペットをはがし、洗浄?して、乾かして、壁のボードの部分に穴をあけて、湿気が木から抜けやすくして、といろいろしてくれるらしい。というわけで、またカーペットを新しく買って、うんぬんとお金がかかることとなった。これが配偶者の退職生活の始まりである。どこかに書いてあったぞ、退職してああ、うれし、で、家を買ったり、大きな旅行に出たり、はするな、と。そんなことしたら、10年後、食べモノを買うお金にすら困るようになるぞって。退職したからといって、どおってことないのである。普段の生活がただただ続けるのみ。そういえば、これからは貯金を引き出す生活になるというのに、また家にお金を使わねばならぬ。これはちょっとねえ。。家もないほうがいいかもしれぬ。あると、修理代はかかるし、税金はかかるし、で、大変だああ。なのに、日本では、退職金で家を買う、みたいなことをするらしいと聞いたことがある。大丈夫??? 毎日のご飯は食べられるの???(笑)終わりの始まりは、これを機会に、本棚を4つ捨てることにした。本も、仕分け中で、図書館にもっていくか、まだしばらくは手元におくか、を決める。持ってたって、ほんとはどおってことないんだけれどね。(笑)それでも、地下で見つけた、私の子供の時の本ー少年少女世界の名作文学14 小学館 第一回配本小公子、小公女、秘密の花園を出してきて、机の上に置いた。私が小学校3年生ぐらいのとき、父親が初めて買ってきてくれた本である。今から60年近く前の本。480円もした。けちな母親が父親に毎月どれだけおこづかいを渡していたかは知らないけれど、私が喜ぶ顔が見たくて買ってきてくれたには間違いない。うれしくて、何度も何度も読み返したのを覚えている。アメリカまで来てしまったのも、こんな本を読んでいたのも一因かも。カバーにはリンカーンの切手の写真やらパウアウで踊るインディアンの顔が載せてあるぞ。どちらもなじみ深いぞ。。(笑)空き家になった神戸の家に残っていたほかの本はもう全部捨ててしまったけれど、この第一回配本の本だけはアメリカまでもってきた。親のありがたみをいつも感じたくて。(といえばかっこいいけど、ほんとは娘に読ませようと考えたのかも。。娘の日本語は本を読むまでにはならなかった。笑)。60年間かあ。。戻れるものなら戻りたいなあ。。あのなんにも知らなかった時代。親さえいれば、安心できた時代。。そのありがたさを全く知らなかった時代。。今知る親のありがたい思い出をただただいつくしむのみ。。これも終わりの始まりである。


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.