〜ing〜アメリカつれづれ日記
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2023/01/11(水) また明けた。。。(悲笑)
年末年始の旅行から帰ってきて、今日はじめてシカゴまで車を走らせた。また元の日常が戻ってきている。それでよし。(笑)年が明けた、といっても、何もうれしいことはない。年をとるだけで、先に何かを楽しみにしているものがあるわけでもなし、ただただ時間との戦いという言葉が身にしみるだけである。2週間ものエクアドルへの旅で学んだことー1赤道直下といえば、暑いというイメージがあるだろう。てっきりそう思いこんでいた。とんでもない、寒い、寒い。エクアドルの首都のキトなんて、標高が富士山より高かった? 高山病みたいなものだったらしい。ビールやらコーヒーを飲むと、動悸が激しく起きて、このまま死ぬんじゃないか、と思ったほどだ。スノーケルをしに入った海は冷たい、冷たい。氷水みたいな海水で、これまた飛び込んだ途端、死ぬかと思った。与えられた時間だけ海にいることができず、途中でボートに上がった。指先がかじかみ、感触を失うスノーケリングなんて初めてである。ウエットスーツを着ていてもこのありさまである。これが赤道直下の海である。びっくりびっくり。2赤道に行った。右足は北半球、左足は南半球というわけだが、右足に雪が降り、左足に太陽さんさん、というわけでもなく、太陽も特に熱いというわけでもなかった。なんしか5000メートル級の山が連なるアンデス山脈に囲まれ、太陽よりも雲やら霧をよく見た。3エクアドルはメキシコと大違いで、人はおとなしく、ていねいで気持ちよく、洗練されている感じがあった。人口の90パーセント以上がカソリックというところで、人に落ち着きがあった。南米は初めてだったが、やっぱりなあ、アホアメリカに近づけば近づくほど、人間はがさつで傲慢で、うるさく厚かましく、かつ戦闘的になるのだ。自分自身が怖い(笑)4人生残りの時間、もうウミガメもイグアナも、アシカもオットセイも見たくない。そこらじゅうにうじゃうじゃで、もうちょっとで踏みそうになるほどいて、船着き場のベンチにはアシカかオットセイかがどてっと寝ていた。だからなんなのさ(笑)5ほんとのところは、がっかりしているのである。海にゴミーたぶん菓子袋ーが一つ浮かんでいたから。船の上から見たもので、とりたくてもとれなかった。(悲怒)島へ行くのにあれだけやいのやいの、これはもってはいれないだの、どうのこうの言ったから、島はすべて無人島で、希少動物だけが住んでいると思っていたのである。とんでもない。町があるではないか。人がうじゃうじゃ日常を過ごし、みやげものやが軒を並べてている。ごみがいやというほどあるではないか。あのごみが風に吹かれて海に流れていくことは十分に考えられる。何よこれ。がっかり。(悲)6日本人夫婦を見た。同じ夫婦を二度見かけた。どちらのときも、二人は話をすることなく、並んで歩いていた。どこも同じ。。(笑)7 2週間シェフが作る料理を食べ続けた。飽きた、ああいう料理は1年に一度何かの記念日に、レストランへ行って食べればいいのだ。あんなもの毎日、朝昼晩と食べていると、もううんざりした。と面白いもので、日本語放送で、高級老人ホームをテーマにしたドラマが始まった。林真理*原作だそうで、入居に8千万、夫婦で入れば1億を超えるという富裕層対象の施設である。で、そのホテルみたいな施設で、入居者がきどってナイフとフォークで食べている絵が出た。反応ーああ、かわいそう。毎日毎日、あんなもの食べられるか。やっぱり最後の最後まで、自分で料理した自分の好きなものを食べていたいなあ。。でも最後は、火を使う料理は危ない、ということでできなくなり、そのうち仕出し弁当かなあ。。おいしくないだろうけれど、シェフの料理よりはましだろう。と、赤道直下まで出かけていって、一番身にしみて感じたのは老後の生活だった。(笑)赤道まで出かけてひいた風邪はなかなか治らない。それでも今日は、思い切ってボランティアに出かけた。90を超えてる日本人女性がだいぶ弱ってきていた。息子さんのためにがんばって、お母さんがいなくなると寂しいから、と声をかけると、もう、がんばりたくない、それはよくわかるけれど、もういい、と顔をしかめた。生きていても、食べるのもつらくなるのである。がんばれ、という言葉は、高齢者にはタブーかもしれぬ。神戸の家の隣のおじさんにも、もうそんなにいじめんといてえなあ、と言われたことを思い出した。ただただ今日一日が無事でありますようにと祈るのみ。今年も平穏な一年でありますように。 


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