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2023/10/15(日)
日本考1
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将来、死ぬために日本に戻ってこようと考えているけれど、バスでいやなものを見てしまったので、将来の計画に暗雲が。。(笑)先日、法務局へ行くのに、バスに乗った。停留所は、家から歩けるところでー丘の上にあり、坂の傾度は45度近くあり、かなりの運動量になるー始発だったからあまり気にならなかったが、途中の停留所で乗り込んでくるのは、当然高齢者が多い。若い人も多少乗っている。そのうち、高齢者でも立たねばならないほど混んできた。始発で座っていたから、当然立ちあがって、席を譲った。そのおばあさんは、ありがとう、後ろにまだ空きがありますから、と後ろに行った。で、障碍者だか車椅子だか、とにかく特別のサインが貼ってある椅子のところに立っているおじいさんに、声をかけて席を譲った。おじいさんは、すぐ喜んで、座ってくれた。で、その特別の青いマークがついている席に誰が座っていたか。若い女である。髪をきれいに染めて、顔は美白か何だかきれいに化粧している、どこにでもいる女の子である。で、目の前に後期高齢者が立っていても、知らん顔をして何をしていたか。スマホで、ブラウスやらスカートの写真が並んでいるページを、人差し指で、忙しく動かしていた。よっぽど頭の上から、言ってやろうか、と思った。どんなに新しいブラウス着ても、顔を化粧しても、あんたの心は腐っていて、クサイ、クサイってさ。(笑)でもまあ、めんどくさかったから、言わなかった。そのうち、その子も降りていって、席が空いたから座ろうかな、と思った一瞬、バスに乗ってきたのも、これまたおばあさん。で、私はそのまま立ち続けた。そのおばあさんは、わざわざ、降りるときに、席を譲ってくれてありがとうございました、と声をかけてくれた。で、私も、おきをつけて、と返した。で、思うのである、若いガキは、大きな顔をして障碍者用の席に座り、スマホだか何だか、指をくりくりしている一方で、前期高齢者が後期高齢者に席を譲らねばならない社会って、居心地いいだろうか、と。日本に帰ってきても、ストレスがたまるだけではないのか、と。まあ、たまるあいだはまだ若いだけ、とも言えるのかも。国鉄が(ふるう〜〜笑)女性専用車を走らせて、誰も文句を言わないのなら、バスも、前方は高齢者専用、にしたらどうなるだろう。とにかく、これだけ高齢者が増えてきて、高齢者にとっては公共交通手段は必須アイデムなのだから、能たりんの若いガキどもを、必要があるときは、立たせる施策をとるべきである。と、市バスを管轄する部署に書こうかな、と考えていたら、市バスの関係者がパワハラで17人だか、処分されたと全国ニュースで流れていた。いったいどうなってるねん。どこもかしこも(笑)アメリカのバスでも電車でも、目の前に高齢者が立ったら、無視する人間はいないなあ、と考えると、日本人のあいかわらずの後進性に、ちょっとがっかり。。この60年、あんまり変わらなかったようだ。(悲)
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