|
2023/11/11(土)
思い出したこと
|
|
|
今日は、気持ちのいい、ドライブ日和だった。気温は下がったようで、朝起きると、庭は霜で真っ白だったが、朝9時ごろになると、ちょうどいい気温になった。久しぶりにオークパークに出かけた。昔、よくうろうろした町だが、街の通りが細く狭く、加えてひとがうじゃうじゃで、すっかり運転の仕方を忘れてしまっていた。(笑)無事にリサーチを終えて帰宅。運転していて思い出したことがあった。昔、映画の会をやってたとき、映画評論家的なカバさんが奥さんといっしょに来てくれるときがあった。評論家的というのは、まだ評論家として確立されたとは思えず、でも、20年近く前のあの時代、映画紹介のブログというのか、そういうものを一杯書いていて、ボタンを押してください、私は、なんとかのナンバーワンになれます、と自己宣伝をしていた。へええ、売れるということはこういう風に自分を売り出すんだ、とえらく感心したのを覚えていた。で、その人を、青森にいたときに見たテレビに出ていたことを思い出したのである。あれっ、これ、カバさんじゃん、と思った。肩書は精神科医と作家となっていた。シカゴにいたときは、どこかもじゃもじゃという感じがしたが、そのもじゃもじゃ感もなくなり、すっきりした感じで、読書が脳に及ぼす影響を話していた。へええ、すごい。知人から、ベストセラー作家になっているとは聞いていたが、ふ〜〜〜ん、テレビ出演か、すごいなあ。。N**の青森放送ではなく、全国放送だったと思う。20年も経てば、みんな変わるよなあ。。あの人にとって、シカゴ時代なあんて、遠い遠い記憶の彼方になってるだろうなあ。。確か10歳ぐらい若かった? といっても、もう60ぐらい? ええおっさんやん。(笑)こちらはまだ同じところにいまっせ。。いっこも何も変わってません。(笑)もう一つ思い出したことーテレビドラマで脚本家が主人公に言わせた言葉である。「幸せとは、自分で決められることですよ」このごろ、一体自分の人生は何だったのか、幸せな人生だったのだろうか、と気持ちをめぐらす時間も増えてきたが、この言葉に助けられた。そう、いつも自分で決めてきた。誰かに言われたから何かをする、ということはなかったような気がする。となると、この脚本家によると、私の人生は幸せだった、ということになるではないか。これでよかったんだ、とちょっと気持ちが落ち着く。テレビに出るような有名人になったわけでなし、売れる本が書けたわけでなし、ましてや家族を養う、なんて立派なことをしたわけでなし。。いったい何のためにこれまで生きてきたのだろう、生きて誰かの役にたったことがあるのだろうか、と不全感にさいなまれることも結構ある。 でも、自分で決めて、生きることが幸せなら、幸せ以外のなにものでもないかも。。(笑)感謝。
|
|
|