〜ing〜アメリカつれづれ日記
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2023/04/03(月) いよいよ2
今日、Wi-Fiをお店に返す。日本滞在もいよいよ終わりである。日本にもってきた仕事はすべて終えたと思う。きのう、友達一家に助けてもらって、”孤島の郵便屋さん”の役割も無事に終えた。去年の暮、出かけていったガラパゴスに、”郵便受け”があった。要するに、かつて太平洋の孤島にたどり着いた船員か漂流民だか、が、次にこの島に来る人間に向けて残したメッセージ、という史実?を、現代風ロマンに誰が変えたのか知らないけれど、とにかくここに絵葉書を残せば、実際にそのおうちに届けてもらえるかも、という夢物語?である。絵葉書の束を見ていた娘が、日本への絵葉書もあるよ、と渡してくれたのは、大津にいるおじいちゃん、おばあちゃん宛に孫娘が書いた絵葉書だった。山桜が咲くきれいな山々や琵琶湖を見ながらの2時間ほどのドライブののち、無事におうちが見つかった。チャイム?を押すと、80代前半ぐらいのおばあさんが出てきてくれた。最初はいぶかしそうな顔をされていたが、話をすると、ああ、とお孫さんの名前を口にし、笑顔になった。今、ブラジルにいます、とのこと。仕事で赴任しているとのこと。そうか、ではきっとバケーションで家族でガラパゴスまで行ったのだろう。絵葉書を書いたのはそんなに昔のことではなかったようだ。ブラジルにいる孫娘が、ガラパゴスで書いた絵葉書を受け取って、びっくりはしたけど、きっとすごく大きな喜びのエネルギーに包まれたのでは。大きな喜びー世界の大きなエネルギーの、極小でも、ある一コマに関われて、こんなにうれしいことはない。笑って喜んでくれたおばあさんに、連れていってくれた友達一家に心から感謝。その前日は、淡路島の図書館に出かけた。たった1時間、バスに乗ると、あんな別世界が広がっているとは全然知らなかった。探していたものは見つからなかったけれど、でかけて行ってよかったと思った。次回も行ってみたいと思った。神戸がすべて、ではないのである。神戸を離れよう。アメリカへ。なんでアメリカやねん。若気の至り。。(笑)もう一つー坂本龍一が亡くなったということで、彼の追悼ニュースがあれこれテレビに流れた。テクノうんぬんはよくわからないので、もともと興味がなかったが、今になって感心しているのが彼の言葉。愛だの反戦だの平和といった言葉は嘘くさい、とはっきり言っていた。はい、その通り。(笑)まっすぐ物事を見た人のようで、今日の「させていただきまして」しか言えない、言おうとしない人間とはまったく異なる重量感があった。さすが、である。さすが、といえば、今話題の大谷しょうへいさんも、なかなかの人物だと知った。同じように独身の娘がいる友達は、娘が大谷さんと結婚しても、おうどん、食べる?とも聞けないし、と笑った。今日のテレビでは、自分でラーメン作って食べる、と言ってたよ。おうどん、食べる?で、いいんとちゃう??(笑)インタビューによると、もう自分の野球人生は中盤で、残されている時間も短いから、とはっきり言っていた。28歳だそうだが、その自分の人生の全体をすでに見渡している、その聡明さが彼に力を与えている。テレビのコマーシャルはもちろんのこと、デパートへ行っても、すでに大きな顔があっちやこっちに。なにやら国民全員が彼の親戚縁者の雰囲気(笑) 全体を見渡して、その中での自分の立ち位置を見極める。それは、どんな仕事をしていても同じだろう。そういえば、坂本龍一の生涯のパートナーは、結婚・離婚した女性たちではなく、ニューヨークで知り合った女性スタッフだったとか。男女の機微を改めて想う。坂本龍一が好きだった言葉は、あれはイタリア語? 芸術は長く、人生は短し、とか。誰にとっても人生は短い。コメディタッチの侍ドラマの主人公によると、人生は死ぬまでのひまつぶし、とか。短い暇つぶしにしては、いろんなことが起きるなあ。(笑)ただただ、今日一日をよしとすべし、のみ。


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