〜ing〜アメリカつれづれ日記
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2023/07/27(木) このごろ
日常のちょっとした出来事やら言葉で、昔を思い出すことが多くなった。おんなじような言葉を、あの時聞いたなあ、とか、おんなじようなことが起きたなあ、みたいな感じである。そのときまで思い出したことがなかったことだから、すごく不思議な感じがする。脳がいよいよ容量がいっぱいになって、新しいことを入力できないというか、むしろ昔の記憶を引き出すように動いているのかなあ。。新しいことももうそんなに起こりそうにないもんねえ。(悲)高齢者センターで、いよいよ歌を歌ってくれる人もいなくなって、これからどうしようか、と考えているが、クライアントの昼食中、あまりにも静かなので、いいレストランにでも入っている気分になってもらえればいいかも、とか考えて、ピアノを弾いた。これまで弾いていたような曲ではなく、ヨーロッパの映画の主題歌とか、である。アメリカ人はヨーロッパ映画など知らないだろうから、物珍しく聞こえるかもしれない、と思ったのである。フランス映画の「男と女」とか、イタリア映画の「ひまわり」とか、である。で、思い出した、自分の高校生のころ、映画に夢中になっていたころのことを。ああ、あのころはよかったなあ、ただただ夢を見ていて、ぼおおとしていたなあ。。(笑)つい最近、どこかでソフィアローレンがまだ生きていると読んだ。あの「ひわまり」の映画のころは何歳だったのか。あと弾いたのは、アダモの「雪が降る」で、思い出した。神戸で、アダモのコンサートに行って、コンサートがすんだあと、友達と裏口で待ってて、アダモと握手したことを。げっ、げっ、おかしなことをしたもんだ。うん十年ぶりに思い出した(笑)思い出したといえば、新しいクライアントの一人のフィリピーナが、私、日本語の歌を知ってるよ、と言って、歌ってくれた。「見よ、東海の」で始まるなんと愛国行進曲だった。ああああああ(悲)日本の兵隊から習ったの、と聞くと、そうだ、と言う。何歳ぐらいだったの、と聞くと、五歳ぐらいかなあ。。言葉の意味も何も分からないけど歌わされた、という。愛国行進曲を歌って、それからラジオ体操をしたという。「ラジオ体操」と日本語で言うのである。あああああ。(悲) 小さな子供に愛国行進曲を教え、ラジオ体操をしていたのか、日本の兵隊さんたちよ。兵隊さんもそんな歌しか知らなかったのかも、だけど。もう少しかわいい童謡でも教えてあげればいいのに。(悲)来週から、あのおばあさんからもう少し話を聞いてみよう。いろいろ教えてくれるかもしれぬ。小さなときに身体に、脳にたたきこまれたものは消えないのである。(悲)カリフォルニア出身の日系アメリカ人のクライアントの脳には「君が代」がたたきこまれている。正しいメロディで歌うことができる。去年亡くなったフランシスがカリフォルニアの日本語学校で習った「シナの夜」よりはましかも??、だけど(笑)子供にたたきこまれていくものー時代そのものである。誰をも恨めまい。自分の子育てを考えると、かなり苦しいものがあるなあ。。ごめん、としかいいようがないなあ。。取返しのつかぬことをしたかもなあ。。ごめんなあ、と書くと、母親の顔と声がよみがえる。「死んで謝る」と言われたあの日の午後の光景が、もう一度自分の目の前に現れる。疲れたああ。。「過去を振り返るのは、今が幸せじゃないから」と、ドリスさんの冷蔵庫に張ってあったのを思い出す。クリスチャンだったドリスさん、30年前ぐらいに、今の私ぐらいの年だった人だからなあ。。もう消えてるだろうなあ。。容量オーバーの脳はろくなことを思い出ささないなあ。助けてくれえ〜〜、と思いはじめたら、いよいよかもなああ。生きてること自体がもうしんどくなるのである。(悲)でも、思い出せるあいだが花でもあるのが人生。。。あああああ、もう一度自分に問う、なんで生まれてきたのだろう。。(とは青春時代の悩み???笑)


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