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2023/08/07(月)
また映画
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日本からのニュースでは、熱中症に気をつけて、ばっかり言っているから、申し訳ないなあ、と思う。このごろ、暑いからはほど遠く、もう秋の気配が感じられる。それで、気持ちがいいから、ここ２、３日、また道のごみ拾いに出ている。このごろ、町がきれいになってきたから、その分お金を拾わなくなったなあ、とぶつぶつ思っていると、次の瞬間、２５セントが足元に落ちているのを発見！！！やったああ。神様、ありがとう、と思わず出た。やっぱり神様は私の声を聞いてくれてるんだあ、感謝。（笑）今、話題になっているとか、日本人だから一応見ておかねば、みたいな声を聞いたので、今日は「オッペンハイマ―」を見てきた。見た感想ーまあ、こんなもんでしょ。（笑）原爆開発をしたという人で、日本では上映が決まってないとかどうのこうの聞いたけれど、映画はあくまでも、オッペンハイマーという人間がテーマで、原爆投下うんぬんの話ではない。要するに科学者の苦悩、といったところか。オッペンハイマーは共産主義者ではないか、スパイではないかと政府からにらまれた、というアメリカ政府内の政治が主である。日本占領軍の中にも、左派の人たちがいて占領政策でもめた、と読んだことがある。だから、別に日本で上映することにそんなに気を使わなくてもいいのでは、とは思うが、原爆、となると、きりきりするのが日本人である。このあいだ、日本からのドラマで、悪の政治家が部下に言うセリフで、「お前なあ、寿司食うときに、魚の気持ち、考えるか」というのがあった。笑ったが、すべてその通り。原爆投下にも言えよう。戦争である。勝たねばならぬ。ただそれだけのこと。被爆者が、あんなもの落とすなんて、アメリカは鬼だ、と言っているのを見たが、人間の命ーそれも自国の国民の命ーを粗末にしたのは、日本も同じである。人間魚雷、特攻、「生きて虜囚のはずかしめを受けるな」なんて教えて、ガマで自決した沖縄の人たちとか。。原爆だけをやいのやいのと、俯瞰した大きな視野で考えることなしに言うのを聞くのは、居心地悪くなった。すくなくともアメリカ側は、戦争を終わらせるため、国民の犠牲をこれ以上出さぬため、と、まともなことを言うではないか。日本政府はどうだったの？ 特攻ですからねえ、人間魚雷ですからねえ。自国民の命なんてどうでもよい、と考えていたのは日本軍のほうである。（怒）あげくにアメリカが沖縄に侵攻しても、一億玉砕なんて、わめいていたんだから。こんな気の狂ってるのを相手にしてても仕方ない、とにかく早く戦争を終わらせねば、と考えたアメリカにすれば、寿司食べるのに（勝つためには）魚の気持ちなんて知らん、と当然なるだろう。実際は、戦後の世界覇権地図まで考えて、原爆は投下されたわけで、寿司になった魚が、人の胃袋に入った気持ちばっかり言ってても仕方ないと思うけどねえ。が、映画の感想。（笑）半月のあいだに２本も映画を見たのは５０年ぶりかも。。（笑）そういう日もあってもよかろう。（笑）
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