|
2023/09/23(土)
雑感
|
|
|
おかしなところに足を踏み入れてしまった。原稿である。イリノイにいた鈴木大拙のことを書こうと資料を見始めたら、でるわ、でるわ。。それもさっぱりわからぬ仏教のことがぞろぞろ。学者とはこういうものか。鈴木さんに言いたい、むずかしい仏教の仏典?を中国語から英語に直して、いったいどれだけの人が幸せになった、というのか。道のごみ拾いをしているほうがよっぽどみんなが幸せになれると思うよ。早く、鈴木さんとはバイバイしたあい。仏教がなんぽのものやねん、市井の人間とは縁がない鈴木さん。(笑)この1ケ月は、日本からのいいドラマを2本見ることができて、楽しかった。で、気づいたことーどちらのドラマも、「日本のために、日本人を守るために」というセリフがわんさか出てくるのである。2本とも日本を守るために戦う人が主人公のドラマである。これって、かなり危ないんじゃないの。いよいよ、知らぬまに国家主義が頭をもたげはじめている? こういうドラマを作って、国民を少しずつ洗脳して、そのときが来たら、気がつけば戦争が始まっているのでは。。始まれば、もう止めることはできない。ああ、おそろし、おそろし。。たのみまっせ。。(悲)最近、シカゴで気づいたこと。道端に、「わたしは難民。助けて」というサインをもって立っている男性二人。場所は違うけれど、二人の共通点は、まずブラウンマンであること。メキシコか南米からの不法移民だろうか。そして二人とも家族を連れていること。小さな赤ん坊に母親である。20年以上シカゴへ行っているが、こういう人を見るのは初めてである。道のごみ拾いをしなさい、と言ってあげたい。私だって、何度か仕事を探しているのか、と聞かれたし、ファーストフードのレストランから作りすぎた食べ物を渡されそうになった。家族連れで、道のごみ拾いをしていたら、アメリカ人なら必ず、お金やら食事を出してくれると思う。ぼけっと立って、お情けを乞うだけではなく、自分がこの社会に何で貢献できるか、を見せつけてやるのだ。それも、アメリカ人がやれない、やろうとしないことでやれば、それが一番だ!!!と言ってあげたいけれど。。どうも不法移民問題はかなり深刻になってる模様。アメリカに来てもねえ、そんなにいいことないけどねえ。彼らの母国では生死が問われるのだろう。アメリカではねえ、餓死することはないとは思うけれど。このごろ、左手で漬物ボールをしている。脳が左手をもっと上手にコントロールできるようになり、太鼓がもっと上手になるためだ。で、面白いのは、左手で漬物ボールができるようになると、ピアノの音までが変わってきた。昔は、相撲だと言われたピアノの音が、なあんか気持ちをこめられる音のようになってきたような気がする。すべてがつながっているんだな、とつくづく思う。身体がすべてを、人生を決めるのである。むずかしい理論じゃないよ、鈴木さん。(笑)車を運転しているときに、いつも聞くのが島津あや。で、いつも涙が出てしまうのが、「逢いたくていま」”今、逢いたい、あなたに。伝えたいことがたくさんある。もう2度と逢えないことを知っていたら。。”そう聞いて、思い出して、涙が出るのは父親のことである。逢いたい、と思う、ほんとに。(母親には逢いたいとは思わない笑)”あなたが見つめたすべてを感じていたくて”、また父親が倒れた明石城へ行く。あれから29年、今だに、空に向かって想う、これが父親が見た最後の景色なんだと。逢いたい、逢いたい、そう思いながら、毎日が淡々と過ぎていく。。(悲)
|
|
|