〜ing〜アメリカつれづれ日記
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2024/02/08(木) サーカス
が始まった。(笑)最高裁である。ドカスをバロットからはずしたコロラド州対ドカスの戦いである。最高裁がどんな判断を下すか。ドカス側が6人、リベラルが3人という構成だから、コロラド州が勝つ可能性は低かった。(悲)それでも、こういう憲法判断の戦いをアメリカ社会がどのように扱うのかが知りたくて、朝9時ごろからテレビにかじりついた。結果は、裁判官の質問の内容と流れからして、ドカスが勝ったと思う。くやしいけど、裁判官が何を問題にするか、がわかったような気がする。とにかく言葉の解釈と手続き上の問題ーたとえばオフィサーとオフィスの違いーと、それから判断のあと何が起こるか、をすごく気にしていた。中絶問題で最高裁がアホなことをやって、全米がもめたから、それは繰り返したくないという気持ちが見え見えだった。オリオの金持ち大好きの汚い裁判官は、コロラド州の弁護士の上げ足とりばっかりして、汚いのが丸出しだった。品格がまったくないのう、あのじじい(怒笑)それにしても感心したのは、テレビ局の流し方である。裁判所にはカメラはもちこめないが、音声がすべて流れた。そして写真をきっちり見せて、発言しているのが誰かがずっとわかるようにしていた。そして、一番感心したのが、弁護士でも裁判官でもない、要するに法律の知識がない一般人にでも、今彼らが何を議論しているかがわかるように、一般人の言葉で、今こういうことを言ってますよ、と教える5行ほどのサマリーを流したのである。へええ、これはすごい。これが民主主義だと思った。(笑)だいたい1869年だかに、誰それの裁判ではこういうことがあった、そのときに適用されたのは憲法の何条の何項で、その解釈はこうこうで、とぐちゃぐちゃやられても、一般人にはさっぱりわからない。だから、今議論しているのはこれが要点です、と教えてくれるのである。これはよかった、感激、感激。(笑)日本も、自衛隊は合憲か違憲か、みたいな判断を下すときは、全部国民に聞かせるべきだと思った。ドカス側の弁護士は、金にまかせて、経験豊富な奴がやってきた。コロラド州の弁護士は、あの若さで最高裁に出てくるのだから超優秀なのはわかるが、やっぱり経験豊富なのに負けたなあ。残念。声としゃべり方の安定感が違うのである。年の功とはよく言ったもので。。(笑)それでも、経験豊富な奴でも、裁判官に突っ込まれると、ものすごく早口になって、焦っているのがわかる。何やってるのかわからんこちとらは、焦っている弁護士を見て、わあ、おもろ、と笑っていた。(笑)嘘ばっかりついて、選挙に負けたら、票を探せとわめくような人間を国のトップにおくことはできない、という至極当然の常識が通らず、裁判ばっかりやって税金の無駄使いばかり続くアホな国だ。人間に常識がなければ、19世紀の判例までもってきてごちゃごちゃ。。確か英米法は判例法だと学んだような気がする。19世紀の話が21世紀に通用するのが法律の世界なようで。。人間に常識がなく、何でも法律、法律といわねば片づけられない社会の限界が、サーカスとして繰り広げられる。ドカスはただただ引き延ばし作戦で、自分が大統領になったら、すべてちゃらにして、自分を無罪放免にする。そのためだけに大統領になりたがっている。国や国民のことなど何も考えていない。そんな中身空っぽの人間を、きゃあきゃあ喜ぶ情けない人間ども。そういえば、80ミリオン弗支払いの判決が出て、負けたドカスの女弁護士ー毛皮のついたコートを着た気の強そうな女だったが、あの女は、負けたからともう首になっているに違いない。しょせん使い捨てにされるだけなんだよ、ドカスの弁護士たちめ。恥を知れ、とか思うけれど、恥なんて知らんやろうなああ。。(笑)それにしても今日の弁護士たちは、やっぱり自分たちの名前を残すためにやってるのかなあ。。黒い法服を着た、こわああい9人対自分一人で、意地の悪そうな質問に答えねばならないのである。ああ、こわこわ。。お疲れさん。。(笑)次のサーカスはいつか。何もわからぬ人間にとっては楽しみなことである。(笑)


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