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2024/03/20(水)
久久しぶり
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に、きのうシカゴの映画館で映画を見た。よかったあああ。。役所こうじのパーフェクトディズである。さすが、さすが、の映画だった。昔、映画の会をやってたときに、ちょこちょこ出かけていたミュージックボックスでの上映である。映画館の周りは店は変わっているけど、雰囲気はあまり変わらず。ちょっと場末の感じがするところだ。英語ではパーフェクトディズになってたけど、映画の中のタイトルは「こもれび」である。こもれびこそ人生の美しさである。一瞬の美しさ。貴重な一瞬の美しさ。監督がビデオで英語であいさつしてたから、へえ、アメリカ人の監督なの?と思ったが、映画を見ていて、ああ、この映画をアメリカ人が作るはずがない、と思っていたら、ドイツ人の監督だったそうな。やっぱりね。(笑)主人公の毎日の生活に何が起きるわけでもないのである。毎日毎日、公衆トイレの掃除をしているだけ。でもそんな単調な生活の中に、幸せを見出すことができる主人公の気持ちをあんなに上手に表現できるなんて、やっぱりすごい、すごい。いい映画は、やっぱり映画館で見るに限る。日常から離れた世界に入っていって、映画が終わったあとも、その余韻に浸ることができる。おかげで今日は元気いっぱいで、またボランティアに行ってきた。新しい日本人女性がいた。広島出身の被爆者だという。また少しずつ話を聞いてみようと思う。みんなたった一度の人生を生きている。こもれびに小さな喜びを見出して。それでいい。それが幸せ。ドカスを見てみろ。自分は金持ちだ、金持ちだと言い続けて、いよいよ破産するかもしれないらしい。ざまあみろ。お前は犯罪を犯したのだ。犯罪を犯した責任すらとれずに、アホな有権者に寄付をしてくれ、とか言ってるらしい。この人間の底なしの醜さを考えると、公衆トイレの掃除人が、まぶしそうにこもれびを見上げる気持ちの美しさはかけがえがない。健康寿命は75歳ぐらいらしい。あと5年ほどだ。こもれびに喜びを見出して、一日一日を生きていく。
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