|
2024/04/07(日)
宇宙のエネルギー
|
|
|
はやっぱりつながっている。娘が、遠縁の人のお葬式というかメモリアルに出かけている。彼女の義理のいとこぐらいにあたるのか、よう知らん。とにもかくにもまだ30代で、ロッククライミングが好きで、一人出かけて、岩から落下して亡くなったとか。子供はまだ1歳ぐらいで、残された奥さん(この人が娘のいとこになるのかも??)にすれば、なんとも痛ましい話だが、メモリアルには300人?ぐらい集まるとか???このあたりもよくわからないが、とにもかくにも、人を呼んでメモリアルというコンセプトが嫌いで、私が死んでも一切誰にも言わないでくれ、と家族に言ったところだった。ただただ黙って消えるのみ、と。すると今朝、訃報が飛び込んできた。踊りの先生である。別に踊りを習っていたわけではないが、偉い先生だったとか。私が先生としゃべっていたら、横から「日本人らしい」人が、先生にそんな口をきくなんて、タカコさん、失礼すぎる、とぶつぶつ言うおばさんがいるほど偉い人だったらしい。領事館関係のパーティで会えば、シュリンプカクテルを取ってきてくれたり(お前のためにとってきた、とは言ってくれたけど、どこまでほんとかわからない笑)、私が変なことを言うと、お前なあ、とたたかれたから、きゃっ、ラブタッチ、と喜べば、ますます、お前なあ、と怒るふりをしたけど、ほんとはぜんぜん怒っていたわけではなく、たぶん楽しんでいた、と勝手に考えている。(笑)その先生が消えた。病気になったことを聞いて、もう一度かっこいい帽子姿が見たいです、と1年以上前にカードを書いたのが最後となった。そうやって、一人、一人、知っている人が消えていく。そのうち自分の番が来る。(悲)先生は遺言で、葬式はするな、と言い残したらしい。先生がもっていたそんな美学が好きだったんだと思う。先生のような偉い人にそんな口の利き方をするのはタカコさんだけ、と人にぶつぶつ言われたけど、先生は私の口の利き方なんて別になんとも思っていなかっただろうし、自分が理解できて、好きな美学をもっている人が消えていくのはやっぱり寂しい。死者にたいして「ご冥福をお祈りします」とはよく聞く言葉だけど、「ご冥福」って何?自分が消える前にちょっとは勉強しとかなくちゃ。(笑)先生へ、楽しい思い出をありがとう。
|
|
|