メルリンカートの気まぐれ日記
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2010/03/24(水) いいときもあるぞ!その2
産卵木も届きまして、いよいよシーズンが始まった感じです。
まだ越冬から起こしただけですが、来月ぐらいからボチボチペアリングします。今年も昨年のように産卵には苦労するでしょうね。メスが大型になってきてからどうもペアリングの成功率が下がっています。交尾器がうまく入っていないのを2回ほど確認していますが、これは自然界ではありえないサイズになっていることの影響でしょうか?
昨年途中から産卵セットのセット方法を変えまして、何とか欲しい数の幼虫は採れました。今年はその改良した産卵セットで最初から試してみますが、これが成功だったのかは今年結果が出そうです。改良点はゆとりのある産卵セットです。適切かどうかわからないものを書いてしまいますと問題ありますから、この辺で。

採集記続きです。

昼食を食べながら、あそこは相当いい台木があるのではないかと妄想だけが膨らみ、そしてもう採れた気になっている二人が居た……(爆)

午後も頑張るぞ〜!

まずは気になる林道に行ってみると、ここにはなんと妄想通りの台木林が!!下ろしたて一発目からオオクワがゲットできたマスコさんの脚立で向かうことにしたのだが、この脚立はオオクワに出会える!この事がこの後凄いことになったのであった(笑)
前回オオクワ初ゲットでマスコさんは小道具からノギスなど細かいものを買い揃えたようで、ずいぶんと気合が入ってきたようだ。かなり嬉しかったんでしょう。
太い台木がありチェックする部分が高い場所に多いことから、ひとつしかない脚立にはマスコさんに登ってもらいチェックしてもらう。私はあ〜でもないこ〜でもないと五月蝿かっただろう(爆)チェックしている間、私は辺りの台木を回り、雑木林全体を確認し可能なものは木に登りチェック。すでに樹液が出ている木もあり、中にはちゃ〜んとボクトウガの幼虫も入っていました。
そんなことを繰り返しているときであった。高さ8mぐらいはあるだろう三又の台木!三又に分かれている上部に登り上から部分枯れをチェックすると太い食痕が現れた。んんっめちゃくちゃ怪しい、ここにはオオクワが入るだろう。

樹上からのチェックは大変なので、マスコさんを待ち脚立をかけてチェックすることにした。まずはマスコさんにチェックしてもらうと、食痕らしきものが無数に出てきたらしい。
しばらくして、小さな幼虫を1頭採り出した。見せてもらうとかなり怪しい。いやオオクワの初令だろう。内心分かっていたのだが、まさかこの地でいきなり当たることがあるのだろうか?こんな思いが ”なんか頭部が大きすぎる気がする” こんな事を口ずさんでいた。
そのままマスコさんにチェックを続けてもらうと、私の曖昧な発言がオオクワだと思わなかったらしく、慎重さを欠き同じぐらいの大きさの幼虫が出たのだが落としてしまったと。
交代してもらい小道具でチェックを始める。コツコツと食痕をひとつずつ追いかけていったときであった。小さく空いた穴の中には……、紛れも無いオオクワの初令である。

”やった〜、おいやったぞ〜!”

分かってはいたのだが、ここで完全に自分の中でオオクワだと確定した瞬間、あまりのうれしさに我を忘れて喜んでしまった。マスコさんもものすごい喜んでいるじゃあないか!やはりこの脚立がいいのか(^^;
何度も書くが、今思い出しても嬉しい。こんな思いは久しぶりだな。既知のポイントでのゲットとはまた違った喜びがこみ上げてきた。
無数の食痕が走っていることから、採りだしは難航し、交代しながら5時間かけて初令11頭をゲット!!まだまだ確認部分はあったのだが、集中力が欠けてきたし、十分に満足できたのでこれでよしとした。
ただ残念なのは2頭ほど潰してしまったのだ。1頭はオオクワが入っているか分からないときにだろうか。もう1頭は出会い頭に!それにもう1頭落としてしまっている。このようなパターンは初2令の時にやってしまうが、まだまだ下手くそなんですな。
気がつけば時刻は7時を回り辺りは真っ暗であったが、ナイターまでして採れたオオクワにただただ感動するだけであった。

今回ちょっとあぶなかったのが、この台木で見つけた太い食痕。この先にはオオスズメバチの女王が越冬していたのだが、幼虫を採り出している際、全く気がついてないマスコさん、私は交代して直ぐ気がついたのだが、それだけ集中していたんでしょう。下手すれば刺されますので、何も無くてよかったよかった。

今回のようなケースは本当にラッキーでした。残り少ないシーズンですが、もう一度大きな感動に出会いたいものですな。マスコさんどうもありがとうございました。また、その脚立を持って行きましょう!!


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