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2005/11/14(月)
楽しみなビン交換
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ココのところ30gアップの報告があちらこちらから聞こえてきました。できれば里子した幼虫で誰かが30gアップしてくれるとうれしいですね。私も来月ぐらいから順次交換予定ですが、数が多いので年末以降もビン交換地獄でしょう。個人で飼育して300以上の幼虫をきっちり飼育するのは、えらい大変です。おまけに3本目はよく暴れますから、毎日観察が欠かせないでしょう。忙しくなると仕事から帰って午前様まで毎日作業が続きます。 一昨年は毎日午前2時過ぎまでクワ作業していたときがありましたが、その成果が羽化サイズとなって現れるとうれしくて、うれしくて、病み付きになります。ズボラに飼育しなくて良かったと、いつも思います。
予想としては久留米の82.5mmとアウトラインで掛け合わせた、50.0mmの3番(ギネス84.3mmの兄弟メス)が一番大きくなると予想されます。これは2本目への交換時の幼虫の長さを見た感じの予想ですが、血統的背景は重要な要素だと強く感じますね。3番のメスからの幼虫は里子してませんので、全て私が飼育してますが、40弱います。この中で種親オスを超えてくる個体が1頭でもでれば、大成功です。80mmを超えてくると種親を超える個体を出すのは、ほとんど出ませんが、ここらへんが今の飼育技術の限界なんでしょうね。菌糸ビン以上の画期的な飼育方法があれば、更に上を目指せるでしょうが、それ以外となると飼育方法プラス遺伝が重要な要素でしょうね。遺伝といってもメンデルの法則見たく簡単だったらいいのですがね。生物に必要なアミノ酸は決まっているわけですから、添加剤の種類ではなく、アミノ酸レベルで操作したら結果が違うかなあ。ひょっとしたら蛋白質の作り方の違いにより成長度合いが違ったりして。調べてみたいけど、そんな設備はあるわけもないし……。研究所関係の方でもクワガタを調べてる方ってほとんど居ないだろうし、大体大きくなることを研究したところで、何の意味もないし(爆)
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