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2005/06/08(水)
楽しみな菌糸ボトル!体長と体重比率
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今期は実験的にとある菌糸を使用します。添加剤、樹種、詰め具合などのレシピは提供者さんと相談の上決めたのですが、予想以上のできに満足してます。全12本で大型血統のオオクワ久留米やホーペSL血統を投入してみる予定です。できればオリジナル菌糸で80mmオーバーと行きたいところですが、初めて使う菌糸で結果が出るかは分かりません。パフォーマンス的には私の環境でも十分に活躍できそうな種菌ですので、期待しています。
先日マツノさんでの話題をちょっと!今期のオオクワの成績を聞いてきたのですが、まだ掘り出していないのがほとんどでした。しかし、すでに1頭80mmオーバーが出ており見せてもらいました。産地は岐阜産でしたが、久留米と比べると横幅がありアゴも肉付きがいいようです。33gで80mmでしたので、この血統は横幅に体重が取られるようです。他の個体も同様といってましたので、血統による体重と体長の比率はエサの影響より形状や血統に関係する方が高そうです。我が家の久留米や岡山はこの比率が比較的体長が伸びる傾向にあるようで、大型を狙いやすい血統かもしれません。欲しかったんですが、1頭20万じゃさすがに手が出ません。
久留米14.3gのメスが羽化してきました。ビン越しですが50mmは確定のようです。先日羽化してきた中原町のメスも14gありまして、こちらは見事50mmオーバーでした。オスはなぜか蛹化前に☆ってしまいまして、来年はブリードできそうもありませんので、クワ貧を少し救ってもらおうと思います。メスはまだ50mm強までしか作出したことがないのですが、巷では18gで55〜56mmぐらい個体もいると聞いたことがあります。大きい個体が必ず大きな子を残すとは限りませんが、このような個体を掛け合わせて、超大型を沢山作出しているのがマツノさんですから、少しづつでも大きな個体同士を掛け合わせていけば85mmなんてのも出てくるかもしれませんね。
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