メルリンカートの気まぐれ日記
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2006/10/12(木) ビン交換
クワ友さんたちはもう採集に行ってるではないか!!しかも採れているし。俺も行きたい。でも、先週F1観戦に行ってきたし、誘いでもない限り自分からは行くと言いにくい。う〜ん悲しい。

そろそろ2本目への交換が進んできましたが、久留米以外の血統では、大型ばっかりとはいきませんね。能勢が2本目で伸びてきそうな感じでした。体重は3ヶ月交換で24〜25gですが、1本目の体重だけでは、大型になるか判断しかねる場合がよくあります。念のためそのような個体はLビンに入れていますが、次回体重減だったらどうしよう(^^;

極太でよく名前が出てくる、超阿古EやS-AKO、ファラオなんてのも、今期少しだけ飼育していますが、メスは12〜13g程度のそこそこの個体が出てきますがオスは厳しいです。ほとんどが20g前半です。体重だけで判断すると失敗することがよくあるので、違う書き方をすると、明らかに幼虫自身が小さいですね。というより大型血統の幼虫が異常に大きいのかもしれませんが。
頭幅もパッと見12mmはいってないです。大型血統の久留米だと、メスの当たりハズレもありますが、当たりメスからの幼虫ならほとんどが頭幅12mm以上、たまに13mmなんて化け物も出てきます。その頭幅に負けないぐらいのボディーの大きさをしていますので、バランスは頭が異常に大きくは見えません。ホーペだと12mmを超える幼虫はぞろぞろ出てきます。ボディーは頭幅に見合うもの小さいもの(頭が大きく見えるもの)様々な個体がでてきます。私がいままで飼育したホーペは、こんな感じで
す。全体的に見ると、ホーペの方が大型化するのは簡単かもしれませんね。国産はそれに四季を感じさせる必要がありますから、大型を羽化させるというのはなおさら難しいのかもしれません。

話を戻しまして、血統だけで大型がでないかというとそうでもなく、個体差があります。これが、私の飼育の楽しみでもあるのですが、ほとんどが20g程度しかならない血統でも、まれに30g近いのがでてきます。このような個体の初令時の見分け方はわからんです。数多く飼育してみるしかないです。あとは運に頼ることになります。1本目の管理方法で余程のことが無ければ、このような個体がでてきます。問題はここからなんです。この体重を維持させ、冬を感じさせ、無事に蛹化、そして羽化!
血統的背景がない大型個体の羽化はやっぱり難しいです。ひとつ言えるは、このような個体を太らせすぎると、大体が無事に羽化できません。セミ化、蛹化不全、羽化直前の☆、羽化不全
、お尻が大きくはみ出る。そうなんだよなあ、幼虫を大きくするだけではダメなんですな。同じ30gでも大型血統の30gとは違う扱いにする必要があるかもしれません。じゃあどうするかはブリーダー次第ですが。

大台には惜しくも届きませんでしたが、このような個体のいい例として一昨年のリカーン79.5mmがこれにあてはまります。この個体の種親は♂67mmの♀43mmです。兄弟で28g、29gクラスの個体が出ましたが、両個体とも羽化直前になぜか☆に、26gの個体が79.5mmになったわけです。兄弟のメスも無事50mmの大台を突破しましたので、今期幼虫を採りました。まだまだ結果は分かりませんが、いまのところ1本目で29gという個体がいますが、他はほとんどが20g前半です。このような血統のからは大型個体を使用しても、なかなか大型ぞろぞろとはいかないようですね。

体長85mm、頭幅30mm、アゴ元7mm、こんな個体が出てきたら、どんな化け物になるのだろうか!いつかこんな個体も出てくるんだろうか!


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