メルリンカートの気まぐれ日記
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2006/02/06(月) インラインと異母兄弟
朝から一仕事、雛人形を出しました。この人形ってままごとにピッタリなサイズですね。そのうち、なくなっちゃいそうだなあ(汗)

気になる虫解析続きです、岡山産の個体に注目すると、この血統は2番のみ兄弟のペアリングで、ほかは異母兄弟でのペアリングです。種親の種親に当たる個体は全て兄弟ですが、その当時1オスを3メスと交尾させて羽化させたのが種親です。種親オスはB血統(2番の種親)が一番大きくなりました。しかしメスはA、C血統(1、3、4番の種親)の方が大きいです。
異母兄弟でのペアリングでは、兄弟よりホモ接合している遺伝子が少ないはずですから、他の血を混ぜることなく、インラインブリードの障害を減らす場合、使われる累代方法のようです。が、私自身はそのことよりも、異母兄弟とインラインの比較の為に行なったものです。

結果は2番のインラインが一番大きくなってます。

という事は、種親オス兄弟のオス平均サイズは、次世代の大型化を目指す上で重要なものとなります。国産オオクワに関しては、メスの50mmアップは良く聞きますが、オスの80mmアップの羽化報告は非常に少ないです。これは羽化不全やセミ化など、難関が多くあることも起因していると思いますが、血統に左右されることも事実です。太らせすぎた幼虫は大体、完品で羽化させることが出来ませんが
、大型実績のある血統の幼虫は、体重を体長で稼いでいますので、単なるおデブちゃんではなく、全体的に大きいです。大型が出ていない血統で、いきなり大型個体を作出することは困難ですが、より良い種親を見極めることができれば、いい結果が待っているのかもしれません。ちなみにこの岡山産の種親の種親は75mmと、そんなに大きな個体ではありません。小さな個体からコツコツと、こんな楽
しみもできるのが、クワガタブリードの楽しみですな。

文にすると、ちょっとしたことですが、これを実績にして出すのは、時間がかかりますし、実現させるのは大変だと、最近良く思います。有言実行、この岡山産が羽化すれば、この血統での比較実験は
私の中では、ひとつの答えになりそうです。ふう、これだけのことで4年くらいかかってるな。良く考えると、今年の久留米は同じ事をしてますから、大型が出た番号の兄弟同士でブリードしたら、どうなるんだろう。おそらくそれは3番血統になりそうですが、その結果は再来年ですね。


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