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2006/04/06(木)
羽化サイズは?
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今日はなんだか眠い一日でした。そろそろ春の陽気も強まってきたのでしょう。
クワ部屋はもう夏のような感じになっていますが、なかなか蛹化の気配は見えません。昨年もこの時期は暴れラッシュでした。暴れると体重を大きく落とす個体とそうでない個体がいますが、そうでない個体は体内の糞の量が多くて体重が乗っているのではなく、長さ(大きさ)に相応して重いのでしょう。昨年暴れた個体では久留米の最大個体は4月の下旬に暴れて28.2g、ビン交換後5月中旬にすぐ蛹化、1ヵ月後に羽化したら81.1mmです。他にも24gで78mmぐらいのがありました。 少し話題は違いますが、この結果は国産オオクワではなく中国ホーペの結果ですが、暴れもなく最後のビン交換で30g程度ある個体でも、76mm程度にしかならないものもいました。このような傾向は血統により偏って見られました。別に幅に取られるからそのようになっているようには見えません。その逆に24g程度でも78mm程度になる血統があり、幅も十分頭幅も28mmを超えてきました。この血統は数頭の♂がいましたが、皆そのような傾向が見られました。
よく聞く情報とは全く違う結果は、我が家では良く出ます。体重比だけで羽化サイズを予想するとがっかりすることがよくありました。ただ、まだまだこれを実感している個体数は少ないです。私が知りたいのは、大型を出すために必要な情報や経験です。より多くの大型個体を作出できれば、何か見えてくるはずと思って、大型だけに絞って飼育してきた今シーズン。コンテンツ気になる虫の結果はまだ途中ですが、暴れて縮んでしまった個体も多いですが、おそらく体重だけでは判断できない羽化サイズとなると思います。今シーズンは30gオーバーの報告をたくさん聞きましたが、80mmオーバーはそう簡単に出てこないでしょうな。私は大型個体がでた初シーズンは全部失敗したよ(笑)
さて、画像は自作菌糸培養4日目です。少しですが菌糸が培地に回ってきています。カチンカチンに詰めましたので、時間はかかりますがうまく出来上がればいいのですが。
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