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2006/09/28(木)
LEVIN-G
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久しく話をしていない友人に電話してみたら、なんとうちとほぼ同時期に二人目が産まれるようだ。なかなか、こんな偶然も無いだろうな。近況を話すと、我が家と同じく、二人目の方がつわりがひどいようで、ほとんど夜は寝込んでいるようだ。私の近況といえばクワガタ関係の事がほとんどで、へぇ〜で終わっちまった。
スズリさんのところの菌糸を2本目に交換した。私が使用したのはEXTRA-GとLEVIN-Gです。思っていたとおり、LEVIN-Gが我が家の環境にはあっているようです。3ヶ月弱での交換でしたが、久留米で28.3gと29.2gが出てきました。メスも14g台がでてきました。28gは表現が難しいのですが各節毎にある横側の膨らんでいる部分が、黄色っぽい透明色の部分が多く、形状も考慮すると、このあと伸びそうもないです。29gはまだいけるかな。このクラスで十分80mmは狙えると思いますが、その上は難しいでしょう!
昨年の超大型幼虫と比べるとまだ小さいです。体重だけで判断できない羽化結果でありますが、その一つに幼虫自身の全体的な大きさがあります。各部の寸法が測れるわけではありませんので、言葉では表現しにくいですが、よく言うお尻から2節目までがホッソリしてる個体。それでいて体重があれば、大型羽化率アップです。逆にお尻のさきまで丸々太っている個体は、体重の割に大型にはなりにくいように感じます。なので体重だけで糠喜びするとあとでガッカリだったりするのだ。さすがに35gぐらいまでいけば、後者のような個体でも80mmは超えてくるようだ。ただここまで太らせると、今度は正常に羽化できる可能性が低くなってくる。
先日羽化した83mm個体のうち1頭は最大確認体重が31.8g、羽化前に暴れて27.4g、まさかこんなに大きく羽化するとは思っていなかったが、体重だけで羽化サイズを予想するのは難しいことを感じさせてくれた1頭だ!もう1頭の83mmは注目していたので良く覚えているが、明らかに体格が他の個体とは違っていた。そして菌糸の食べ方も違っていた。体重は33.6gもあったので、もう1頭の結果をみるとも う1mmぐらいあっても良さそうだが、そんなに甘くはないね。いずれにしても83mm2頭の幼虫時の印象は2個体で随分違う。
この上の個体を目指すのは、温度管理など飼育者の管理だけでは、難しいと感じている。 圧倒的な血統的背景と、個体自身のサイズ、それにオス、メスの組合せ、そしてオスも重要ではあるが特にメスの選定。縦のサイズだけではなく、それ以外のサイズと兄弟の羽化サイズデータなどがかみ合い、この中で個体差で大きな個体が出てくれば狙えるかもしれない。そう考えると今年の種親ではデータが不足しており、難しいのかもしれない。それでも今年の経過が来年の為になれば十分だ!
そんな感じで久留米のことばかり考えていたら、違う産地でも期待できそうなのが出てきた。その個体は……。 続く(爆)
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