|
2006/09/10(日)
ようやく終了間近!
|
|
|
今日も炎天下の中、灯火採集の片付け開始!! 気温は32℃、立っているだけでも暑かったが、嫁さんを無理して呼び出して洗車に行ってきた。最初は暑いので内装を嫁さんで、私が外装の予定だったのだが、黒の亀虫がサイドポケットから沢山出てくるので、怖くなったらしい、交代したら20以上は出てきたよ。それに猛烈な数の羽蟻と蛾!これは、マニアにしたらレア物がいるのかな。スポラートに卵が産んであったのには驚いたな(笑)
ようやく、サイズ測定も終わりに近づいてきた。久留米は77mm以上が普通に出てくるので、やはり大型血統の中の王者と言っても過言ではないな。やはり種親オス兄弟は平均サイズが80mmを超えてきた血統だけに、大型になる遺伝子が整っているんだろうか!?あと健闘したのが川西!80.5mmを筆頭に78mmも出てきたり、メスは53mmを筆頭に、52m台も1頭、51mm台は数頭出た。岡山は80mmこそ出なかったが、70後半は沢山いる。全体的に種親を大型に絞った昨シーズンは羽化サイズの平均レベルは飛躍的に上がった。来年にはこの個体が種親として活躍するわけで、特に久留米はすでに沢山の方に渡った。ライバルになる方が増えたが、30gアップの歓喜の声が聞こえてきそうでうれしいな。私も来年は83mm台のオスに51mmから53mmのメスを掛け合わす予定ですので、今からわくわくしています。
この結果を見る限り、やはり種親のサイズは80mmアップの大台をより確実に狙うものとして、大きいに越したことはないですね。小さな種親からも大型個体は出ますが、個体差で出てくる場合がほとんどで、その1頭を羽化させないとなりませんので、やはり難しいです。今期の川西がいい例でオス80.5mmの種親は76.0mmと49.0mmと決して大きな個体ではありませんし、80mm以上の血統的背景もありません。メス53.0mmは種親オスは同じく76.0mmでメスは46.0mmです。
大型血統であり、大型個体から出てきた子供は、大型になる幼虫が多くでてきやすいので、大台になる確率も上がるわけです。30gにいけば80mmが出るわけではありませんが、やはりより多くの大型幼虫がほしいところです。 ただ、80mmオーバーが20頭でた久留米は、30gアップは20頭以上出てますが、その中の個体がすべて80mmは越えてきていません。羽化不全もいます。それに80mmオーバーは26gの幼虫からも出てきているわけで、決して体重がすべてではありません。
幼虫時の体重を、蛹に完全変態したときにどれだけ還元できるか、これも血統によるものがあるような気がします。体重だけが重くなる血統、これはホーペでいろいろと経験しましたが、最後はやはり成虫サイズでの結果が欲しいです。そう考えると久留米しか今はいませんね。
最後に、85mmの夢のサイズはこの83mmの種親から産まれた、子供のなかより個体差で1〜2頭ねらえる個体が出てくるのではないかと思っています。その個体は丸々太った幼虫ではなく、幼虫自体が大型で、その大きさにより体重が重くなる個体がそうなるのではないかと妄想してます(爆)
|
|
|