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2008/10/23(木)
血統だけではなく飼育も重要
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火曜日が長女の5回目の誕生日でした。様々な友達からプレゼントを貰っていまして、とっても嬉しそうでしたね。 私からはタングラムというパズルのおもちゃをプレゼントしたんですが、これが大人がやっても楽しめるんです。聞きなれない言葉ですが、ネットで検索すると、ああっあれねってなるやつです。こやつで頭のやわらかさは、子供の方が高いのが証明されちゃった感がありますな。
さてビークワに協賛していました、プレゼントの当選者が発表されましたので、近日中にむし社に送ります。当選者の方はこの日記みているでしょうかね。国産オオクワ80mmペアが当たった方はラッキーですな。おめでとうございます。 これで80mmペアをプレゼントしたのは3回目ですが、私もたまには反対の立場になってみたいです。もっともクワガタはいらんですが、普段食べれない食べ物とか、旅行とかいいですね。海外採集ツアーのプレゼントなんてあったら最高でしょう。昔kuwataでそんな企画ありましたね。
様々な方から昨シーズンの羽化結果が届きまして、大方羽化は終わっていると思いますので、自分なりにまとめてみました。 ちょっと自慢みたくてなってしまいますが、そこは勘弁してください。
この久留米血統は我が家で松野さんの大型血統を自分なりに厳選してきたつもりでいます。 我が家で今春羽化してきた、久留米血統の羽化表をざっとみましたが、正確な数値ではありませんが、オスは80mm以上が6割ほど、メスは51mm以上が7割ほどです。オスは例の事件で羽化不全になったのはカウントしてませんから、それが正常に羽化していれば、もう少しいい結果になっていたかもしれません。 久留米血統だけで飼育数は全体で200強ですから、個人ブリードとしては、かなりの数を飼育したと思っています。
次に様々な方からの報告の内容をざっとまとめますと、種親、とくに大型のオスのペアで飼育したかたは、80mmアップを10頭以上出されている方が複数人いました。ただ、その方たちは大半、温度管理やビン交換などに重点を置いています。そして、多くの失敗もしていますね。成功の裏には失敗が必ずあり、それを乗り越えているんですね。 大型の種親オスでなくても、数頭の80mmアップは出ている方が多くいました。でも、一頭も出ない方ももちろんいました。それでも大体は78〜9mmという方が多いです。
他の方の結果も踏まえますと久留米は血統的には確実に大型になる血統になっていますが、やはり飼育方法は重要です。適当に飼育したり、飼育方法が間違っていたりしたら、大きくなりません。それに、最近は質が良くなってきたと言われる菌糸ビンもまだ差があると思います。種親のサイズや血統が次世代のサイズに影響してきますので、久留米であれば、昨今はさすがにオスの60mm台は私のところでは全くでなくなりました。前シーズンは一番最小が76mm台で3頭のみです。メスは発酵マット実験の個体は小さいのがでましたが、菌糸で飼育した個体は47mmが最低です。
大型血統を失敗を少なく飼育していけば、オスは80mmが当たり前、メスは50mmが当たり前、一昔前のプラス3mmぐらいでしょう。 毎年結果を出すのは難しいですが、工夫をしていけばまだまだ、上を目指せますね。累代ごとに血統も進化していってますから。
ただ、この大型血統の大きな欠点がひとつあります。それは、ずっと継続しないと、結果がでてこないので、生活がクワガタに振り回されます(自爆)
いや〜、今回は自慢ばっかりになってしまいましたが、これで大型血統がさらに再燃するといいな。
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