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2008/02/10(日)
今シーズン最後の大型幼虫は!
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本調子じゃないといいつつも、朝から家族ひきつれてフルーツパークに。浜松に引っ越してきて約7年、初めて行きましたが、敷地面積がやたら広くてとても1日では回れないところでした。目的はここ浜松ではまず積もることのない雪があって、ソリを体験してきました。と言ってもせいぜい10mぐらいの坂で、なんだこりゃ?でしたが長女は大喜びでしたので大成功でしょう。肝心のフルーツは、冬場は柑橘系が少々、私の大好きな土佐文旦がたわわな実を実らせていました。巨大温室にはバナナも大量に!この環境ならオオヒラタばっちりな感じです。
帰りは先週1時間で帰宅となった、某河川敷の立ち枯れが気になってしまい、ちょっと寄り道。遠目から見て、まず1本の部分枯れ柳をみつけたので、ボサを掻き分けていくと、これは!と思えるカワラ材が落ちているではないですか!!さっそく叩いてみるも、ちょっと早かったみたい。大きなインベーダーが2発も。 気を取り直して移動、一番気になっていた立ち枯れへ。歩いて現場に行くと、地上5mの巨大な柳立ち枯れでした。しかし、きのこが違う(^^;残念だがこれは虫は入らないタイプだろうと叩くと、案の定……でした。下に目をうつすと、すでに太い枝部分は倒木化しており、コクワマンションになっていたため興味なし。地面を掘ればヒラタもいたと思いますが、こちらも興味なし(^^;早々に引き上げてきました。
お待たせしました?昨日の日記の続きです。 今シーズンは、前ギネス系統が大爆発しこれまで過去に例の無いぐらい強烈な個体が続々と出てきました。そんな肥えた目にも明らかにインパクトの違う個体が現れたんです。 この日は1本目30gアップした個体を交換していきましたが、軒並み2〜3gアップしている個体が多く、最後にオアシスで30.3gを記録した幼虫のビン交換へ。ラベルに目を向けると久留米16番血統となっている。種親はオスが前ギネスの83.3mm、メスは05シーズン5番血統の51.6mmの異母兄弟。私自身この異母兄弟のペアリングは未知なる可能性が多くでることが多く、とても気になっていた。掘り出していくと、直ぐにかなり大きな食痕の中に居食いしている幼虫が鎮座していた。パッとみ、明らかにデカイ。これまでかなりの大型幼虫をみてきたが、どうみてもデカイ。見間違えるはずも無く、スプーンに取り出してみると間違いない。計りまでもっていく手がなぜかおぼつかなくなっているのがわかった。そして……
”うおっ……、37.1g”
間違いないかと確認のため、幼虫を持ち上げると計りは0gを示している。もう一度置くと、間違いないことを悟った。 嬉しさがこみ上げてきた!随分時間が掛かってしまったが、そう簡単にこのような幼虫は出てこないだろう。少し丸いが、幼虫自身もデカイ。これが羽化すれば85mmはいけるだろう。問題はそこだが、観察だけは怠らないようにしなければならないね。現在もこの個体は、温度が低かろうが菌糸を食べている。そう、このような個体は明らかに、低温でも食べていることが多い。やはりもって生まれたものが違うのだろう。これだから、大型飼育はやめられないな。
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