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2008/04/15(火)
初ゲットの瞬間!
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次女もようやく1歳になりまして、1日早いのですが昨日実家から母が来たので、誕生日を祝ってあげました。まだ歩きはしませんが、ハイハイで広範囲まで移動するようになりました。おかげで床に落ちているもの何でも口に入れるので、たまにオガクズ食べてるよ。幼虫か!
さて、採集記続きです。
脚立を持って先ほど行ったポイントへと歩いていく。なんだか、これからの起こる事を妄想してかなり楽しい。フジクワさんは脚立もってちょっとバテてる(笑) 目的地につくと、K氏はまだ頑張っていたよ。聞くと成虫もでたと(^o^)それにしても凄い材である。台木に登ってその部分枯れを見せてもらった。見た瞬間これは、これは、たまったもんではないですね。あらゆるところに食痕が出ています。結果的に大歯のオス2頭、メス1頭、幼虫は3令と2令で6頭、産卵後★になったと思われるメス2頭、まだまだいると思うが、これ以上は必要ないとやめになった。この御神木は来年も楽しませてくれるでしょう。これだけ濃いポイントなら、あとはフジクワさんの結果を期待してしまう! 振り返ると、持ってきた脚立で3m付近の部分枯れにアタックしようとしていた。k氏と二人で下からヤジを飛ばす。
”あそこなら出るでしょうね。”
”絶対いますよ”
”うんうん”
一人真剣なフジクワさん、と斧を入れたときであった。ついに出てきたよ怪しい食痕が……。
”ほらでたぞ!”
慎重に食痕を追っている彼に私は見入ってしまった。しばらくして、
”でました、けど……”
そこには、寄生蜂にやられたオオクワの蛹が、残念。まだまだ容量があるので、心配ないだろう、堅そうな材なので時間がかかりそうだ。私は脚立を持って、先ほどオオの死骸がでた木の反対側にアタック、しかしこちらは位置が悪く、気になる部分は手が届かない。しばらくして、
”でた〜っ”
フジクワさんだ!完全にオオクワと分かる3令幼虫がでたようで、はやく取り出そうと、かなり焦っている。
”おめでとう!”
”フジクワさん写真、写真!”
傍から見るとなんだか面白いが、本人は真剣そのもの。無事撮影も終わると、立派な3令のオスであった。(頭幅10.5mm体重13.2g)、その後ももう一頭でるも、そちらも☆になっていました。さあて、こうなると私だけは☆個体のみでゲットして無いぞ。でも、そうそうオオクワなんて出ないんだよね。案の定、他の材からはコクワばっかりであった。
フジクワさんが、一通り抜き片付け終わったようなので材を見せてもらった。ん〜なるほど、堅めのいい材である。でも、まだ片付け終わって無いじゃん。勝手に片付けていると、
”あれ、この食痕からオオクワ出たの?”
”その食痕は上からでたやつの分です。”
”でも、これ怪しくない?1本の食痕に見えるけど、もう一頭いると思うよ、ちょっと見てみますね。”
そこで斧を入れてみると、コブシの半分ほどの食痕が現れた。やっぱり居食いしていた。これは大物がでるかなあ。と見ていくと、ポコッと穴が開いた。とそこには大きなお尻が
”いや〜、私にも運が回ってきました。”
採り出してみると、こちらも3令のオスで、デカイデカイ。しかも顔が角刈りの完璧なオオクワであった。(頭幅11.1mm、14.2g)これも一応ゲットかな?やはり幼虫採るなら3令のオス、これに限りますね。いつかは20gなんてものを採ってみたい物です。
最後にk氏がもう一本の部分枯れにアタックし、オオの死骸がでたところで終了とした。今日は1ポイントだけであったが、死骸も含めれば4本の材から出たんだなあ。初めて会ったk氏には随分とお世話になってしまった。そして、初ゲットしたフジクワさんとの帰路は本当に楽しかったよ。道中初ゲットの話で盛り上がったのであった。これで彼も来シーズンからは、さらに深みに嵌っていくことでしょう(笑) 今回は三人ともゲットできて大満足な一日であった。皆さん、感動的な時間をどうもありがとうございました。
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