メルリンカートの気まぐれ日記
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2008/07/29(火) 東北産だって……
最近は水害が各地で発生していますね。特に自分の娘と同じ年代の子供を失った親の気持ちは、考えただけで想像を絶しますな。

さて、先日日記で書いた いい血統がいなくても……ですが、種親の血統的背景は重要なのは間違いないんですが、そうでなくても80mmは作り出せる。そう思わせてくれる個体が今回の写真の個体ですが、種親は2年前の8月に福島県の某所で自前の灯火で採集したオス55.8mmの中歯と同日得られた、39.3mmのメスです。メスは持ち腹では産卵しなかったので07年春にペアリングさせて、産卵させました。つまりワイルド同士を掛け合わせたF1個体です。
ここでのポイントは、産卵セットの時期を大型血統を飼育する時期とそろえたところです。これで、初令から3令そして蛹化、羽化まで同じ加齢状態、同じ温度で飼育できる環境をつくれます。あとは餌の状態と交換のタイミングなどコントロールしてしまえば、幼虫のポテンシャルを引き出すことができますね。
この血統はメスは最大で15.6gの個体が51.1mm、オスは30.2gだったのが78.0mmとかなり大型になったと思っていましたが、2番手だった28.6gが79.5mmと大台まであと0.5mmまで迫ってきました。さすがに横幅や厚みは久留米血統に比べると迫力不足ですが、それはこれからの累代で、変わってくるでしょう。ディンプルのほとんどない、美肌はF1個体ならではです。
産地により大型になりやすい、なりにくいはありますが、個体差やオスメスの組み合わせ次第で、ワイルドだって、東北だって大型化するんでしょうな。自己採集は大型だけが魅力ではないですが、こういう血統をみつけるのも面白いものですな。時間が相当かかりますが(汗)

ということで、今週末も東北行くしかないね。

2008/07/28(月) プールに花火
1ヶ月ぶりぐらいに遠征に行かず、家族サービスとなった週末は、プールに花火大会と夏の思い出になりましたな。

土曜日は昼間はずっと舞阪にあるわんぱくランドという海水プールに行ってたんですが、ここ浜松は外人、とくにブラジル系な方が多いんです。
国が違うと考えがまったく違うのか昼間から、あつい抱擁、そして……。まあ最後まではないですが、わんぱくランドだで(笑)水着は今更感がある紐だし、子供向けのプールで何故?

日曜日は舘山寺花火大会、開始3時間前から場所取りして待っていると、とっても幸せな光景が目に飛び込んできた。ちょっと書けないがご想像にお任せして、湖上の花火は中々乙なものであった。


さて、先日ゲットしたホワイトアイのコクワオスを、同産地でゲットしたメスとペアリングしてみたら、木片に3個産卵確認。さすがはコクワだな。産卵セットに入れてみたが、2世代だけ楽しんでみようかと思う。沢山採れたらプレゼントやな(笑)

2008/07/25(金) 国産オオクワ87mm
さあて、今週末は!採集には行きません(笑)
家族でプールや花火大会に行こうと思っています。たまにはこうしないとね。
会社帰り、嫁さんからのメールで近所でバーべQやってるというので自転車で帰宅中そのまま、近所宅へ!すでに皆さん出来上がっていて、すぐさまビールを渡された(^^)
そのまま私も宴会気分になって、仕事や子供の話を語ってしまった。3家族で大人6人、子供7人と結構集まって21時過ぎまで宴会状態でした。子供達は花火やらで楽しそうでしたよ。

そして、そして、今回はどれだけサイズを伸ばすのが難しいのか、わかりやすい個体がでてきたので、ちょっと気持ち悪い画像ではありますが、載せる事にしました。
この個体は久留米の1番血統34.4gあった個体で、掘り出した個体の中では最大の個体です。このクラスになると体重イコール体長にはなりませんので、もっと重い個体もいますが、体長ではこの個体がおそらく今年のNO.1になるでしょう。
開いている羽の部分でアゴ先から85.3mmあります。正常に羽を閉じていたらと予想される部分にノギスをもっていったら87mmは軽く超えていました。
これが完品だったらと思うと残念ではありますが、これは今はまだ無理でしょう。上翅を見ていくと根元付近にシワがあります。これは蛹の時に上翅に負荷がかかった事が悪いのか、それとも大きくしすぎた事が失敗なのか?
確実な原因はわかりませんが、いずれにせよまだこのサイズでは羽化できないんでしょう。幼虫体重は添加剤を多くして重くする方法が手っ取り早いですが、それでは羽化不全確実です。血統と個体差でポテンシャルを秘めた個体とめぐり合い、それ相応の大きさで羽化させることができないと大体こうなります。私のところで飼育してる久留米血統で見てみると、累代を重ねるごとに確実に成虫サイズのアベレージがあがってきています。あがるといっても、1mmいけばいいところです。急には大きくなれないんですね。
2003年にでた82.5mmから2007年までの4年間で相当な大型血統を飼育してきましたが、最大サイズは83.5mmと1mmしか伸びていません。ですがこの1mmは相当大変です。
現在のところ完品で生きている84mmクラスのオオクワはマツノさんのところで2頭見ています。私の自己ギネスと約1mm差ですが、1mmも差があるんですね。マツノさんは商売ですので大型血統ばかり飼育しているわけではないですが、年間3000頭のオオクワを飼育して、たった2頭ですから。
次は85mmだ90mmだと言うのは簡単ですが実際にそれを出す側は相当な飼育数と時間が必要になるでしょう。他の種と違い国産オオクワは飼育者数が他の比ではありませんからね。

2008/07/24(木) 自作菌糸ビンでようやく満足
土用の丑の日、浜名湖産のうなぎ食べちゃいました。
やわらかくてうまかった。この時期はビールと一緒に最高ですな。

さて昨年より、採集やらブリードなんかで仲良くさせてもらっている近所のフジクワさんが、我が家の久留米14番血統で81mmと80mmの2頭の大台がでたと喜んでくれた。血統良くてもそれを活かすのはブリーダーです。
ただ、大型個体ってのは中々、写真では迫力が伝わりにくいですな。百聞は一見にしかずではないですが、手にとって見ると全く違うものに感じると思います。
昨日も夜遅くに我が家に遊びに来てくれ、大型個体をずらずら、メスの55mm、7回目の山梨にてようやく二人共同日にゲットした、山梨のオスを見て思い出を話していると中々いいものですな。この個体にはサイズ・形は関係ありません。思い入れが全く違うものになりました。

私の周りには、既に80mmは楽々出せる方、初めて出した方、それにこれから目指す方と様々な境遇な方がいますが、ようは自己満足ですので、自身が満足できれば趣味としては最高の楽しみ方をしているんだと思います。ただ、目標は高い方が達成感は断然にあがります。いい血統がいなくたって80mmは目指せます。それを証明してくれそうな個体が出ましたが、これは後日紹介します。

さてさて、ようやく重い腰を上げて1個体写真を撮りましたが、こいつは久留米の4番血統でなんと自作菌糸ビンです。80mmは出ていたんですが、次に出てきたのが82mmだったんです。しか〜し軽い羽パカ、これは大台にはカウントしませんので無し、次に出てきたのが83mmもあったんですが羽化後すぐに☆、なんでだあと思いましたが、これも大台カウント無し。でようやく82mmの完品が仕上がりました。ほんまに嬉しいですね。自作菌糸2年目にしてはよくやったと、自分をほめてやりたい(笑)3年目の今年は2年目と大きくコンセプト変えています。これがうまくいくか毒ビンになるかは、数ヵ月後にまず結果がでてきますな。

掘り出しも、大方進んできましてただいま80mmアップは37頭になりました。やはり今年は過去最高だった21頭を軽く越えてきましたな。血統と飼育方法、工夫次第でまだまだ伸びるでしょうな。

2008/07/23(水) まんまるお月様にはうさぎがくっきりと
梅雨も明けて、非常に暑い日が続きますね。
昨日はマイチャリンコのsirrusのリアディレイラー(変速機)の入りが悪くなったので調整していましたが、以前は2時間のところ5分で出来ました。慣れって凄いもんですな。
30℃を越す朝でも晴れた日は片道7km、自分なりに負荷をかけて通勤しています。おかげで、夏ばて無し!息も上がらなくなってきました。いよいよ冬山でこれが活きるときが来るでしょうか(笑)楽しみだなあ。


ここ最近、質問と虫の販売の問い合わせなどが、毎日多く来るようになりました。嬉しいことですな。この時期はブリードと採集、それにこの日記もなるべく続けて書いていく予定ですので、返信遅くなっていますが、ご了承ください。
後ほど紹介していきますが、今年羽化している久留米は全体的に今までよりさらに大型化してきています。何処までいけるのか分かりませんが、まだまだ先はありそうです。ただ、そろそろ一工夫がないと、壁が出てきているのは確かであります。


で、いってきました福島に!
帰宅した月曜は運転交代で睡眠不足のまま午前中には家に着いたんですが、案の定家族の用事に付きあわされ、何もできんまま21時には落ちていた(笑)

今回は満月ということもあり、ある程度の覚悟と少しの期待を持って出かけた。湯沢駅でダリさん拾って、へぎそば食べてポイントへ!
道中、田子倉湖をみるとまだ残雪があり素晴らしい景色が!二人でしばらく撮影大会が始まってしまった。途中の無人駅には只見線を待つ沢山のカメラ小僧の姿がありましたな。

現地でなす丼と待ち合わせし、いざ灯火場所へと!曇るはずの天気予報をよそに、空には綺麗な星空、満月がでてくるまでの30分ぐらいでクワガタの飛来が完全に止まる(笑)写真の満月は新たにゲットしたデジカメで撮影したんですが、クレーターまで撮れてましたな。

違うポイントのなす丼のところに行くと風も影響し、さらに悲惨なことに虫がほとんど飛んでこない(爆笑)なす丼はまたまた仕事で本日帰宅との事、のこった二人で飲み屋を発見し、初日は宴会で終わってしまった(笑)

翌日、今日も厳しくなるのが分かっていたので、朝からこの町の古い民家を観光しにいくことにした。いつも採集ばかりなので、全く知らなかったこの地の歴史を感じ、運がいいことに、只見線も駅に停車していたので激写できた。次の停車は6時間後だってさ(^^;

さて、いよいよ2日目、今晩は昨日と打って変わって天気予報は晴れなのに曇っている。かなり期待して灯火点灯、しばらくして雨がぱらつく、そしてアカアシ、ミヤマなど少し飛来、これからだと思った矢先、今度は雨が強まり、止みの繰り返しでガスが多くなり、今日もまた30分でクワガタが飛来しなくなった(爆笑)

帰りの外灯で、なんと!!
すでにカラスに腹を食われている40mm台ぐらいだろうと思われるオオクワのメスを見つけた!
あとちょっと早ければね。灯火は条件に左右される採集だと改めて強く感じ、満月は行くものではないと肌で感じて終わったのであった。

なす丼、それから3日間車中泊でともに楽しんだダリさんどうもありがとうございました。

次回は新月またこの地に来たいと思うが、時間ができるだろうか。
この週末は幼稚園の夏祭りも行かず、ぶーたれている家族が今同じ屋根で寝ていると思うと
、非常に行きづらいだろうな。さすがに今週は採集は中止して家族サービスしておこうと、思うが……。

2008/07/18(金) 灯火第2弾
さてさて、またもや今週もというか今晩採集に出発です。
今回は福島に灯火採集予定ですので、帰りは21日月曜の夕方です。
メール沢山頂きまして、非常に返信遅くなっておりましてすいません。必ず返信しますのでよろしくお願いします。
今週末は初?の満月に挑んできます。雲がでればチャンスですがどうでしょう?厳しいのは間違いないですね。
2回目の逆走車なんてことはないでしょうが、気をつけていってきます。

2008/07/16(水) 灯火第一弾、山形2日目
いや〜、ここのところ毎週採集にいってしまっているので、クワ作業が連日午前様。もう少し減らさんとやばいね。テレビもろくに見ていません。

掘り出しも少しづつ進んでますが、思った通りにはいかないもんです。最近販売の問い合わせも増えて来ましたので、なんとか夏休み前後には用意したいと思います。82mmクラスの問合せもありますので、先にメールいただければ相談に応じます。販売するのは今春羽化の新成虫のオオクワ。来年の種親になりますので、よろしくお願いします。
今年は大型個体が多いですから、大型血統は70mm前半はほぼ無いかも。飼育方法さえ大きく間違えなければ、世代を重ねれば誰でも80mmを狙える種親になっています。これまた質問を受けますが、久留米でも様々な血統がありますので、この産地だから大きくなる分けではないです。重要なのは血統だと思います。販売開始はは何らかの特典をつけようと思いますのでお楽しみに!

遅くなリましたが、山形灯火採集2日目です。
駐車場で車中泊した後、目覚めると朝8時。この時期はまだ急に気温が上がらないので車内もそれほど暑くなく、蒸し暑さで目覚めることは少ない!
さてどうするか!?温泉に行くにも早いので、単独で気になっていた林道へと攻めることに決定。
道に迷いながら1時間ぐらい走っていると、ありました良さそうな林道が!樹層はミズナラやブナが混じっており、いい感じである。空間も広がっており、これなら昆虫が飛べるだろう。そのまま林道を突っ走っていると、狭い砂利道に岩がゴロゴロ落ちている。落石したのは間違いなさそうだ。中には1m四方ぐらいのものもあり、こんなのがタイミングよく落ちてきたらと思うとぞっとする。

しばらく走っていったときであった、何か白いものがあり道をふさいでいる。完全にここから先はいけない。まずいUターンもきつそうだ。こんなときは冷静に車から降りて情況を見てみよう。車外に出ると、地面はぬかるみ歩き難い。白く見える壁は高さ5m、幅は10mぐらいで上側は土がかぶっているようで茶色い。

なんだこれ?

恐る恐る白い壁に触ってみると……冷たい。そう雪であった。どうやら土砂崩れが起きて、雪が下にうもり、この時期でも雪解けしていないようだ。残念だがこの先は無理なので、危険な道を戻り休憩所つきの温泉へと向かった。

疲れたときの温泉、これがこの採集旅行の楽しみのひとつ。今回は一人なのが寂しいが、汗を流し、熱ってきたところでビールとラーメン。いや〜極楽ですなあ。そのまま眠りにつき、気が付けば夕方になっていた。

さあて、本日のポイントは新規は難しいので昨日と同じポイントのなす丼がゲットした場所を今晩は単独でやることに決定。ここは冗談抜きにクマが出るところなので、結構恐いんですね。準備中はオーディオのボリュームあげてノリノリで完了!

19:30点灯!今晩はどうかなあ。気温24℃で湿度が高く昨日とほぼ同条件。20時クワガタ飛来、昨日と一緒だ。これを皮切りにヒメオオペア、ミヤマとコクワが大量、アカアシ、ノコギリと普通種はバンバン飛んでくる!
21時を過ぎここから22時ぐらいまでがオオクワのゴールデンタイムだ!めちゃくちゃドキドキしながら、飛んでくるクワガタを1頭づつ確認する。慣れてくると、遠目からあれはミヤマだと、種類がわかる場合がある。この灯火採集の一番の醍醐味は、飛来してきたものがオオクワでありそうだと予想し、それを確認しに行き、当たりがでたまでの瞬間……かな?
そして、ついにそのときが訪れた。
スポラートから離れた場所で1頭のクワガタが暗いほうへと歩いている。灯りに寄せられながらも、飛来すると暗いところにすぐに逃げるこの習性は、オオクワだ!そして近寄っていくと、

”よっしゃ〜”

21:37待望のオオクワのメス35.6mmゲット。ちょっと小さいけど、嬉しいねえ。このあと24時まで粘るもクワガタの飛来は乏しくなり、このオオクワがギリギリゲットになった。
片づけ中雨に見舞われ、林道を降りていくときには、視界30mほどの大雨になり、帰りは大変なことになりました。しかも、このあと高速で逆走車に遭遇することになるとは(笑)

帰宅後、採集したクワガタ箱を見てみると、なにやら白く光る個体がいる。いや〜採集もいろいろなこと体験させてくれますなあ。

なんとコクワのオスが1頭ホワイトアイでした。

せっかくなので、暇があったらブリードしてみたいと思う。うまくいけば2世代後に1/4の確立でホワイトアイが出てくるはずだ!
ホワイトアイって灯りに飛んできたということは、目が見えてるんでしょうな。なんとも不思議な感じがします。コクワのホワイトアイって珍しいんでしょうか?何か知っている方いましたら、メールくださいな。

2008/07/15(火) BE-KUWA28号
土曜は本当暑かったですね。
山梨へと樹液採集に行ってきましたが、出発するときに既に34℃、夜はそれでも気温下がりましたが、ほぼ徹夜でK氏とフジクワさんで挑んできました。そんなんで、昨日は10時間爆睡でした(笑)
この時期夜の藪こぎは、とてもハードで危険と隣り合わせですが、その分充実感がありましたね。この件はまた今度書きましょうかな。

さて、BE-KUWA28号が発売されましたが、今回は美形コンがボリュームアップされて、様々な部門が増えていましたね。トップを取った方二人はクワ友さんでした(笑)トップを取る個体は、好みを超えた迫力がありますな。そんな中、リンク先にあるwaizuさんの久留米が2個体美形個体に選ばれていましたね。私は一回も参加したことないですが、これでちょっと興味が出てきました(^^)
ちょっと宣伝になりますが、BE-KUWA28号に

”ゼロからはじめる巨大オオクワガタの育て方、上級編”

が記載されていますので、興味がある方はぜひBE-KUWA購入してみてください。

2008/07/11(金) メスの大型化は!
今日も午前様までクワ作業、メスの掘り出しをしていました。
今年羽化個体群は、体重が15〜6gのものが多く期待大!やっぱり体重乗ってもメスは羽化不全でないですね。30ぐらい掘り出しましたが、54mm台が2頭53mmが1頭、52mm台が忘れた(笑)と、ほとんどが50mmを軽く超えてきていました。53mm台は自作菌糸ビンから羽化させた個体で、喜びもひとしお。しかも横幅がある個体もおり、次世代はさらに期待できそうです。
数値で書くと簡単ですが、ここまで相当時間がかかってしまいましたな。昨年1年の成果がこうなっているように見えますが、実際には血統を揃えてきてここまで来ていますので、時間としたら軽く5年は同じ血統だけを集中して、しかもかなりの数を追い続けているわけです。成果は毎日の手間がどれだけ継続できるかの持久戦です。途中で情熱が冷めたとか、疲れたとか、明日にしよう、そんな気持ちもでてくるものです。そんな事を思い出しながら掘り出すと、ただデカイだけでも相当な感動があるものですね。

そんな中、福島で自己採集したワイルド同士のF1個体群で15.2gの今シーズン産地物で一番期待できそうだったメスは……、51.1mmもありました。ふうようやく50mm超えてきたぞ!
そんな感じで、灯火採集記2日目は後回し(汗)

忙しいといいながらも、明日山梨へ樹液採集に行く予定です。ほんと馬鹿だな(笑)
オオクワ見れますように……。

2008/07/10(木) 灯火第一弾、山形1日目
この時期は採集に出かけてしまうと、ブリードの時間が厳しいですな。
ここ数日は割出した幼虫を菌糸ビンに投入していましたが、またまた子供も寝かせた後に嫁さん出動してもらいましたが、連日午前様になるときつくなってきますね。

さて、灯火採集第一弾です。

金曜の夜22:30に出発!
出発後すぐになす丼から電話が鳴る。現地での待ち合わせの確認をしたあといざ山形へ!
片道約700kmの長距離単独ドライブ、3年目になると慣れてきた事で、あとどのくらいで到着か分かっているだけに運転するのは気が重い。途中関越道で5km80分の電光掲示板を発見!高速道路にトイレットペーパーが散乱していた。

途中で車中泊して土曜の13時ごろようやく到着、なす丼と話をしていると、仕事で来れなくなったはずのダリさんが、新幹線でこちらへ向かっている様子。ものすごい勢いを感じた。15時には皆揃ったところで、ポイントへ!

18時で気温は24℃、湿度は90%以上で曇り、風はなく月齢もいい。こりゃあ今日はオオクワ飛ぶぞう!
このポイントは上と下の2ポイントで楽しめるのだが、都合で1日しかできないなす丼に特等席をやってもらうことにして、それぞれ灯火セットを準備する。
19時半点灯!何か飛んでくるだけで感動を楽しむ、ダリさんは写真撮って楽しそうだ!20時ぐらいになり本格的に暗くなってきたところで、今シーズン一発目のクワガタがアカアシのオスだった!
しばらくしてヒメオオのオスをダリさんゲット!これは珍しいね。
21時ぐらいまではミヤマとコクワが多数飛来した。

ここで徹夜してまで来てくれたダリさんは翌日仕事のため帰路についたが、ほんの数時間のために、ここまできた彼の勢いは相当なものがありますな。

さて、ここからが凄かった。

このポイントは採集者意外と出会った事がない。それが、21時過ぎに入ってきた。白いハイラックスサーフ、私の車の隣に止まり見に来るのかなと思ったら、中々出てこない。なぜ?
なす丼が居るとはいえ、ちょっと離れたところ。つまり私は単独、相手は男二人。何しに来た?
怖くなって、30分ぐらい車で待機していた。あまりに動きがないので、車ですれ違ってみると、車内で語り合っているようだ。なぜ、こんな熊ポイントに?あっちのひとか(笑)

結局オオクワが一番飛来するゴールデンタイムを車中で過ごし、普通種50ぐらいで終わってしまった。

気になるなす丼のところへ行ってみると

”採れたあ?”

”ペアで採れましたけど疲れました。”

”おめでとう!!”

”22時ぐらいに同じところに飛んできました。”

なんだか反応が淡白だが特等席を譲ったかいがあったな。嬉しさのあまり、どっと疲れている彼に笑いがこみ上げてきた。このあと外灯まわりしましたが、私は初日坊主ではありました。


さて、ここから単独だ!明日は熊のでるこのポイントにするか、新規探すか?いろいろ迷いながら、車内でいつのまにか眠っていた。

そして2日目は……(^^)

続く。

2008/07/08(火) 本当に危なかった
行ってきました一発目!
帰りの道中あわや大惨事になるところでしたよ。

そうあれは帰りの道中、単独で関越道を走っているときでした。
上里SAを過ぎ時折激しい雨の降る中、3車線の道の真中の走行車線を走っていました。前には10tトラック、その前には2台乗用車、平日ということもあり、それほど混雑はしていませんでしたが、前を走っているトラックが遅いため追い越し車線へ進路変更。

高速道路は右カーブになっており、追い越し車線の先には車は見えない。雨のためそれほど飛ばしていなかったが、それでも100km/hぐらいは出ていたと思う。トラックと並走したぐらいのときであった。

          ”うおおお〜”

一瞬にしてパニックに陥りそうになるが、そこを抑えて瞬時にルームミラーを覗いたら、かなり後方にクラウンが。これなら大丈夫なはずだと思い、雨のなか100km/hからの強いブレーキ、下手すればスピンするが、仕方がない。あとで思えばかなり無謀な事やってましたな。

トラックが私の車の横を過ぎていった瞬間、すぐに車線変更!!
その瞬間、私が走っていた追い越し車線には、逆送している乗用車が横切っていくのだった。

”じじい〜あぶねえだろう”

心臓バクバク状態でルームミラーを覗くと、急ハンドルを切る車が多数見えた。
ニュースでは見たことあったが、現実に起こるとは……。そして、追い越し車線を走る車はしばらく皆無だった。みんなビビッタろうね。
このあと関越道は一時通行止めになった。乗っていたのは87歳の老人らしい、ニュースにもなっていた。

http://mainichi.jp/area/saitama/news/20080708ddlk11040325000c.html

そう言えば2ヶ月前も浜名バイパスで逆走車と遭遇している。このときは老婆が運転していた。
これからの高齢化社会、運転免許の制度は見直すべきだろうね。


さてさて、ブリードが繁忙期ということもあり採集記は、気が向いたときに書こうと思います。今回は色々なことがあったが、最後にビックリする個体に巡りあえました。ひょっとしたら本命以上かな?

2008/07/04(金) 出発!
ようやく灯火セットの準備が終わって今から山形に出発します。
帰宅は月曜の午後ぐらいですが、おそらく疲れ果ててしばらく反応がないでしょう。
メール何件かありましたが、返信遅くなります。すいません。

オオクワ一頭、飛来しますように(祈)

2008/07/03(木) 山梨産羽化!
今朝起きたら、嫁さんが随分とだるそう。どうやら次女の風邪がうつったようで
熱が38℃まであがり、ふらふらしていた。
クワのノギス画像手伝ってもらおうと思ったけど、無理やね。

ノギス画像が撮れないので、今回のショットは昨年暮れに山梨で3令で採ったオオクワのオスです。採集時は3.0gの頭幅10.0mmと小さかった。採集場所の標高が山梨では高いところなので、それも影響しているかな?羽化したオスは64.8mmの大歯でした。ちなみに同所から得られた、メスは40.2mm。来年のペアリングやなあ、楽しみです。
久留米みたいな大型でぶっとい迫力の個体もいいんですが、細身の採集個体もこれまたいいですなあ。


さて、明日の晩より灯火採集第1弾出かけてきます。今回は山形予定!同行予定だったクワ友さんが、仕事でいけなくなってしまった。現地でなす丼と待ち合わせです。休憩取りながら大体片道11時間ぐらいですが、事故だけには気をつけていってきます。そろそろ本格的にオオクワ飛んでるようなので、ゲットできるかな。

2008/07/02(水) 明暗分けた超大型
今週末いよいよ灯火採集第一弾出発予定で、ウキウキしています。
でも準備がまだ出来ていないんだよなあ。明日一生懸命やりましょうかね。
幸い土日は雨は降らない感じなんだな。でもこの時期は晴れる方が厄介なんです。放射冷却で、日暮れと共に気温が急に下がり、昼間と気温差15℃以上なんて事も。寒いと虫が飛ばんので困るんです。


さて超大型軍団はやっぱり羽化が難しかったようで、久留米の1番血統34.4gと35.9gはひどい羽パカに、ものすご〜〜く悲しいですが、これも現実ですのでしっかり受け止めて来シーズン以降に活かすため、どんな風に失敗しているのか、これからじっくり見ていきましょうかね。こんな風に書いてますが、本当は見た瞬間、完全に頭が真っ白になりました。

しか〜し、悪い事があればいい事もあるものです。今春羽化個体の中で一番期待していた久留米14番血統の35.9gは無事羽化してくれたのであった!ハハハハハハハハ、いや〜うれしいです。あとは3日後に☆にならないように祈る。

今のところの、羽化不全たちを見ていくと、30gを超える、いや33gぐらいから急に羽化不全が多くなっている。サイズは正確には測れないが80mmは軽く超えているものが多い。それに比べて、自己採集のWF1個体群はほとんどが70mm前半ということもあり、羽化不全は今のところなし。
やはり超大型になってくると、いくら羽化不全が少ない傾向の久留米でもこうなっていくのか?
メスは幸い大型化しても問題なく羽化しており、昨日も54mm台のメスがまた出てきた。

この失敗君たちの中で蛹化不全は少ない。一番多いのは少しの羽パカではなく、全然羽が閉じれない、上翅の肩口から変形してしまっているのが多く見られた。これは蛹の時の重さも問題かもしれない。もしくは振動か!あとは、羽化のとき寝返りが出来ない個体もいた。

他にも前シーズンは温度管理や湿度管理方法を大きく変えている部分がある。こちらが影響して大型幼虫が出てきた代わりに反動が羽化に現れている可能性も考えられる。

どんどん、深みに嵌ってきた(笑)抜け出せんね。

ただ、これでもし85mmなんて羽化してきたらどうだろう。リスクを承知して超大型個体を出すのか、安全に大型を連発させるのか!

もし、この2つの方法が確立できたとしたら私は超大型の道を選んでしまうかもしれない。


と言うことで、羽化不全ばっかり書いてますが、80mm程度は正常に羽化してます。現在大台越えは20発になりまして、ボチボチいいサイズの個体がでてきましたので、時間出来たときにでも、写真撮りますかな。


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