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2009/04/13(月)
岐阜河川敷採集その1
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土曜は11時間労働(笑)でしたが、昨晩は11時間睡眠してしまいました。 我ながら良く寝たなあ。
昨日は前日の採集でクタクタになったので、あまり眠れませんでした。寝るのも体力が必要なんですね。 朝から長女を連れて、知り合いの方に船で潮干狩りに連れて行ってもらいました。前にも行ってますが結構いいポイントなので、あさりのデカさが大型血統なんです(^^; スーパーじゃまず見ることのできない大きさのあさりがゴロゴロ採れます。2時間ほどで1週間はあさり三昧な生活になりそうなぐらいゲット! そのあとは、船で移動してワカメポイントに、胴長を着てテトラポットに根付いたワカメを採るんですが、これも半端ないぐらい採れます。30分でみかんのコンテナ1杯分の大量ゲットでした。 長女は船での移動に大きな感動をしていたようで、いい経験ができましたな。今度は釣りに連れて行きますか!
さて、今シーズンラストとなったフジクワさんとの採集記です。 今回はいくら行っても採れないオオクワ(下手くそなんで)いや居ないんじゃないかと思う、岐阜県の河川敷に挑んできました。 今シーズンはこれでこの地域は2回目、前回は別地域なのでこれもあわせて、3回目の河川敷への挑戦です。 過去この地域には4年ほど前に初挑戦から、未だに成果は出した事がありません。山梨に比べると採れる気配はかなり低いですね。ここで当たり前のように採っている方は本当凄いとしか思えないですな。 この地を最後に選んだのは、最後に大きな感動を得たかった。採れなくても、何か手がかりをつかみたい。これぞオオクワ採集の醍醐味でしょう。
朝5時にフジクワさんが我が家に到着し出発!二人とも、採った事もないくせに100%採れると、意味不明な会話で岐阜県に到着! 時間はまだ7時、まだこの地域はどこに何があるか分からないので、まず車を走らせ良さそうな林探します。まあ、中々見つかりませんね。 それならばと軽く歩きますが、そう甘くはありません、途中エノキの部分枯れなどありますが、本命は中々でてきません。いい林が見つからないまま歩いていくと、車でここまで行ける事が分かった。 早速車まで戻り、その先を目指す。程なく走らせると、そこには素晴らしい光景があった。エノキ、柳など広葉樹が広がり、風通しのよい空間が広がっている。ここならオオクワが生息していそうだ。 道は二手に分かれ、どっちにすると迷っていると、フジクワさんが
”こっちにしましょう”
おお、やっぱこっちか。さすがやるな。私もこっちだと思っていた(^^; 立ち枯れに部分枯れ、それに倒木と多くあり、チェックする箇所がかなりある。このロケーションならと叩くと、本命はいないがかなり虫気がある。この地ではコクワに混じってオオクワが1〜2頭混じっていることがあると聞く。コクワが出たらオオクワが入っているぞと慎重に確認していく。中々本命には出会えるはずもなく先へ進むと、とんでもないものが目に入った。
そこには、高さ10m以上、太さ80cmの柳の立ち枯れが、近くにも同程度立ち枯れがあり、手付かずである。そう、このポイントに入るときから思ったのだが、こんないい林に誰も入っていない。お宝を見つけたぞと、気になる部分に斧を入れると、ぶっとい食痕が出た。 次に現れたのは、コクワの3令だ!騙されないぞと、次々現れる食痕を追っていく、いくつもの3令を出した後、1頭太いお尻が見えた。ドキドキしながら、取り出すと……
ん?コクワの顔しているが頭がデカイ。今まで見た事の無い頭幅だ。こんなにデカイコクワがいるんだろうか?まあ、いるんでしょうな。結局こんないい材からも本命のオオクワは見つけられなかった。この材は毎年楽しめるだろうな。
しかたなく歩いていくと、カワラの付いた柳が転がっている。数年前に折れて落ちていたようだ。一発入れるといい感じで白枯れている。数発いれたその先にはぶっとい食痕が現れた。慎重にその先を追っていくと、ついにその瞬間がきたのか……、フジクワさんを呼んで状況をみてもらう。
”でちゃったよ〜”
完全に舞い上がっているが、後々良くみると、おそらくコクワのようだ(^^;しかし、これまた先ほどのコクワより頭幅がある。この頭幅はオオクワの3令メスに匹敵する。でも、コクワの顔をしている。もう、頭の中がパニックになってきた(汗)
その後は成果も無く、お昼を過ぎたころ車のところまで戻ってきた。まだチェックしたい部分はあるのだが、この日は猛暑で車の温度計は27℃、水分が足りなくなりコンビニへ買い物に。そこで買ったアイス”ガリガリ君”がこれほどおいしいとは思わなかった。 また、この気温で朽木の中にいたスズメバチは外界との穴が繋がると、飛び出し羽をバタつかせる。正直、この状況は下手するとやばい。すでにアシナガバチは飛んでいるし……。
午後はどうするかと悩み、もう少しこの近辺を車で探索する事にした。
つづく
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