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2009/05/19(火)
白目なコクワ
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ここのところ長女が鉄棒にはまっていて、時間ができると公園に行って逆上がりの練習をしています。どうやら幼稚園で夏までに年長さんは全員できるようにするようです。 日曜のこと、雨の合間を縫って鉄棒をやりにいったんですが、ここ数週間でだいぶ成長していて、もう少しでできそうです。 運動神経いい子はすぐにできているんですがね。すぐに出来ないのも個性でしょう。オヤジが手本を見せることはできても、それをどうやって教えていいかわからんですね。難しいっす(^^;
その後ランニングをしたんですが、スピードがあがってきていましたな。自転車で体力ついてきたとは言え、子供の体力はそれを超えてますな。
さてガス検知器故障事件で接種がうまくいっているか心配だった自作菌糸ビンですが、なかなか菌が伸長してこないのでおかしいなと思っていたら、いつも手にとる1本はなんと……
種菌を接種してなかった(爆笑)
まさかのミスをしちゃった。他のはちゃ〜んと菌が回り始めていました。まだ成功かは分かりませんけどね。
で、昨年灯火採集でゲットしたコクワのホワイトアイなんですが、同産地のメスとペアリングをさせて、産卵させ10頭ぐらい羽化させました。コバシャ小にオオクワの食痕入れて、まとめ飼いしているんですが、コバシャの外から見る限り蛹室内のコクワは全部ブラックアイで羽化してきました。これは予定通りです。 種親♀が野外個体なので、もともと他のオスと種付けされていた可能性がありますので、1世代目がWB個体かは不明です。 希望としては
オスがWW X メスがBB
なのでF1はWBになっているはずです。これをペアリングすると1/4の確立でWWが羽化してくるはずですが、どうでしょうかね? 幸い種親のオスが生きていますので、
ホワイトアイのオスWW X メスWB
が実現できます。この組合せだと1/2の確立でWWが羽化してきます。 これはメンデルの法則なんでわかりやすいのですが、これをオオクワの大型個体のペアリングに適用しようとすると、まずうまくいきません。 以前遺伝子の本を何冊か読んだ際に出てきたのがエピジェネティクス。この意味は調べていただくとして、個体差はこの部分にあるのではないのかと考えたことがあります。それに、発生生物学の本を読むと卵から孵化までの過程で細胞内では様々な仕組みをもって、体が作られています。重力も重要な要素のようで、卵の中身は神秘的です。受精したときから既に羽化サイズのポテンシャルは決まってしまうのではないかと勝手な妄想だけはしました。 後天的な要素として、クワガタの幼虫の場合、例えば容器の大きさがあります。これが小さすぎると、確かに大型になりにくくなるわけで、ポテンシャルを引き出すのはやはり飼育方法によるところが大きいのは間違いないですな(^^; ブリードの醍醐味の一つは血統を作っていく事にありますなあ。
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