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2010/02/02(火)
香川遠征2日目
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帰宅したら長女が折り紙のツルをプレゼントしてくれました。ちょっとしたことですが嬉しいですな。
さてさて、だいぶ間が空いてしまいましたが香川遠征2日目です。
初日の晩はクワ談議したあと温泉に入ってビールを飲んだら、前日の寝不足もあって爆睡していました。 Y氏の足は痛みが少しあるようだが山には行ける!状態になっていて一安心。 朝からバイキングで和食から洋食、それにチョコケーキまで食べちゃいました。
2日目はポイントは絞り込まず、その地方を車で走って良さそうな林を探索することにした。と言うか私が行ってみたいところをあらかじめ勝手に決めていただけでなんですがね(笑) 車を走らせ竹林が多いところをぐるっと歩いてみようと言うことになり、歩いていくと朽木は全く無い。じゃなくて広葉樹が無い。それでも歩いていくと、太いクヌギが現れた、これが朽ちていればと思った矢先、太さ、高さともに申し分の無い切り株を発見。ロケーションはバッチリ!これはもらったぞ〜。
一発斧を入れると、う〜んちょっと柔らかいようだ。水分大目だがこれだけ質量があれば、いい部分が必ずある。Y氏とフジクワさんに削ってもらうと、カブトの食痕に混じりクワガタの食痕が現れた。細めのものからはコクワが大量にでてきた。太い食痕はカブトに見えるが1本だけ違うように見えた。その食痕を追ってみると……でかい幼虫が。 食痕は下へと向かっており、水分は大目、取り出してみると立派な終令ヒラタのオスだった。もう少し硬ければオオクワ材だったかもね。ここも誰も来ていないようで、香川は採集者が少ないのかポイントを大きく外しているのか、昨日からほぼ採集者の痕跡を見ない。
その後も良さそうな材や林があったら行ってみることを繰り返すが、そう易々とオオクワには巡り会えないものです。ここら辺からようやく採集者の痕跡がチラホラ見え始め、ここが香川のオオクワ中心街なんだろうか(汗)
ポイントを移動しながら皆でそれっぽい気配を感じるところを見ていると、竹林の中に太目のクヌギ林があるのが見えた。三手に分かれて状況を見てみると、かなり太い切り株があり採集痕もあった。このような林は朽木が少ないが探せればオオクワがいる可能性が高いだろう。そう信じて一回りしてきたときであった。一番良さそうな倒木をフジクワさんがチェックし始めていた。 既に2頭怪しい2令っぽい幼虫を割出していたので見せてもらうと、ん〜これはオオクワかヒラタだろうか?益々怪しくなってきた。 正直経験不足な私にはヒラタとオオクワの2令は同定は、まだまだ難しい。 その後Y氏も加わり、その状況を見守っているときであった。無言のまま取り出したでかい終令をみてフジクワさんがまたヒラタだと言い始める。幼虫を手渡してもらうと……
”おめでとうございます!”
”本当ですか!!”
いつも冗談ばっかり言っているので、私の言うことを信じないフジクワさん(笑)だから今回のは真剣に本当だって(^o^) このときの彼の表情を見ているのが私の醍醐味だ(笑)本命がでたことで、思いっきり真剣になっている。途中交代しますかと聞かれるが、いやいや私はこっちで見ているのが面白いのでと内心思いながら断った。結果終令は1頭のみ、不明2令が5頭、やりましたね、フジクワさん!!
時間はあっという間に過ぎ、昼飯はまたもや”うどん”香川に来て3回目のうどんも冷やしぶっかけに天ぷらと生卵付き、ここのもレベルが高かった。
さて、残された時間は少ない。 時刻は14時を回っているが、気力だけは最後に沸いてきた。午前中と同じように雰囲気のいい場所を回るも、出てくるのはヒラタ、ノコ、コクワと食痕の太さでドキッとするが、中々オオクワはでてこない。そのまま暗くなり始めた17時半まで粘るも、追加はできなかった。
帰り道は今回の採集を思い出しながら、次回の野望や夏の東北遠征など大いに盛り上がりました。
今回の成果はラッキーでしたな。探索でオオクワが採れることは稀であって、いい場所を見つけられた。これは過去この地に採集に連れてきてくれたクワ友さんから経験をさせてもらったことが大きいでしょう。この地は様々な事がありましたが、そのおかげで今の状況があるわけで本当感謝ですな。 特に私の成果は昨年の残りを頂いてきただけなので、やはり何処にいってもオオクワ採集は厳しいものですな。この材は昨年クワ吉さん達と来ていたとき、たまたま自分が見つけたものだが、1♀しか発見できなかった事を相談して、今回の成果に繋がったことに改めて感謝です。
今回の旅はY氏に怪我があったことが、私の中では本当残念で申し訳なく思っているのだが、3人とも笑顔で帰宅できたことは、本当よかった。 どうもありがとうございました。また、楽しく行くで(笑)
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