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2011/12/29(木)
今年もありがとうございました。
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朝から大掃除をしてクタクタになりました。 クワ部屋もやりましたが、拭き掃除するとトビムシが結構いましたね。あいつは菌糸ビンに入るとなんであんなに臭いんでしょうか。
明日より実家に帰省しますので、今年の日記は今回で最後です。 今年も1年このきまぐれな日記を見ていただきありがとうございました。この日記ももう7年目に入っていますが、クワガタのネタが主なので同じような内容も多いですね。 カウンターは現在68万までいきました。継続できれば100万までいってみたいですね。
さて、今年一年をクワガタのみで振り返ると 冬季採集では新年早々1月2日の採集、山梨でしたが夕方にオオクワが出たので気温2℃で夜9時までかかって割り出しました。こりもせず次週は初の飛行機を使った採集で熊本に向かいました。3日間の予定で朝は5時半からナイターまでやっても中々出ない。本当に焦って、3日目にようやく終令が大量に出ました。2月に入って香川に行きましたが、珍しく吹雪になり高速通行止め、それでも入った雪山は本当危険でした。オオクワが出た事はよかった。そして、能勢地方で採れたオオクワの幼虫と思われた個体群は、後にオオコクワとして羽化してきました。これは半分ゲットでしょうか。 と書くと簡単に採れていると思われそうですが、実はいろんなところに探索に行っています。採れた情報も無く雰囲気のみで行っているところも多く、当然ながら坊主が山のようにあったのは事実です。坊主の時はあまり日記に書いてませんから(笑) 灯火採集では新産地でのゲットが2箇所ありました。おそらく採集された方はあまりいないところだと思います。ライバルも少ないので、このような場所でのゲットは今後につながります。でも薄いですがね……。そして、満月にも、台風にも勝ちました。別に満月の時や台風の時に行きたかったのではないのですが、仕事の都合です。 一番はあの日です。そうこの日記を見てくれている方はうっすら記憶にあるかもしれませんが、風もなく気温はほどよく湿度が高かったあの日。普通種は200は軽く飛んできました。21時過ぎから始まったオオクワラッシュ、写真を撮りケースに入れると、オオクワがまた飛来している。夢のような時間が2時間ほど続き、飛んできたオオクワは3♂11♀の14頭、一番は65mmの大歯! そして、11月からまた始まった冬季採集は山梨で初の材割成虫で大歯がでました。でも、それ以外は全て様々な県へと探索してますが坊主です(汗)
ブリードでは裏年の羽化個体群は久留米で頭幅29mmを超える個体が5割を超える血統も出てきており、太さと長さを狙った成果が出てきました。 表年個体群は種親として使用し86mmを筆頭に85mmが2頭、それ以外もほぼ84mmオーバーの種親を使い採卵させました。まだ途中経過ですが、1世代前の成虫サイズへの還元率の良かった個体群と似て幼虫体重の増加具合がゆっくりしています。 長さのある幼虫が後々成虫サイズへ結びつくことがありますが、それをさらに超えるため今シーズンは見た目では分からない血統背景での勝負に賭けています。 これから3本目ですが、体重はほどほどに羽化サイズを狙えるような状況になってくれるはずです! 今シーズンの羽化結果で久留米でさらに上を目指すためのサイズの狙い方の方向性が見えてくるはずです。 ただ、これは血統だけではなく飼育方法も関係してくると思われ、特に温度と合わせた餌である菌糸ビンによる過度な体重増加をさせない事がいい結果として出てくるかもしれません。 とまあ、ブリードは推測と言うか妄想の部分が多いので、全部は思い通りにはならないでしょう。
長々と書きましたが最後まで読んでいただきありがとうございました。 これから帰省される方は事故には十分お気をつけください。 それでは皆さん良いお年をお迎えください。
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