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2011/05/03(火)
蛹化の気配
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ようやく蛹化の気配が多くなってきました。 メスは前蛹個体も多くいますが、蛹化ラッシュはこれからです。この1年は引越しとそれに伴う環境の変化で思うようになっていないことが多いですが、それでもそれなりの途中経過はでましたね。 最大体重を記録した久留米39.3gとメスの19.2gは現在蛹室作成するか、暴れるか微妙なラインです。重ければいいサイズが出るわけではないのは昨年の結果からも重々承知しています。昨年は20g台後半の幼虫でも大方が成虫サイズ82mm台となってくれましたが、今年はどうでしょうか。 これから羽化する個体は裏年なので昨年とは血統が少し違います。なので、そううまくはいかないと思っています。ただ同じラインばっかりやると、血統に助けられすぎますからね。要するに面白くないんですよ、意外性がなくて!大型の一番の醍醐味は血統作りですからね。優良血統を作るのではなくて、何らかの手段でそろえて、毎年そればっかりをやると……、結果がでる。ん〜なんか違うなあ。
さて、今日は正月に2令で採集してきた山梨のオスが蛹化しました。PPボトルなので状態が良く見えませんが早いですね〜。期待羽化サイズは60mm後半ぐらいかな。ワイルド個体は70mm前後が頭幅がついてきて、カッコいい個体がでやすいす。羽化させた後も成虫をリビングに持ってきて食卓でじっくり眺めるのはワイルドのほうが多いかな。それだけ見ていて飽きないですね。絞っていない血統だけあって形が様々であり、ディンプルも少ない。それに驚くほどの動きの早さを見せます。 食事中でもケースから出してしまって、ニヤニヤしてるんで家族からは冷たい目線……もなく呆れていますね。でもね、本当カッコいいんですよ。大型でなくても。
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