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2011/06/21(火)
今シーズンの種親たちは
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昨日から菌糸ビンへの投入を始めました。 まだ割り出しも間々ならない状態ですので、少しピッチをあげないとなりません。 入れたのは15頭ほどですが、香川のF1で80.1mmからの子供は頭幅は大きいですね。発酵マットのプリンカップでほとんど2令になっていましたが、頭幅が大きいもので6mm近くありました。終令で12mmは超えてくると思いますので、あとは長さが兼ね備えてくれれば個体差で大型が出てくる可能性はあります。 こうなれば自己採集からの大型血統確立に少し近づきます。当面の目標は大型の1つの壁になる82mm、これを超えるように個体を厳選して血統を作ってみたいですね。何年かかるかな〜。
久留米軍団は昨年好調だったこともあり、種親はほとんど84mm以上と豪華な顔ぶれです。1頭だけ83.6mmというのがいますが、これは頭幅が29.8mmも出た横幅の化け物です(笑) 86.1mmと85mm台2頭の計3頭の今シーズン一番期待の種親からは全て幼虫が採れました。メスもがんばって齧っていますので、大型化による無精卵の心配もなくなりました。 組み合わせ表はまだ作っていませんが、今シーズンの期待は86.1mmを出した10番血統、それに85.6mm、85.5mmの2頭の85mmを出した11番血統、これに平均体長がシーズン最大の83.5mmもあった2番血統をかけています。 10番血統、11番血統も平均体長は83.2mm、83.0mmといずれも83mm台です。 これに羽化不全ながら29gで85.0mmとなった5番血統の血も入ってきます。 この種親なら、1頭ぐらいは最大サイズ86.1mmを超えてきてくれると信じています。 今シーズンは自分の中で血統を開花させたあとの、さらに伸びを楽しむシーズンだと考えています。もう何年もこの事だけに時間をほとんど費やしてきましたが、はじめた当初はここまで継続できるとは全然考えていませんでしたからね。 幸いまだ先がありそうですから、長く楽しめそうです。……と言いたいところですが、いつか限界に達して、追い求めることを終わりにして少しゆっくりしてみたいと思うようになったりしています。
さてさて、今からビン投入と割り出しです。 そろそろ室内作業も息詰まってきましたから、フィールドへと採集に行かねばなりませんね。
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