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2012/10/25(木)
冷え込みますね。
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朝晩ずいぶん冷え込むようになってきましたね。 ここのところ、用事が立て込んで子供の風邪がうつりました。風邪あまりひかないほうだと思っていたんですがね。10年前のオオクワ飼育にギラギラしていた頃に比べればクワ作業も少なくなっているんですがね、おかしいな。
寒暖差が大きいと温度管理が難しくなります。きのこのシーズン、我が家はキノコは生えないように努力しています。
ビン交換はあともう一息のところから進まなくなってしまい、まだ途中ですが32gが一番重いかな。31gや30gも少しですが出てきています。 この体重、以前は重くなる方向がよいかと思っていましたが最近は重くしすぎは失敗かだと考えるように変わってきています。文章として書くのは難しいのですが、血統背景とか菌糸とか温度とか複雑な要素がからんで、体重として表現されているので具体的に書くと長いので、体重は重ければよいものではないということにしておいてください。これは自分の血統と飼育方法の場合ですから、鵜呑みにはしないでくださいね。
今シーズンは我が家は裏年のシーズンなんですが表年のオスを数頭使っています。2009年の10番86.1mmのことを以前書きましたが、それ以外には2番を2頭です。いずれも84mm台の十分な大きさの種親です。 これには狙いがありまして、裏年は太さと長さを狙った個体が多かったのですが、これは実際に狙い通りの方向には進んでいて、頭幅29mm以上が半分以上羽化してくる血統も現れました。 ただ、太さがある分厚みもあります。体積が増えてくる分迫力が増してくるんですが、その分幼虫体重も重くなる傾向になりました。幼虫体重が重いと羽化へのリスクは大きく上がります。 ここへ2009年の2番を持ってきたわけです。この2番は幼虫体重の割りに長さがある個体が羽化してくる傾向がありました。これが次世代でうまくいくほど、血統作りは甘くは無いのは十分に分かってはいますけどね。 血統を作るには一つ方向性を考えて数世代傾向を見ながら進めて行くと、徐々に結果が出てきます。うまくいくかは羽化結果まで出ないと分からないので、地道であり時間もかかります。 それに、これが一番難しいと感じているんですが飼育の安定化です。これが無い限り、傾向を見ていくのは相当難しいでしょう。飼育して3年ぐらいは興味本位で飼育に熱が入るのですが、血統作りは3年ではスタートしたばかりです。これを10年続けろと言われたら、やってみると分かります。確実に家族の協力も必要になるでしょう(汗)他の事にも興味が出てきますので、それに時間が割けない我慢も必要です。おかしいですね。趣味なんですが(^^;
現在オオクワ飼育は血統を重視する方向に進んでいるのは間違いないでしょう。結果はこれまでの蓄積された事の表現でもあるので、現在の状況であれば運も見方にすれば結果は出るでしょう。ただ、以前のような重みは減っているように感じます。 血統を作っていくことの難しさと、結果を出すことの難しさは全然違うと感じるのですが、こんな話を同様に苦労してきた方と話をしてみたいですな。
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