|
2013/10/04(金)
大変なのは最大個体が羽化してから
|
|
|
気がつけば今年も残すところ約3ヶ月ですね。 最近夜冷えるんでおなかを壊すことが多い。梨がうまいので食べすぎかもしれませんが。
菌糸ビンも揃ったので、そろそろビン交換です。今年も新しい菌糸ビンを購入してみましたが使用感はどうでしょうか。 同じ菌糸を使っている方を検索して調べればいいんですが、それはしない……まず使ってみる。失敗してなんぼでしょう。安全な道なんて趣味では全く面白く無いです。
いくつか報告をもらっていますが、久留米は35gぐらいの個体が出ていますね。 体重の伸びは晩成型が私のところでは超大型個体として羽化してきていますが、今年は表年の種親を使っていただいている方が多いので体長の伸びしろは大きいですから分かりませんよ。 以前は体重を伸ばすのは簡単で、それを無事に羽化させるのが難しかったんですが、今は温度管理も設備や情報が揃ってきていますので、それほど難しくはなくなってきています。
超大型個体を羽化させるのは、最近の傾向を見ていると最初の目標でありゴールではないです。実はここがスタートだったりするんですよね。 これでようやく血統作りの基になる種親を自前で用意したスタート地点でしょう。 例えば来春87mmの久留米が羽化したとします。それは凄いことではあるんですが、実はここから更に大型になる血統にすることは、まあ時間がものすごく掛かります。 時間だけかければいいものではなく、それなりの飼育数と絞込みと感が重要であったりします。 最大サイズを若干更新することは運の要素も大きく、過去に飼育してきた方の実績が大きく影響しています。しかし血統を作るのは運では無理ですね。最近は自分が作った血統が他所で超大型個体として羽化すると嬉しかったりします。以前はライバル心が出たときもあったのですが、不思議なものですな。
あと10年したら、久留米もだれかが90mmぐらいを羽化させる血統を作っているでしょうか。 最初は種親を用意する必要がありますが、上記のように現在のスタート地点である、久留米であれば87mmを羽化させたあと、安易に種親を用意するのではなく、ほぼ自身の力のみで90mmまで羽化させる血統を作り上げる方が出てきたら……
一緒に飲みに行きたい(^o^)
おそらく同じペースで継続することがどれだけ難しいかを実感してきているでしょうから、語りたいですなあ。家族の協力がどれだけ得られるかでも成果に大きな違いが出ると思います。 少なくても私はこの後の10年は、経験が出来てしまったので、今までの10年と同じことは出来ません。 久留米党や久留米愛好家の方がいらっしゃいますので、10年後はこの中の誰かがそうなるんでしょうね。私はこの10年で82.5mmから86.6mmと約4mm伸ばすことができましたので、あと3mmちょっと相当長い道だと思いますが楽しみですね。
|
|
|