メルリンカートの気まぐれ日記
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2013/04/24(水) ようやく出会えたオオクワ
気がつけばゴールデンウィーク間近ですね。
私は毎度の事ですが、夏の採集のためにこの連休は採集には出かけません。これぞ長く継続できる秘訣かな。

さて、8年、80万ヒットとかけての80%OFFの抽選ですが、ご応募ありがとうございます。まだ飼育を始めたばかりのかた、結構いらっしゃいますね。ちょっと安心しました。オオクワは寿命が長いですから、種親は来シーズンでもに回すのも面白いです。私は今シーズンはそのようにしました。

さてさて、久しぶりに採集記です。

季節はすっかり春。早朝にマスコさんが我が家に来て出発しました。もう雪の心配は無いが、暑いので体力勝負。これが例年相当きついです。
ラストは山梨にしました。この時期の山梨は抜かれていることも多いので、探すのは結構大変ですが、未知なる土地の探索採集に比べれば、いることが分かっている地域ですので、気分は楽です。
8時前にはポイントについて、早速歩き始めた。朝は放射冷却で少し肌寒い感じだが、少し歩いていけばもう暑い。何年も入っていないポイントへ入っていくと……、誰も来ていないみたいだ。山梨は産地が広大にあるので、オオクワ採集でくまなく歩くことは無理です。斜面を少しはずして歩けば、新たな発見がある。このオオクワの聖地は本当いつきてもいいですね。

こんな感じで数ポイント歩いてみると、気になる部分枯れや立ち枯れは、だいたいチェックされていますね。本当すごい高い台木に登って、ご苦労様です。私はあまり高いの苦手なんです。それでも登りやすい木であれば、10mぐらいでも登りますが、木登りは得意ではないので、ほとほどですね。

お昼を過ぎ歩いては木に登りを繰り返し、既に体がヘトヘトになってきていたが、この日は巡り合わせがよくないのか、まだコクワすら出会えていない(笑)そんな状態のときにようやく見つけたのが、今日排泄されただろうと思われる”熊のフン”!!一気に疲れてしまい、座って遅めの昼食にした。疲労感が出てきているときのおにぎりは格別にうまい。草木はもう青々していて、景色はいい。名も分からない山野草があらゆるところに生え熊蜂が飛び交い、春だなあと感じる。

さて後半戦気合を入れて歩き出す。気になる部分は相変わらず素振り。そして……、ようやく見つけたオオクワ……
この台木は立ち枯れ、相当硬い。ど太い食痕は縦横無尽に走りわくわくするんだが、残念ながら一足遅かったようだ。3頭は確実に抜けている箇所を見つけるに終わり主はもう空っぽであった。ここにオオクワが居たことが分かったので、マスコさんと二人で、今日はこれでもいいねと納得?慰め?していた(汗)

さらに奥に進むと、なにやらハエがブンブン飛び交っている。近づくとやはり……”熊のフン”が大量に!今年はやけに出会うなあ。ちょっと怖くなってきたので、大声を出してここに人がいることを知らせる。熊は臆病なようなので、出会いがしらにならなければ大丈夫らしい。

時間も遅くなってきて最後のポイント。ここはというところに入ったんだが、ここは気になる部分が何箇所もある場所なのでマスコさんと手分けして探していくと、オオはオオでもオオスズメバチだよ。こっちを向いて重低音の羽根音を鳴らすので、とっても怖い。

そしてようやくマスコさんが”オオクワいたよ!”と一言。ホッとした。
初令の顔が見えたところで、そっと取り出し。久しぶりの初令に感動した。いやあこの場所は探索ではなく実績のある場所で甘えてしまったが、さすがに中々これる場所ではないので、居ることが確認できたことで十分であった。
追加でもう1頭初令を採りだしたところで、お土産もできたことだし、このままそっとしておこうと言うことになった。

歩いても歩いても、ようやく気になる木を見つけても、オオクワは本当中々出会えない。ここに居なくてどこに居るんだと思っても居ないものはいない。今回は幸いオオクワに出会えたが、実際に行くと本当少ないことを実感できる。そんな事を感じさせてくれた一日であった。

写真は上がオオクワ終令の食痕、下がオオクワ初令です。


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