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2013/04/03(水)
4.1mm
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ここのところ、頼まれたクワ仕事第2弾で、頭の中がいっぱいです。何をやっているかは時が来たらこの日記に書きますね。 4月になり新たなクワシーズンが始まりましたが、オオクワはまだ寝ていますね。 3月から温度がかかった環境に移しましたが、マットは深く入れたままだったこともあり、大半が寝ぼけています。 そろそろ本格的に起きてもらいます。今シーズンは表年!ずっと累代してきた久留米血統も最大は86.6mmと10年前初めて羽化した80mmオーバーである82.5mmから4.1mm大きくなりました。
たった4.1mmなのか、やっと4.1mmなのか。私の中では後者です。 あと10年すると90mmいっているんでしょうかね。大型化すればするほど、1mmに対する体積も増えますから、そう簡単にはいかないでしょう。 だいたいあと10年も自分が同じ勢いではやっていないでしょうから、誰かが出してくれるでしょうね。 10年前の久留米血統は80mmは超えてきましたが、まだ少数でした。それが80mmオーバーが多く羽化するようになって、今では83mmまでは多く羽化するようになりました。 90mmが羽化する状況はどうなっているかと考えると凄いです。85mmは当たり前に羽化して、87mmぐらいまでは割りと多く羽化します。88mm、89mmは少ないながら羽化して、その中で突出して1頭が90mm越え。オオヒラタの世界です。同じドルクスでこれ以上がいるので、国産オオクワも累代次第でしょうね。 ペットの歴史は人間の遺伝子操作、いわゆる種親の選択によって新たな種が生まれています。国産オオクワに限っては希少ながら採れることもあり、別種との混血、ハイブリッドはタブーとされてきているため、犬のようなバリエーションはありませんが、それでも確実にワイルドとは違う個体になっています。 私個人的には採集に好んで行っていることもあり、別種と掛け合わせるどころか、自己採集したオオクワはかなり細かい部分の産地まで違いがあると掛け合わせるのは嫌で、どうしてもそのポイントのオオクワを累代したいときは、オオクワを採集に行きます。これはオオクワ採集やっているかたは、だいたい同じでしょうか。
どこまで、サイズの記録を更新できるか分かりませんが、今シーズンは羽パカとは言え87.2mmもいます。同じようにお尻が出ていますが、86mmが1頭。完品は86mm1頭に85mmも2頭います。豪華な種親が揃いましたので、楽しみであります。ここ数年ちょっと気になっているのはオスは大型化してきているんですが、メスはサイズが少しダウンしてきています。
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