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2013/05/28(火)
そろそろシーズンイン
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今日から東海地方が入梅。早いですね。その分早く終わってくれると嬉しいです。 そろそろ、灯火採集シーズンが始まります。早ければ次の新月ぐらいでオオクワ飛来するかもしれまんね。 この灯火採集やってみるとわかるんですが、オオクワに限らず他の昆虫の飛来する時間や発生時期がわかります。面白いもので、オオクワは他のクワガタとは違う時間に飛来することが多いです。しかもタイミングを合わせたように、ほぼ同時刻に2頭飛来することもあります。同じ洞から飛来しているかまではわからないのですが、それでもオオクワの生態を調べるには面白い採集方法です。 極端な例ですが一昨年一晩でライトトラップだけで14頭オオクワが飛来した日があります。この日はマスコさんと二人で採集をしていましたが、21時ぐらいまではオオクワの飛来がゼロ、ミヤマ中心に普通種の飛来が非常に多く。数えていませんがその日は200を軽く超えるぐらい飛来していました。そして、時はきます。21時を少し過ぎた頃にオオクワが来たと思ったら次々にオオクワが飛来します。およそ2時間の間に14頭。これだけオオクワが飛来したのにも関わらず、19時から翌日1時までの採集中に2時間という集中した時間にしかオオクワは飛来していません。 これは一例なのですが、場所や時期により夜中2時ぐらいに飛来することもありました。大体決まりはありますが、例外もあり自然相手の採集は何が起こるかわからないから面白い。
さて、オオクワの産卵ですが86.6mmの子供が一頭孵化しました。やはり大型のオスから幼虫は安心します。 それに87.2mmからの卵も丸いものが得られました。この87.2mmは予想もしていないところから突然変異のように現れました。このような個体は後世に何か残す!これが次世代になるのか、その先になるかはまだ分かりませんが、このような個体が羽化した直仔もしくは兄弟からは、楽しみな個体が羽化してくることが多いです。このような個体が起爆剤になって、88mmオーバーなんてのも夢ではないかもしれませんね。
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