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2013/09/16(月)
台風直撃か!!
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この日記を書いているのが16日の日曜日のAM7時30分、台風がここ浜松もしくは御前崎辺りにもうすぐ上陸するようです。 庭木が薙ぎ倒れそうな勢いですが、自然の驚異には敵いませんね。我が家は海が近いので2年前の台風直撃のときは塩害がひどくて畑の作物がほとんどダメになってしまいました。今回は今のところ塩害はなさそうですが、もう祈るしかないです。 各地でも相当被害が出ているようなので、皆さん無理はしないで待機ですね。近所の農家のおじさんは朝畑へと出かけていきましたが、気になっても待機です。
さて、クワ部屋は食痕の目立つ菌糸ビンが増えてきました。今年はどうでしょうかね!? 累代してきた感じから妄想すると、今の世代で36〜7g辺りで87mmぐらいが完品羽化してくれるんではないんでしょうか。累代飼育ですから長い目で累代していかないと見えないものもあるでしょう。 2007年の19番、平均体長、還元率が特に良かったこの血統から今85や86mmが羽化してきているのが多く、他所でも最近はこの血を受け継いだ個体が超大型個体として羽化してきています。 血統は期待を裏切らないのですが、これにはブリーダーの努力や数多く飼育してきた中の1頭の結果でしょう。いくらいい血統を作っても次世代で結果を出すのはブリーダー次第です。飼育は温度を整える環境や菌糸ビンなど情報はありふれていますので、もう上手い方はたくさんいらっしゃいます。でも、血統を作るとなると時間がかかりますので苦労しますね。血統により目指すところは変わりますが、今の久留米なら89mm辺りを羽化させることが出来れば相当凄い血統の作出者になれますね。 時間とか労力とか抜きで考えると久留米で年間2000頭ぐらい飼育できると、凄い個体は出せるような気がします。1♀20頭産んで100♀分です。これだけあれば、組み合わせを考える必要もなく、思うままに試せる。でも、現実的には無理ですから種親を選別する目が必要なようです。これもブリーダーの腕かな。
そろそろ秋の寒暖差が多い季節となりますが、BE-KUWAに私の温度管理方法を記載しました。 具体的な調整方法は環境により変わりますが、これをものにすると菌糸ビンの状態は一気に良くなります。こうなると兄弟の傾向も見えるかもしれません。温度管理が上手くできるようになると、今度は温度帯を変えて比較をしたくなります。 でも、そんなに精度の高い温度環境をいくつも用意できませんし、それなりの個体数を用意しなければ見えてくるものがないので、私は1シーズン1回限りで試しています。 温度は何度に設定するのではなく、どのタイミングでどれだけ変化させるを重要視したほうが良いです。やってみるとわかりますが、思う通りには本当なりませんよ(^o^) あと、最近質問が多いので書きますが情報はあまり仕入れないほうがよいです。誰かがこの温度でこのサイズが出たなんて情報は完全にそちらに流されてしまいますので(^^;
さてさてこの日記を書いているうちに台風は豊橋に上陸したようですね。松野さんは大丈夫かな!? 明日から北海道へ出張しますので、1週間ほど留守にします。メール等の返信は遅くなりますが、ご了承ください。
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